本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

息子・進次郎は既に腹を括っている。

2014-08-09 17:12:19 | web・メディア
     相変わらずの人気/(C)日刊ゲンダイ
 9月第1週の内閣改造人事。焦点の石破幹事長並みに注目を集めるのが、党内きっての人気者、小泉進次郎氏(33)の処遇だ。

 現在、復興政務官を務める進次郎は通常国会の閉会後、精力的に被災地詣でをこなしている。7月以降、計8日間にわたって被災3県に足を運び、大半を福島訪問に費やした。今週4日も会津に出張し、9日には、いわき市の「ハイスクールサミットin東北」に出席。
 ハイペースな福島行脚に加え、発言もかなり“挑発的”だ。原発再稼働に動く安倍政権に異議を唱えてばかりいる。

 4日の会津での講演では「本当にあの事故から学んでいるかと思うことがいっぱいある」と安倍政権の原発推進策に苦言を呈した。

「先月末に10月の福島県知事選の争点となる福島第2原発の廃炉について、記者団に聞かれた時も同様でした。安倍官邸は<電気事業者が判断する>と自らの見解を避けているのに、進次郎氏は<廃炉以外ない>とキッパリ。原発政策を巡って、明らかに安倍政権と距離を置きつつあります」(自民党関係者)

■無役になっても福島行脚

 進次郎が原発政策を批判するたび、福島の地元メディアは大々的に報じる。福島県知事選に向け、父・純一郎元首相が「脱原発候補を応援する」との観測が強まる中、息子がその“露払い”を演じているようにもみえる。

「3・11以降、被災地復興が進次郎氏のライフワーク。被災地・福島を思えば<脱原発こそ当たり前>の感覚なのでしょう。本人の復興への思いは強く、改造人事でも復興政務官の留任を求めるでしょうが、官邸サイドから<言動を慎め>などの注文が入れば、ポストに固執しないのではないか」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 安倍政権発足時も進次郎は「青年局長を続けたい」と、一度は政務官ポストの打診を断っていた。

「彼は『無役』になっても福島行脚を間違いなく続けます。県知事選で父親が現政権に反旗を翻したとしてもです。そのことが結果的に脱原発候補の側面支援につながることは十分に起こり得るでしょう」(鈴木氏)

 進次郎は安倍政権の「獅子身中の虫」と化すのか。

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 以上引用終わり。
 「獅子身中の虫」と化すのか、ではなく、もう彼は腹を括って「既に化している」のだ。ただあまり周囲が騒ぎ立てて扇動してもいいことはないので、ゲンダイ誌はわざと控え気味のトーンにしているのだ。
 第一、今後もし彼が自分の昨今の主張を「ごめんなさい」と引っ込めたりしたら、それこそ格好が付かない物笑いの種になる。人気者はそんなことはしないものだ。w
 
 息子・進次郎は当初(青年局長を降りた時点では)「父は父ですから・・」と純一郎氏との共闘にははっきり否定的だった。「いずれは・・」という思いがあったにせよ「今動くのは得策ではない」とそのとき彼は既に虎の尾を踏む覚悟は出来ていただろうから、迎え撃つ安部ポンサイドも今やそれ相応の覚悟は出来ていると思われる。
 
 これに、どういう選択をしても苦難のみが待ち受ける石破を含めれば、安倍にとっては「前門の虎、後門の狼」そのものであると言っていいだろう。


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