一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

片付けの魔法。

2011-12-31 14:03:40 | Weblog

 

 読みかけの小説、二つ。

ひとつ、石田衣良さんの、「5年3組リョウタ組」。最後の1章を読むと、終わり。

もう、半年ぐらい前でストップしたまま。

おもしろい、というか、学校現場を、ちゃんと描いている。

主人公の2人、小学校の先生、良太と龍一にも親近感をもった。

僕も書きたい。

 

 僕は、読むのが、遅い、のろい。

でも、読みたい物は、何年かかっても、必ず読み切る。

 だから、読みかけが、いっぱいある。

 

ふたつめ、は、西村賢太さんの、「苦役列車」。これも、最後の1章。

芥川受賞作だ。

私小説。

僕は、この10年、小説を、いくつか書いた。

どうも、僕が書いているのは、私小説・・・らしい、とこの頃気づいた。

わたくし、の、小さな、説・・・。

 

 もう1冊、買ったまま、本棚に眠っている、ハウツー本。

「人生がときめく・方ずけの魔法」

家の中が、物置みたくなっている。

妻が、4年前、脳梗塞になり、鬱になり、家事が、一時全く出来なくなった。

それまでは、家の中は、整理整頓されて、小奇麗だった。

それ以来、僕が、主夫なった。

おかげで、料理、洗濯、ができるようになり、家事をするのが楽しくさえ、なった。

「男厨房に入らず」で育った僕、なのに・・・。

あれから4年、妻は、元気を取り戻した。医者に通いながら。

妻は、きっと、整理整頓したいのだけれど、できないので、辛いだろう。

 

 今は、もとの妻の、60パーセントぐらいに戻ってきた。

家事の半分は、こなすようになった。

 

 一生、妻の看護で、終わるか、と一時、覚悟を決めた。

小説も辞めた。ギター弾き語りも、声がかかっても、断った。

 10年前、56才で、僕は、先生を辞めた。妻は、定年まで務めて下さい、と・・・・。

でも、辞めた。

妻は、先生の妻として気を配ってくれたし、僕の良き人生のパートナーだ。

 僕の勝手気ままに、よくも付き合ってくれた、と思う。

 

 僕は、妻の生活時間に、全て合わせた。

半年、1年と経つうちに、妻が、元気を取り戻し、食事を作ったり、洗濯したり、

一人で、買い物にもゆくようになった。

ありゃー・・・・・・・・・!僕は、正直、びっくり、した・・・・・・・・!

なんと、この冬は、妻は、妻の親友に会いに大阪ヘ、2泊3日の旅に、一人で出かけた。

 

 だから、一昨年から、僕は、また、小説を書く練習を始め、

弾き語りも、出かけてゆくことができるようになった。

決して、安心、慢心してはいけないけれど、再発しないよう気を配って・・・。

 

 さて、   

「片付けの魔法」とやら、どんな魔法かな・・・。

 

 

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