読みかけの小説、二つ。
ひとつ、石田衣良さんの、「5年3組リョウタ組」。最後の1章を読むと、終わり。
もう、半年ぐらい前でストップしたまま。
おもしろい、というか、学校現場を、ちゃんと描いている。
主人公の2人、小学校の先生、良太と龍一にも親近感をもった。
僕も書きたい。
僕は、読むのが、遅い、のろい。
でも、読みたい物は、何年かかっても、必ず読み切る。
だから、読みかけが、いっぱいある。
ふたつめ、は、西村賢太さんの、「苦役列車」。これも、最後の1章。
芥川受賞作だ。
私小説。
僕は、この10年、小説を、いくつか書いた。
どうも、僕が書いているのは、私小説・・・らしい、とこの頃気づいた。
わたくし、の、小さな、説・・・。
もう1冊、買ったまま、本棚に眠っている、ハウツー本。
「人生がときめく・方ずけの魔法」
家の中が、物置みたくなっている。
妻が、4年前、脳梗塞になり、鬱になり、家事が、一時全く出来なくなった。
それまでは、家の中は、整理整頓されて、小奇麗だった。
それ以来、僕が、主夫なった。
おかげで、料理、洗濯、ができるようになり、家事をするのが楽しくさえ、なった。
「男厨房に入らず」で育った僕、なのに・・・。
あれから4年、妻は、元気を取り戻した。医者に通いながら。
妻は、きっと、整理整頓したいのだけれど、できないので、辛いだろう。
今は、もとの妻の、60パーセントぐらいに戻ってきた。
家事の半分は、こなすようになった。
一生、妻の看護で、終わるか、と一時、覚悟を決めた。
小説も辞めた。ギター弾き語りも、声がかかっても、断った。
10年前、56才で、僕は、先生を辞めた。妻は、定年まで務めて下さい、と・・・・。
でも、辞めた。
妻は、先生の妻として気を配ってくれたし、僕の良き人生のパートナーだ。
僕の勝手気ままに、よくも付き合ってくれた、と思う。
僕は、妻の生活時間に、全て合わせた。
半年、1年と経つうちに、妻が、元気を取り戻し、食事を作ったり、洗濯したり、
一人で、買い物にもゆくようになった。
ありゃー・・・・・・・・・!僕は、正直、びっくり、した・・・・・・・・!
なんと、この冬は、妻は、妻の親友に会いに大阪ヘ、2泊3日の旅に、一人で出かけた。
だから、一昨年から、僕は、また、小説を書く練習を始め、
弾き語りも、出かけてゆくことができるようになった。
決して、安心、慢心してはいけないけれど、再発しないよう気を配って・・・。
さて、
「片付けの魔法」とやら、どんな魔法かな・・・。
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