PS

また明日

Ｇｏｏｄ night

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さようなら

蚊の交尾中

オイオイ！オイラの腕に飛んできて交尾をするなんて・・・不逞野郎だ！

チクワ

チクワは病院から我が家へ帰ってくると　爪とぎダンボールで前足の入念な爪とぎをして

そして大量の水を飲む　（猫はなかなか水を飲まないといわれているがチクワはとにかくよく水を飲む）

それからダンボールの猫家に入り毛づくろいをして北側の台所へ移動して窓から外を眺める

これが病院から帰ってきたときの行動パターンです


なんらかの意思表示があるのでしょうがオイラには良く分からない

六角精児著 三角でもなく四角でもなく六角精児 講談社

週刊現代で初稿を読んだので早く単行本にならないか首を長くして待っていた　現在でも連載中！

待合室

ネズミですか？と思わず聞こうとしたが「猫の赤ちゃん？」と言葉になった

「それがね・・・玄関にいたの！　はじめは誰かが捨てていったと思ったけど家はね・高い塀と階段で囲まれているから人は入れないの？

それでね家には10年以上飼っている2匹の猫がいるけど　ひょっとして子猫を銜えて来たんじゃないかと思うのね・・・2匹とも雌猫だからね

それでまだへその緒がついていて　ミルクを飲まそうと思って冷蔵庫のミルクで良いのか？分からないでしょう・・・

2匹がね　子猫の匂いをかいたりしてそばかな絶対に離れないの・・・」

子猫は小刻みに震えているので被写体ブレを起こしている？いい訳ですけど・・・

診察を終えて　受付で注射器のようなものを受け取った

「先生が言うにはね・・・

子猫の腹に穴が開いているから親猫が捨てていったんじゃないかと言うのよ！」

「穴が開いている？」

「親猫は　この子は育たないと思う子猫を捨ててゆくらしいの　それでホームセンターで行って子猫用のミルクを2時間おきに与えてください

でもね　そんなこと出来ないでしょう仕事もあるし　今日はもう完全に遅刻なのよ・・・」

「こんな生まれたての子を捨てるわけにはいかないでしょう・・・」

石川チクワ

チクワ（雌猫）を洗濯ネットに包んで手提げ籠に入れて

でも車の中では頭だけは出すようにしています

チクワは動物病院へ到着する頃には腰が抜けたようになり全く動かなくなった

診察台へ上がったら石の置物のように固まってしまった

「こりゃトラウマになっているからレントゲンは無理だなぁ・・・血液検査もしたいけど・・・止めときましょう

薬を一日一回に減らして2週間分飲ませて様子をみましょう！」
　

診察が済んで車に入っても動かない