本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

TPPはオバマの策謀だ。(大阪秋の陣3)

2011-11-04 16:46:54 | 社会
1.TPP加盟は私は反対である。私の支持する原口氏なり真紀子さん、田中ヤッシーなりが反対するのだから私が賛成する理由はどこにも見当たらない。
 従来通りの対米従属の道を更に歩むのか、それともそんな屈辱外交から一歩でも二歩でも踏み出す努力を今始めるのかどうかという問題である。
 オバマは選挙があるから、日本を引き込んだTPPで米国産品の輸出倍増~「強いアメリカの復興」を謳っている。どこへ倍増するのかと言えば、相手は日本しかない。その日本の農林業は現段階で既に衰退の一途を辿っている。農業就業者の平均年齢は66歳、林業は国中を針葉樹林帯にしてしまったが、安い輸入木材に押されっ放しで後継者もなくお先真っ暗闇である。日本人は今どこで働いているかと言えば、就業人口の主力は第三次産業であることはいつも述べている通りである。

 日本の農業は『農協農業』である。個々の農家は農家足り得る前に一農協構成員であり、農協の指示の下、やれ機械化しろと言われれば種々の新型農耕器具を月賦で買い入れ、圃場整備だと言われれば畦道を改良し、品種改良だと言われれば農協の推す品種に作付けを変更するのである。見栄えの悪い作物を作っても「そんなものは市場に出せない」と言われればまた地面に戻すしかない。個々の農家が農協を媒介として様々な商取引をすれば、自然に農協には莫大な手数料が入って来る仕組みになっている。

2.ギリシャの財政破綻に端を発する「世界恐慌」の危機が取り沙汰されてメディアは連日大騒ぎであるが、問題はいったいどこにあるのか。なぜヨーロッパの一小国・ギリシャが潰れると世界が潰れるのか。

 私は欧米から日本を含むこの自称「先進諸国」による世界支配の構図は最早よれよれで、極言すれば終末を迎えつつあるように思う。世界は新しい秩序を要求しているように私には思われるのである。

 今の世界経済の特徴は『ローン経済社会』である。ギリシャだけではないのだ。先進諸国はアメリカを筆頭に極端なローン経済に埋もれてしまっている。『カード社会』などといった生温い呼び方をされているが、これは実質借金社会なのであり、ここでは金融つまりは金貸しだけが栄える世の中になっているのである。
 つまりはこれはどういうことかと言えば、諸国民は皆、何の保証もない「将来の収入」を担保に借金して、それを右から左へ使いまくって『わが世の春』を謳歌するという、過剰極まる消費経済に埋没しているということなのである。

 合言葉は『借りろ!そして使え!』である。

 これを異常と感じない精神は異常そのものである。

3.この『ローン地獄』的世界体制から日本単独で脱出する道は限りなく狭いように私は思う。

 所謂「年金制度」というものに対して皆さんには大きな誤解があるように思う。我々が今払う年金は表向き自分たちの将来のために積み立てているかのように言われるが、そんなものは単なる虚構~御伽噺に過ぎない。我々団塊の世代がこれまで払いに払った年金は我々より上の世代の老後のために使われたばかりか、全国各地の厚生年金ホールその他の箱物建造に使われ、果ては社会保険庁職員のための保養地施設建設から彼らのゴルフボール代、マッサージチェア代に使われたのである。

「自分がしたわけでもない900兆、一千兆の借金を返済するなんてオラ厭だ!」と新しい世代の人たちが言ってみたところで、革命でも起こさない限りそれをチャラにする方法はない。かつて借金棒引きの『徳政令』は信用失墜を招いただけでみな失敗した。一揆は弾圧され皆殺しになるだけだった。・・というわけで、時間が来たので続きはまた。ww

 ↑ ここまでは京橋のポパイで打った。ここからは京都三条のポパイである。

 以前私が推奨した新世界の「ネットン」という店は、安いのはいいが、「PCの不具合への保障はしません」と注意書きされていて、困ったことに実際不具合が頻発するのである。あっちゃ。

 どういう不具合かと言うと、キーボードのキーがおかしいパソコンばかりなのである。気違いじみた乱雑な敲き方をする客が多く、彼らがみんなキーボードを壊してしまうのである。
 席によって違うが、変換キーが一旦押すとそのまま戻って来ないで全部の変換候補を表示してしまうキーボードとか、Dと打つと「ddddddddd・・」となってしまうキーボードとか、左のシフトキーが使えないキーボードとかで、これでは作業出来ないので、私はその度に席替えを要求していた。

 あとあの店のトイレには「覚せい剤の注射器を流さないで下さい。弁償して貰います」などという注意書きもある。凄いところだ。客層が凄いのである。あちゃ。

 それで「ある日日本で革命が起こったら・・」と夢想する話を書こうかと思ったがここもそろそろ時間である。続きは大阪へ帰ってからどこかで打つ予定だ。w

4.ある日突然日本に革命政権が誕生した。政権の骨子は『反米』と言わないまでも『非米』『離米』『卒米』『脱米』となる。
 それはそうだろう。従来通りの忠米・従米路線を踏襲するなら『革命』などというものは不要である。

 革命政権には国軍が不可欠である。創出するというなら自衛隊である。自衛隊(「有志」だけでもいいがそれでは軍隊の分裂ー内戦状態になる)を従えなくては政権は短命に終わる。自衛隊の主力が革命政権の側に付けば、アメリカだってそう簡単には手は出せない。では「どうすれば自衛隊が政権に従うか」であるが、私の夢想によれば「自衛隊の皇軍化」すなわち天皇家の担ぎ出しが一番話が早い。「天皇に弓を引く」賊軍に自衛隊が転落する可能性は極めて低いと思う。こうして我が革命政権は救国脱米戦線となる。ただここで一つ問題が生ずる。それは近隣諸国との関係である。最低限中国、韓国、台湾との友好関係は保持していないと駄目だろう。軍事同盟も結べたら結ぶ。あっそ。

(近代国家のポリスと兵士との相違を、レーニンは「農村等から徴兵されて来た兵士らは、銃口を自分たちの親類縁者に向けろと命令されれば反逆して民衆の側に付くが、ポリスは最後の最後になって初めて民衆に味方する」と言っている。)

5.府知事候補の倉田氏は本来「反橋下」ではなく、「卒維新」と言っていたのだが今回自民・民主の応援を要請するに至りそういう甘い姿勢では戦えなくなったようである。
 対する維新の会の松井幹事長だが、私などが本人の人となりを知る以前に、やれワンマンだ、サラブレッドだ、金の噂だと、マイナスキャンペーンばかりが報じられている。大スポの見出しでは橋下市長候補の父親が暴力団だと書かれていた。
 見境のないダブル選突入である。万が一「自・民連合」で敗れたなら奴らは大ダメージだということだろう。

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