本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

国民の権利と国家の義務(by小林よしのり『弁護士.comニュース』)

2015-08-20 18:33:52 | web・メディア
 『国民の権利と国家の義務の問題』であるが今回参考にしたのは『自民党議員は保守ではなくネトウヨ化している』(by小林よしのり)という弁護士.comニュースである。彼は『自称・保守』であるが論点は歯切れが良く、必ずしも保守ではないこの私にも総じて心地良い論調であった。以下要約すると⇩⇩

①この安保法制は戦争法案ではなく《従米法案》である。
②集団的自衛権を使うには憲法改正が必要である。
③(外国からの攻撃というなら)原発にミサイル落とされる方が余程危険だが、これは個別的自衛権の範疇だ。軍事同盟を結んでいない国なら幾らでもある。
④中国は尖閣を取りに出る余裕など無い。
⑤立憲主義に基づく《法の支配》が貫かれていなければならない。
⑥自民党議員は『WILL』『チャンネル桜』ばかりを好んで読み全体がネトウヨ化しているから『在特会』や百田と記念撮影して悦に入っている。安倍のFacebookもそれで情勢に対する理解が極めて浅薄である。
⑦民主主義の根幹は議論であるが「反権力的マスコミを懲らしめるにはCMを減らせ」などという議論を封じ込める《議論不要》の発想を自民党はしている。安倍晋三本人も議論が巻き起こり批判が噴出するのを怖れてテレビ出演を避け、自党の『ニコニコチャンネル』でたった1万人の視聴者相手に誰からも妨害されない《説明》をぶって自己満足した。
⑧『東京新聞』は極左だが権力に追従するだけの『産経新聞』は報道ではない。
⑨共同体が崩壊し、個々人は砂粒に還元されている。
⑩右も左も自分と自分のポジションに利する言論しか耳に入って来ない。

 論旨は(私の個人的まとめだが)ざっと以上の如くである。国会山の猿達や産経・読売主導の腐れメディアなどより遙かに有意義な議論だったと私は思う。
 いずれにせよ《アメリカの忠臣》を目指す安倍晋三一派を担ぎ上げるしか能の無い自公政権を何時までものさばらせていたのではこの老人化社会に未来はない。🚀🚀😡😍👙😠👽🐼🐾🐳🐳😥。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。