写真はマルナカのカフェ前の宝くじ売り場だ。以前はここもよく利用したが末等しか当たらなかった。アッソ。
昨日夜報道ステーションを見たら、中国主導のアジア支援銀行への出資を、主要国では日米だけが断ったとのニュースを流していた。イギリスも独仏もロシアも「バスに乗り遅れるな!」と言わんばかりに早速出資を決めたが、アメリカとその一の子分たる日本だけが主要28ヶ国参加の中で「中国はアブナイぜ!金が返って来なかったらどうすんだ!出資なんかしないぜ!」と《基軸通貨はドルだけでいい》とのスタンスを頑強に守り抜く姿勢を示した。
但し、米日も早晩出資することになるだろうが、この一瞬の逡巡と出遅れの為、世界の主流から取り残されるのではないかとの心配迄していた。
私は金融政策の話など全くチンプンカンプンのトウシロウに過ぎないが、だが「中国がアブナイ」と声高に叫んだって、それは「世界がアブナイキに!」と方言丸出しで放言しているのと全く同義であること位は百も承知だ。今の彼らには「むさ苦しい見栄・虚飾」と「主導権は渡さないぞという偏屈なだけの意地」しかないのではないか。この程度の認識では中国首脳には見透かされている。彼らは「中国がアブナイって、ご心配有難う。でもウチが傾いてもあなた方は大丈夫なんですか?」とニンマリ笑って「微笑み返し」をするだけだろう。中国がヤバかったら自分とこもやばい、場合によったら助太刀も必要だと考えるのが英仏独露の常識(コモンセンス)だろう。
《ドルの一元支配》という現況は今や崩壊~解体の一途を辿っているようにしか私には見えない。やれドル安だ円安だとチャラチャラ浮かれて騒いでいられるのも今のうちだけだ。そんな気がして来た結果、私は今流行りの《ドル円レート》などには急速に興味を失いつつある。ドルも円も今や《落ち目の三度笠》そのものなのだから「そんなものどうなったっていいじゃないか!」と言いたいくらいだ。基軸通貨がどうなろうとも、世界の通貨の悉くは《相互依存と足の引っ張り合い》を連綿と続けて行くしかないのだ。
自分の気持としては「《元》の外貨預金」でも始めてみたい気分だが、自分のような極貧人間がそんなことをしたって、どうせ銀行に多額の手数料を毟られるだけがオチだろうから、そんな無駄なことは最初からしないで、せいぜいパチンコと競艇にでもつんのめっていたい。アッソ。