(このイラストはネットのフリー・イラスト・ページからお借りしましたが、PC昇天に伴ってリンク先が分からなくなりました。分かり次第URLを記載いたします。)
いつも「長い記事」という悪評を頂いている私のブログですが、今回は比較的短くまとめました。でもyoutubeのリンクを31本も張っていますのでマトモに鑑賞いただくと2時間はタップリと掛かるはずですのでご注意くださいね(笑)。
2月4日は春分の日、そしてその前日2月3日が「節分」ということで各地の鬼にとっては厄日に当たります。
その「鬼」はいつも元気なことがとりえなのですが、たまに何らかの病気に罹ることもあるのでしょう、その病気を「霍乱(かくらん)」と言います。ネットの「語源由来辞典」によると、
すなわち健康そのものの人間が病気に罹ることにも当てはめて「鬼の霍乱」というように使われています。
私が「健康そのもの」かどうかは別にして、まぁ大した病気にも罹らずにこの歳(・・・っていくつ?)まで生きてきましたが、節分の当日に今まで経験したことの無い激しいめまいに襲われました。
その数日前からすうっと意識が遠ざかるような気分になることが起こっていて多少不安な感じがしたので2月中旬に日本から来る義妹ファミリーと計画していたトレッキングを私だけキャンセルしておいたのですが、結果としてそれは正解でした。
そしてついに節分の日当日になって激しいめまいに襲われてしまいました。なにしろ世の中がグルグル回転するために立っていることができなくなったのです。
最初はこのトシですので、もしかして脳梗塞にでもなったのでは、と自己診断したのですが、話している言葉は以前と変わらないイイカゲンなものなので、特にここへきて悪化したようにも思えません。とりあえず家内に頼んで診療所に同行してもらおうとしたところ、歩行が定まらずあっちへこっちへと揺れ動くばかりで前に進めません。
普段は歩いて行ける距離にある診療所なのですが、止む無くタクシーを呼んで向かいました。診療所にいるあいだも吐き気に襲われ続け、とにかく薬の処方箋を貰いました。診療所の話ではそれ以上何もできないので必要を感じたら大病院のER(緊急診療室)へ行くとよい、といわれたのでmacさんご夫妻にお願いしてどちらかのERに連れて行ってもらおうとしたのですが、「生死にかかわる患者で無いと何時間も放置されるので、それだったら自宅で安静にしていた方が良い」と言われ、私の代わりに処方薬を買ってきてくださいました。
薬は日本で「トラベルミン」として知られている車酔いの薬と同等なものと思われ、これを服用したら激しいめまいはとりあえず収まりました。
でも、ちょっと困った事態になりました。実はNUAの会員の井上康紀さんや元会員の有吉さんご兄弟、そして森川良二さん(もりぞーさんのお兄さんでは有りません!)たちで結成され、各地で活躍しておられる「モアナ・アイランダース」
の主なメンバーの皆さんがハワイに見えるということで、翌4日(月)の私の参加しているカニカピラ(ジャムセッション)にゲスト出演していただくべく準備をしていたのです。
私の持っているスチール、ウクレレ、ギター、アンプ2台などもそこで使っていただくように準備を進めていたのですが、肝心の私がこんな状態ですと、もしかすると会場までも同行できないかも知れないと心配になりました。
とにかく病気を鎮めない限り翌日の計画はダメになってしまうので、その日のうちに翌日の勤務を休ませて貰う連絡をすると共に、早めに就寝し、翌日も午後まで安静にしていました。
翌日は多少良くなった気がしたので、自宅まで来てもらった皆さんと会場に向かうこととしました。ただしいつ吐き気に襲われても良いような準備をするとともにアンプ2台を入れたキャリーバッグのハンドルを杖代わりにしながら歩きました。
まだ病気は治っていないようで、ちょっと振り返ったりするとすぐにめまいがおこるので、できるだけ前を見据えて歩き続けて会場に到着したのです。
会場では彼らの指導者であるサム岩佐さん(もとポス宮崎とコニーアイランダースの若手メンバーの一人だった岩佐三郎さん)と合流し、早速リハーサルに入りました。
まだ時間帯が早かったので借用予定のアップライトベースが届かず、ベースの渡辺さんは手ぶらで歌っていました。
それではリハーサルの中から何曲かお聴き(ご覧?)ください。
まずは途中からですが「赤いレイ」、続いて「倖せはここに」、「浜辺の唄」、そして「Beyond the Reef」です。
コーラスがステキですね!
そして、いつものハウスバンド?の演奏でパーティーがスタートしました。レギュラーメンバーのギタリスト。アーニーがこの日は最後の頃に参加したので、最初はリーダーのレナ、ベースのホヴィーそして私の3名です。
ただしこのホテルのオウナーで今年90歳になるフォン氏もハワイアン大好き人間なので一緒に参加して唄とウクレレを披露しています。
それではハウスバンドの演奏で「He Hawai`i Au/ White Sandy Beach」、フォン氏の唄で「Pearly Shells/ Tiny Bubbles」、「God Bless My Daddy, Mom」、そして「Island Style」の合計4曲をどうぞ。
いよいよ本日のゲスト・グループ「モアナ・アイランダース」の登場です。
まずはテーマ曲の「Hawaii Calls」、続いて「Kaimana Hila」観客の中からフラが加わりましたのでサムさんがパアニ(インストゥルメンタル)を抜くように指示していました。
次は「Kanaka Waiwai」そして「Honolulu How Do You Do?」です。
そしてサムさんがギターと唄で参加しました。まずは「Chotto Matte Kudasai」です。
サムさんは「Ke Kali Nei Au」のデュエット相手を探したのですが居なかったため急遽「Pua Mae`ole」をファルセットで歌ったのですが、モアナの皆さんとは打ち合わせていなかったようで、途中から私が飛び入りでスチールを弾かせていただきました。
さらに、私がなぜか居座ったまま(汗)サムさんのテーマ曲でもある「Ku`u Hoa」を演奏してしまいました。ごめんなさい!
そして最後の演奏は「グッバイ・ホノルル」でした。モアナの皆様そしてサムさん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
ここからはたくさんのゲストが入り乱れて?のカニカピラです。特に土屋さんと三好さんの歌が華やかでした。曲を羅列しますね。
「Papalina Lahilahi」、「I Kona」、「Hele On To Kaua`i」、「Hanalei Moon」、「Koke`e」そしてなんと珍しいマンドリンで参加された三浦さんによる「`O Sole Mio」です。
続いて「Sands Of Waikiki」、「Ke Aloha」、「Lei Ho`oheno」、そしてハウスバンドのテーマ曲(今頃!)の「Kuhio Beach」、「Kansas City」、「Lei Nani」、「Puamana」、「Pua Lililehua」、クロージング・テーマの「For You etc.... 」の合計31曲でした。お疲れ様!
モアナ・アイランダースとハウスバンドの記念撮影です。
私からモアナの皆さんへのささやかなプレゼント「ハワイアン・パラダイス全番組収録CD」です。PC昇天に伴いこれが最後の作品になりました(涙)。
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モアナの皆さんは翌日ハレクラニでグレッグ・サーディナ・トリオ「ポオケラ」:ババ・アルムートとクリス・カマカの演奏を楽しみ、
その翌日はカニカピラ・グリルでのシリル・パヒヌイ・トリオ:ジェフ・アウ・ホイ、ピーター・ムーン・ジュニアも楽しまれたとのことでした。
今回、ご兄弟で会社を経営されている有吉さんは弟さんを日本に残して来たとのこと。次回はぜひ全員でお越しくださいね。
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トレッキングに出かけた義妹ファミリーは素晴らしい景色を堪能したとのこと。でも私が加わったことで足手まといにならなくて良かったとおもいます。
今回の発症(たぶんメニエル病)の原因としてひとつ思い当たることがあります。それはその数日前に肋骨を強打したことで同じ診療所で「骨の痛み止め」を処方してもらいましたが、それを服用したことによる副作用ではないか思うのです。とは言ってもシロート判断は禁物ですが、今回のめまいでその診療所に行ったところ、その「痛み止め」の服用を即時中止するように指示されました。詳しい説明は貰えなかったのですが両者に何かの関連があるように思えてならないのです。
その因果関係を再確認するためにはその「痛み止め」をまた服用してみればよいわけですが、まさかそんな「人体実験」もできませんし・・・・・・・(涙)
でも、たしかに「モアナ特集」のような記事内容ですね。
5月にお会いいたしましよう!
早速マットさんのブログを開けて驚きました。
信じられない程の、モアナ特集と言っても良いブログの内容ですね。 感動しました。取り上げて頂いてありがとうございました。 5月にお会いできるのを楽しみにしています。渡辺勇一
次回はフルメンバーでお出かけくださいね。
せっかくウェブカメラで窓の外の風景を実況中継できるようにしたのに・・・・
いちどスケジュールを決めて交信して見ましょうか。
メールを待ってますよ。
SkypeとFacebbkにメッセージ送ったのです~、、、
大変だったのですね。
再発しないことを祈ります。
NUAでしのさんと遭遇できるという幸運な会員はほとんど居ないので、ぜひその一人になりたいと思います。
彼らのステージを聞かせていただき、なかなかの実力グループであることを実感しました。とくにコーラスが素晴らしかったです。
5月に約1か月間日本に行くので、そのあいだにウマイSG奏者が入ってしまうかもしれませんね(涙)
来月のNUA月例会を期待しています。
行けないかもしれませんが。
よほど楽しかったのでしょうね。
NUAでのマサカサンズは、なかなか実力のある人気バンドです。
時間がとれたらまたいつかの月曜日すぐにでも飛んで行きたいです。