「隆慶一郎」とは懐かしい名前である。書店の本棚で名前を見つけて手が伸びた。
花と火の帝は買っていると思うがでも記憶が曖昧で・・・探しても見つからない確率が高いので購入した。
手元の本棚をみるとデビュー作の「吉原御免状」が昭和61年2月・「鬼麿斬人剣」昭和62年5月 「かくれさと苦界行」昭和62年12月・
手元に見つからないが「影武者徳川家康」「一無庵風流記」とつづいて時代小説の奇才だったのに平成元年11月に亡くなっている。
60歳で作家になり65歳で亡くなっている。時代小説の面白さを爆発的に見せつけて読ませてくれたのになぁ・・・
当時も今も本当にこの作者が亡くなったことは残念だという思いがある。
25年の時間が経過して、今読み返しても大変面白い。