3ヶ月ほど前にロイヤル・ハワイアン・センター主催のラウハラ工作講座に参加し、そのレポートをブログに掲載いたしました。
講座ではインストラクターと二人の補助インストラクターによりスムーズに進行し、無事にブレスレットを作成できました。
そして素材と工具が「☆い~」という話がありましたので探すことにいたしました。
素材のラウハラロール?はワード・ウェアハウスの「ナ・メア・ハワイ」で販売しているのを知っていましたが、さすがに専用の工具までは入手不可能でした。
そこで工具は手づくりをしているかたに作成してもらうかたわら、出版されている指導書を入手することとしました。
左下の「How To Weave ・・・・」という本はタイトルのようにブレスレット製作に特化した本ではありますが、総カラーページで大変分かり易い写真が満載され、しかもラウハラの扱い方すなわち細く切り分ける(ストリッピング)方法や工具の説明も詳しいので大変役に立ちそうです。
内部の例です。
一方、右上の「The Craft of・・・・」は黒色印刷ではありますが、ブレスレット以外の作品の制作方法についても詳しく書かれていますが、惜しいことに絶版になっているようで、中古本を探すしか入手方法はなさそうです。
あとの2冊「`Ike Ulana Lau Hala」と
「The Story Of Lauhala」は
直接「制作方法」が書かれているのではないのですが、ラウハラ工作の背景を知るのには優れた参考書といえます。
まぁ当面、最初の2冊があれば工作には十分でしょう。
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素材と工具です。
素材のラウハラは主としてタヒチから輸入しているそうで、上記ナ・メア・ハワイでも「タヒチ産」と表示されていました。
しかし、ハワイ産が入手できたらこのほうが品質がよいそうです。
ラウハラを必要な幅になるようにスリッティングする道具が「ストリッパー」で「ハンド・ストリッパー」と「ボックス・ストリッパー」の2種類あります。
ハンド・ストリッパーは必要な幅に埋め込まれた刃を持つ数種類の固定幅の道具です。
一方、ボックス・ストリッパーのほうは刃の幅を可変できるタイプですので用途に合わせて必要な幅のスリッティングを行うような道具です。もちろん異なる数種の幅を一気に切り取ることも可能ですね。
これは上記の「The Craft of・・・・」に自作用の寸法も出ています。
刃の部分のアップと横から見たところです。プラスチックのプロテクターもあって安全ですね。
ラウハラの端を引っ張り出す「ピッカー」と
隙間を広げる「リフター」
そしてスリットしたラウハラの端面のケバを取り除く「スクレイパー」です。
いずれの工具も手元にある錐やヘラでも代用できますし、このスクレイパーはカッターナイフやはさみの刃で代用できます。
一応これだけ揃うとラウハラ工作はどんどん進められます。
ただしブレスレット程度でしたらよいのですがバッグや帽子されにはマットなどに挑戦するとアッという間に素材がなくなりますので予備を持っていたほうが良さそうですね。
2016年もよろしくお願いいたします!!
どこまでできるかアレですが、とっても楽しみにしています。
マハロ~♪