暗い雲が空をおおっている。寒いが、ひと頃のような痛い様な冷たさではなく春が近くにやってきているような気がする。
夜、布団の中に入ってから読む本を選択するのはむつかしい。興に乗って目が冴えてくるようでは困るし、すぐに眠たくなるような本だとチョイト時間がもったいない。ああ!「そういうこともあるな」とか「なるほど」とか「そうなの?」という言葉が頭の中に浮かんで気持ち良く眠れる本が良い。今読んでいるのは萩原魚雷著「古書古書話」本の雑誌社2019年刊。この本はぴったりの本で古書紹介のエッセー本です。
しかしこの本は後を引くのです。紹介された古書が読みたくなる。今はネットで簡単に手にはいるので、危険な本でもある。
NikonZ7 f1.4/35mm7Artisans