本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

楽天&ホリエモン裁判他。

2006-09-03 22:36:12 | web・メディア
「ウィキペディア」の不利益情報、楽天証券社内から削除 2006年 8月31日 (木) 10:56(朝日新聞)

 ネット証券大手「楽天証券」社内からの投稿によって、ネット上の百科事典「ウィキペディア」に掲載された同社への行政処分情報などが削除されていたことが分かった。同社も事実を認めている。ネット上では、「自社の不利益な情報を隠す行為」と批判が高まっている。

 ウィキペディアが公開している編集履歴によると、「楽天証券」の項目で会社の沿革を説明した部分から、7月6日と8月8日の2度にわたり「05年11月に金融庁から業務改善命令を受けた」とする記述が削除されていた。投稿した端末のIPアド レス(ネット上の住所)も公開されており、楽天証券社内にある端末と判明した。

 また、同じIPアドレスからの投稿によって、楽天証券の提供するソフトを説明した項目から「最大の欠点として、非常にサーバーダウンが激しいこと」とした記述も削除されていた。

 ウィキペディアはネット上の誰もが項目の投稿・編集に加わることができる。ネット上の掲示板などでは、今回の削除について「自社が行政処分を受けた事実まで隠すのは行き過ぎ」といった批判が相次いでいる。「楽天証券」の項目では30日までに、別の投稿者によって行政処分の記述が再掲され、今回の問題についての説明も加わった。

 <楽天証券の話> 社内から削除が行われたのは事実で、不適切な行為だった。誰がやったのかの特定は困難だが、社員教育を徹底して再発防止に当たりたい。

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*たとえどんな事情があろうとも、ウィキペディアの記事を削除して自社関連の不利益情報を隠すのはモラルに反する。批判されて当然である。
 しかしip攻撃って何のためにやっているんだろう?

*私の楽天日記に来て短時間に722ものアクセスを記録した『***.ad.jp』については、あのあと或る常連さんが↓ 以下の情報をくれた。

>***.ad.jpの 来襲で718ですか~ すごい数字ですねΣ(・ω・ノ)ノ! たしか  前も このプロバイダでしたね? 私んとこは 荒らしの1人が このプロバイダ でした……

 んで、調べました! JPNIC(ジャパン ネットワーク インフォメーション  センター)という組織のなかの 一ドメインみたいです。 活動理念は インター ネットの円滑な 運営を支えるための 組織らしいですよ。 しかも ***.ad.jp は 正規会員とかw そんなプロバイダが 大量に押し寄せてきたり 荒らし行為 をしたり なにが 円滑な運営を支えてるんだか ちゃんちゃら オカシイですね w

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楽天、週刊新潮の記事について「事実に反する一方的なもの」とコメント
インターネットウオッチ

 楽天は31日、「週刊新潮」が掲載した記事について「事実に反する一方的なものであり、当社の信用を著しく傷つけるもの」とするコメントを発表した。楽天では、「新潮社に対して厳重に抗議し記事の撤回と謝罪を求めるとともに、法的措置も講ずる予定」としている。

 31日発売の週刊新潮9月7日号では、楽天のTBS株取得に関するインサイダー取引疑惑や、総会屋への利益供与の疑いなどについて、水面下で捜査が進められていると報じている。

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*問題の『週刊新潮』だが、今朝(9/3)JR寺田町近くのローソンに一冊だけ残っていたので「ラッキーッ!」と思って買って帰った。金320円也。w
 記事はメインではなく「ハンカチ王子」(6p)「朝日・読売が書かない身内のA級戦犯」(4p)に比しても小さい「2p」だけの扱いだったし、内容も上記2つの方が勝っていると私は感じた。他のメディアも静観の構えで特に取り上げてはいないし、単なる憶測だけのようである。第一確たるニュースソースがあるのならもっと毅然とした内容になるのではないか。記事は尻切れトンボ風だった。

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新コンビニ、お店で調理 ミニストップ 2006年 9月 1日 (金) 07:04
(朝日新聞)

 イオン系コンビニエンスストアのミニストップは、店内で低カロリーの総菜などを調理し、提供する新型コンビニの展開を始める方針を明らかにした。今年3月にイオン傘下に入ったオリジン東秀のノウハウを活用する。7月末に、川崎市内で「ホームデリ」の店名で直営の実験店を出店しており、年内にも本格展開を始める考えだ。

 コンビニ店内に本格的な調理スペースを設け、煮物や酢の物、サラダなどの総菜のほか、おにぎりや弁当をその場で調理して提供する。従来の「ミニストップ」店舗で人気のファストフードやソフトクリームは販売しない予定。メニュー開発や食材の供給、配送は、弁当・総菜店「オリジン弁当」などを展開しているオリジン東秀が行う。

 高齢化が進んでいる住宅街やその近接地域を中心に、出店していく計画という。横尾博社長は、「低カロリーで安心感や健康感のある総菜を提供することで、50歳以上の高齢者層の需要をつかむ」としている。

 コンビニ業界では既存店売上高の減少傾向が続いており、各社とも新たな顧客層の開拓を急いでいた。

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*生鮮食品については既にQQショップが先行しているので、店内で調理するくらいの付加価値では私は驚かない。w
 あそこは食品会社と提携して104円のサンドイッチやお稲荷さん(四個入り)を提供しているのだから大したものである。

 第一、今朝もローソンへ寄ったがコンビニは割高なので困る。
 スーパーが一番安く、次が百均、コンビニはビリだ。
 とは言うものの、いろんな事情からコンビニもしばしば利用せざるを得ない私です。ぷいぷい。w

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米牛肉使用の吉野家牛丼、18日にも再開 2006年 9月 3日 (日) 02:55
(産経新聞)

 大手牛丼チェーンの吉野家ディー・アンド・シーが、米国産牛肉を使った牛丼の販売を今月中旬にも数量限定で再開することが2日、分かった。関係者によると、再開日は18日を軸に調整しており、全店舗(約1000店)で実施する。BSE(牛海綿状脳症)発生に伴う米産牛肉の輸入禁止を受けて平成16年2月に販売を休止し、17年2月に1日限定で販売して以来、約1年7カ月ぶりに牛丼が復活する。

 同社は米産牛肉の輸入再開が決まった7月27日、9月下旬に牛丼販売を全店で再開する考えを示していた。だが、材料のバラ肉の調達量が予想の月1000トンに届かないため、100万食限定で販売する。価格は並盛りで400円前後と、販売中止前の280円よりも高くなる見込み。10月以降も期間限定販売となる見通しだ。

 米産牛肉をめぐっては、外食チェーンのゼンショク(大阪府茨木市)が傘下の「焼肉でん」で米産牛肉を使ったメニューを再開したほか、一部の食品スーパーでも販売を始めたが、他の外食や小売業界では消費者の不安感を考慮して慎重な姿勢が目立っている。

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*復活は嬉しいけど『価格は並盛りで400円前後』ってそれじゃあ吉野家の価値は半減である。せめて300円台前半じゃなければ私は敬遠したい。
 第一豚丼より高く売るとは何事か!?
 再開で値上げするくらいなら、最初からオーストラリア牛を使って牛丼を続行したら良かったじゃないか?
 中止は自分のところの事情だけだったのか?
 自惚れるんじゃないぞ。 
 他のチェーンの牛丼だって、オーストラリア牛を使用して300円台後半でずうっと営業しているんだし、それで別にまずいわけじゃないんだからね!

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堀江被告、4日初公判…3争点で激しい攻防か

 ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた前社長・堀江貴文被告(33)の初公判が4日、東京地裁で開かれる。

 「堀江被告が事件の首謀者」とする検察側に対し、堀江被告は全面無罪を主張する。3か月で26回の集中審理という異例のスケジュールの中、事前の争点整理で浮かび上がった争点を巡って、激しい攻防が予想される。

 堀江被告は、〈1〉2004年9月期の連結決算で、投資事業組合を利用した自社株売却益や買収予定会社の預金などを売り上げに不正計上した〈2〉関連会社の株価をつり上げるため、虚偽の企業買収情報などを公表した――として起訴された。
(読売新聞) - 9月3日3時6分更新

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*ホリエモン関連で一つだけ。
 いいげるブログ06/02/26には以下の記述がある。↓

ライブドア事件は余りに闇が深すぎ、僕なんかにはとてもコメント出来ない事案だが、気が付けば、何時の間にか民主党の不祥事になってしまった。結局、「 野田昭英氏“怪死” 」 と 「 がせメール( with 武部氏次男) 」に世間の関心が集中してしまい、規制緩和の妥当性や、政権党があたかも “ お墨付き ” を与えるような所作を行った点といった “ 事の本質 ” はナオザリにされている。勿論、怪死した野田昭英氏が、安倍晋三官房長官の私的後援会組織 「 安晋会 」 の理事だった点も霞んだままだ。

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 *沖縄で怪死した「野田氏」(?)が安倍ポン『安晋会』の理事だったとは知らなかった。でもあれは野口英昭さんだった(!)ということは、これもガセネタかなあ?w 偽名を使う理由がないじゃん?

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 《付録》
  わっ、ここで突如として《刑事裁判てどういうふうか?》という入門篇が始まったりして、もー大変だぁ!w

1.人定尋問。

  刑事訴追を受けて裁かれるのは個々人であるから、まず裁かれるべき人間を戸籍等で特定します。
  裁判長が「被告人前へ出なさい」とか言っちゃって、氏名・本籍地・現住所・職業等を逐一尋ねます。これは黙秘は出来ません、w

2.起訴状朗読。

  検察官が「この人物がどういう罪を犯したか?」を簡潔に記載した訴状を読み上げます。起訴状に余計なことを書くと「これはどういう意味か?」と弁護側から突っ込まれるので、犯罪を立証するのに必要充分なことしか書かない。ぶひひ。

 ところで「検察一体」という原則があり、取り調べに当たった検察官が法廷に出て来るわけじゃない。法廷には法廷専用の、裁判のための検事がいます。

3.求釈明。

  ほら来ました!
  弁護側が起訴状の字面全体に亘ってその一言一句を「これはどういう意味か?」と尋ねることが可能で、検察官は裁判所が不要と判断しない限り、これに回答しなければならない。

(あ、でも順番がちょっと違ったかな?・・求釈明は検察側冒頭陳述;弁護側冒頭陳述が終わった後かもしんない。ごめんちゃいっ!ちゃいちゃい!)

4.罪状認否。

  起訴状の示す正確な意味がわかった段階で、被告人はその罪を認めるかどうかを裁判長に問われます。裁判なんて早く終わらせたいという人はあっさり全部認めてしまうこともある。

  被告人は「そんなこと嘘だ!オラ無罪だっ!」と主張することも勿論可能である。
  被告人は事件に対する自分の意見を開陳することも出来るから、これを「冒頭陳述」と言ったりする。

 ホリエモンはこの罪状認否(冒頭陳述)の中で、初めて公的に私見を述べることが出来るのだからこれが今日注目されているわけである。ホリエモンは無罪を主張するらしい。
 TV各局は特番を組むだろうね。w

(後註:罪状を問う際裁判所は「今の段階で何か言いたいことがありますか?」という曖昧な聞き方をしたため、ホリエモンは一旦「特にありません」(!)と答えてしまい、弁護団に促されて改めて「無罪」を主張したらしい。
 これは裁判長がおかしいのである。被告は法律の専門家ではないのだから、こんな聞き方をされたら如何にホリエモンと言えども「後でしっかり言ってやるから今はいいわ」(!)と錯覚してしまうに決まっている。

 一般に、裁判長裁判官らが何か高潔で聡明な、言わば「全知全能なる人格者」だなどとは間違っても思い込んではならない。むしろ彼らは「出世を願う普通の役人」だと思った方がより正確な認識である。)



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