本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

それで自由になったのかい。(岡林信康)

2014-06-10 18:09:00 | 絵本字本
民主党真っ二つ…前原誠司元代表、50人引き連れ離党も?
日刊ゲンダイ2014年6月10日

民主党の海江田代表(左)と前原元代表/(C)日刊ゲンダイ

カギは金庫に眠る150億円
 日本維新の会の分党が飛び火して、にわかに民主党内が騒がしくなってきた。水面下で蠢(うごめ)いていた「海江田降ろし」が先鋭化、公然と海江田代表の退陣を求める動きが出ている。

 前原誠司元代表は7日、民放の番組に出演して、「野党の遠心力を求心力に変える努力が足りない」「このままでは民主党への期待は戻ってこない」と海江田体制を批判。日本維新の会の橋下共同代表と将来的に合流する可能性については、「100%」と言い切った。

 前原一派のひとり、玄葉光一郎前外相も、「政権に再挑戦するには、代表選が行われるのが望ましい」と言い出した。

 海江田の代表任期は来年9月までだが、前倒しして、今夏にも行うべきだと主張している。

 今さら、シャッポを替えたところで、民主党への期待が戻るとも思えないが、前原に近い民主党議員は、こう言って息巻く。

カギは金庫に眠る150億円

「11日の党首討論で安倍首相を追い込めなければ、今月20日に開かれる両院議員総会で、海江田代表の責任を問う声が上がる。執行部が代表選の開催に応じないなら、党は完全に割れますよ。前原さんと志を同じくする50人規模が結束して、維新の会のように“分裂”を求めることになるでしょう」

 彼らが想定しているのは、前原グループ(約20人)に加え、野田グループや細野グループなどを合わせた総勢50人前後だという。

 しかし、前原一派は本当に離党に踏み切れるのか。カギを握るのは、党の金庫に眠るカネだ。

「民主党には、積もり積もった政党交付金の残高が150億円以上あり、今年度も66億円が支払われる予定です。このカネがあるから、割れそうで割れない。もし、前原グループが離党の動きを見せたら、海江田執行部はカネにモノをいわせて、ひとりひとり切り崩していくでしょう。離党するとしても、せいぜい数人ですよ」(民主党事情通)

カギは金庫に眠る150億円

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、「だからこそ、代表選の前倒し実施を求めている」と、こう指摘する。

「自分たちで執行部を握れば、分党も可能だという考えです。離党では一銭ももらえないが、分党なら、人数に応じて政党交付金が分配される。ただ、海江田代表は加点もないが大きな失点もなく、今は降ろす理由がない。それに、民主党が今やるべきことは、代表を代えるよりも、自分たちの党の足元を見つめ直すことです。政策や理念を徹底的に党内で議論し、その上で、割れるなら割れればいい。そうしないと、野党再編も前に進みません」

 前原一派の分裂騒ぎも、結局はカネの話だ。
 8日の読売新聞は「前原氏、離党も視野」と書いていたが、“言うだけ番長”の前原に、無一文で離党する覚悟があるのか。

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 150億円てほんとかい?
 だったら割るわけがない。
 自分から出たら損だと民主党員の全てが考えているだろう。
 議員たちにとって一番怖いのは票と金だ。『言うだけ殿下』の前原にはそんな根性はない。あったら今頃民主党にはいない筈だ。民主党員たちも思想信条などといった高度な問題?ではなく金だけで繋がっているわけか。成程ね。自分さえ選挙で生き残っていさえすれば、いずれ大金が自由になる。自由になれば幾らでも拝金主義者たちを囲い込むことが出来る。まさに世紀末の日本にはお似合いの光景が繰り広げられるわけだ。

 昔或る人からこういう言葉を教わったことがある。
 それは静岡県の県民性に関する俚諺?のようなものだが:

西の強盗、東の乞食

 というものである。
 食い詰めると西部の人間は強盗に走るが、東部の人間は乞食をやって凌ぐというのである。
 俚諺は俚諺だから信憑性を云々しても始まらないが、食うに困ったとき人間の取る態度は極端に言ったら上の二つに一つだろう。腕力に訴えてでも食い扶持を得るか、それとも他人様の御慈悲に縋るかだ。近頃報道されるのは強盗・かっぱらいの事件ばかりである。『右や左の旦那様・・』と街頭でお恵みをせびる風景はあまり見掛けなくなったように思う。大衆の面前で大恥を晒すより、いっそコンビニ強盗でもやった方が話が早いとでも思っているのだろうか?
 捕まっても死刑になることはない。何年か只飯を食って辛抱していれば、岡林ではないが「そのうち出してくれるさ♪」である。

 静岡県の県民性とどんな関連があるのかないのか知らないが、戦国時代を制したのは家康率いる三河武士の一団だった。三河地方と言えば静岡県西部の西隣りに位置するお隣様である。家康はまた、草茫々の未開の地『江戸』に三河商人たちを招じ入れた。彼らは近江商人と並び称せられる豪腕凄腕の商売人たちだった。

 というわけで、この社会の隅々にまで蔓延ってしまった感のある『拝金主義』を断ち切る妙案はいったいあるのだろうか?という疑問に、私はここでも突き当たるのである。

それで自由になったのかい。(岡林信康)要クリック。


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