本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

飛田東映上映中♪

2011-07-24 14:08:52 | 
1.いれずみ判官。

 これは鶴田浩二が遠山の金さんを演じる50年近く前の東映映画である。「間諜」の沢島忠と「くノ一化粧」の中島貞夫が共同でシナリオを執筆、沢島忠が監督した時代もの。撮影は「博徒対テキ屋」の古谷伸・・ということで、一風変わった遠山桜になっている。
 中島貞夫監督というと今でも週一で『京都テレビ』では日本映画の解説を担当しており、関西では馴染みの顔である。

 で、何処が一風変わっているかと言うと、まず金さんものでは御馴染みの『御白砂(お白州)裁判』のシーンは一切出て来ない。鶴田・金さんは終盤紋付袴姿で登城して老中以下の巨悪に牙を剥くが、それまでは単独で人足となって密偵風に木場を探るだけである。
 1965年の映画だけあって、出演者は鶴田浩二は無論のこと、藤純子も藤山寛美もみな若い。この二人は関西から江戸へやって来た兄妹の役どころである。

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2.赤と黒の熱情。パッション

 これは1992年の製作だから20年前のヤクザ映画ということになる。
 出演者がそれなりに豪華だった割には本が稚拙で私には食い足りない映画だった。
 goo映画によると: ↓

あらすじ

組の金3億円が組員の文治の手によって奪われた。文治の兄弟分であり、熱い友情で結ばれていた楯夫は組の命令で文治を撃った。組織に追い詰められ、なぶり殺しにあう前に楽にしてやりたかったからだ。その時、文治はそばにいた妹の沙織に「夏の学校へ行きたい: 」とささやいて死に、結局金の隠し場所は最後まで口にしなかった。沙織の白刃のような鋭い憎しみの眼差しが楯夫に向けられ、楯夫は6年の刑を受けた。6年後、出所した楯夫を出迎えたのは弟分の研作だけだった。組は解散し、幹部連中は実業家となっていた。やがて楯夫は、麻薬によって記憶を失った沙織と再会するが、彼女は表情を変えず楯夫を迎える。沙織を気遣った研作は彼女の6年間の悲惨な過去の代わりに、美しい過去を作って励まそうと楯夫に持ちかける。沙織は戸惑いながらも、その「思い出づくり」を素直に受け止め、幸せな毎日を送った。だが、その裏には行方不明になった3億円をねらう元幹部の桐島の策略があった。研作は桐島に利用された果て殺され、それがきっかけで沙織の記憶が戻ってしまう。文治が死に際に言い残した「夏の学校: 」。それは幼い日の夏、兄妹2人で遊んだ小さな無人島のことだった。再び桐島に白刃の眼差しを向ける沙織。だが2人にとって3億円はもはや何物でもなかった。それよりもそこに一緒に埋められていた文治の遺書に涙するのだった。だがその時、桐島とその配下が多数島に上陸。楯夫は沙織を守るべく、死闘の末、桐島を倒し、傷つきながらも桐島の手下を全滅させるのだった。

 ↑ ということである。

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3.男はつらいよ(45作)寅次郎の青春。

 キャスト(役名) ↓

渥美清 (車寅次郎)
倍賞千恵子 (さくら)
風吹ジュン (蝶子)
永瀬正敏 (竜介)
下絛正巳 (竜造)
三崎千恵子 (つね)
太宰久雄 (社長)
佐藤蛾次郎 (源公)
関敬六 (ポンシュウ)
笠智衆 (御前様)
前田吟 (博)
夏木マリ (礼子)
吉岡秀隆 (満男)
後藤久美子 (泉)
スタッフ
監督 山田洋次
製作 中川滋弘
プロデューサー 島津清
深澤宏
脚本 山田洋次
朝間義隆
原作 山田洋次
撮影 高羽哲夫
花田三史
美術 出川三男
照明 青木好文
音楽 山本直純
録音 鈴木功
編集 石井巌
助監督 阿部勉
スチール 金田正

 マドンナ蝶子(理髪師)役の風吹ジュンとその弟竜介(漁師)役の永瀬正敏がいい味を出している。
 タイトルは『寅次郎の青春』だが、扱っているのは『満男くんの青春』真っ只中である。

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被告に「事実と向き合って」=想像以上に「判断大変」―裁判員
時事通信 7月21日(木)21時35分配信

 英国人女性殺害事件で市橋達也被告(32)を無期懲役とした判決の後、千葉地裁の裁判員・補充裁判員を務めた7人が21日、地裁で記者会見し、「もう少し事実と向き合った上で裁判に臨んでほしかった」と被告の印象を語った。
 裁判員だった60代の男性は「現場の状況と市橋被告の証言が一致する場面が少なかった」と指摘。50代の男性は「すべてを明らかにしているとは思えない。本当のことを公判で明らかにしてほしかった」と話した。
 30代の男性は「いくつも証拠があったが非常に曖昧で、グレーのものを判断せねばならず想像以上に大変だった」と振り返った。公判では裁判員・補充裁判員がいずれも男性だったが、「意見が偏るということはなかったと思う」と話した。 

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<関西電力>高浜と大飯原発、相次ぎ停止へ 定期検査で
毎日新聞 7月21日(木)19時39分配信

 関西電力は21日、高浜原子力発電所4号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)の定期検査で運転停止作業を始めた。同日夕方から出力を落とし、22日未明に原子炉を全面停止する予定。大飯原子力発電所4号機(同おおい町、出力118万キロワット)も22日に定期検査で運転停止作業を始める予定で、関電が福井県に設置する原発11基のうち7基が停止することになる。

【大飯原発】手動停止…再開へハードル高く

 原発7基停止は08年6月以来で、電力需要がピークとなる夏場は初めて。関電は8月の予想最大需要3138万キロワットに対する供給力の余裕(予備率)が6・2%不足するとして、節電を呼び掛けている。

 また、関電は高浜原発4号機で定期検査後に予定していたMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)を使ったプルサーマル発電を延期する。国による安全評価(ストレステスト)などで、再稼働の見通しが不透明なため。【横山三加子】

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「日本がつぶれてしまう」経団連、菅政権へのブーイングの嵐
産経新聞 7月21日(木)19時1分配信

 長野県軽井沢町で21日始まった経団連の夏季フォーラムで菅直人政権に対するブーイングが相次いだ。遅々として進まない震災復旧や保身のためとしか考えられない首相発言に企業経営者はあきれ、「日本がつぶれてしまいかねない」と危機感を強めている。米倉弘昌会長は「被災地の苦しみが為政者の念頭にはない」と指摘。復興特区創設に向け「われわれが結束して動かなくては」と呼びかけた。(早坂礼子)
 
 初日の討議は震災復興の現状と対策が主要議題。三菱マテリアルの井出明彦会長が「震災から4カ月たっても復興需要が盛り上がらない」と提起すると、三菱商事の小島順彦会長も「被災地の若者が外へ出始めている。時間がない」と報告。参加者から「提言だけで行動が欠けている」(JR東日本の大塚陸毅会長)、「1年以内にこれだけは、と言ったものがほとんどできていない」(日本郵船の宮原耕治会長)など菅政権に対する厳しい見方が相次いだ。

 菅首相が国会で原発輸出の見直しに言及したことについては、丸紅の勝俣宣夫会長は「支離滅裂だ」と驚き、大和証券グループ本社の原良也最高顧問は「ベトナムへの官民合同の売り込みは何だったのか」と憤った。

 三井住友フィナンシャルグループの奥正之会長は「民主党は大広間のない宿屋だ。個室にこもり、人の意見を聞きに出てこない」と論評。三菱重工業の大宮英明社長は「政治のプロではないアマチュアがいきなり登板してしまった」と嘆いた。

 三井不動産の岩沙弘道会長は「経団連がものを言えば言うほど逆効果という声もあるが、迎合するわけにはいかない」と強調。アサヒグループホールディングスの荻田伍会長も「何もしないでいれば、ますます経済に悪影響だ」と指摘した。

 米倉会長は「いまの日本には本当の政治家はいない。政治をなりわいにしている人だけだ」と語り、「どうやって経済界の声を政府に届けていくかだ」と問題提起した。

 フォーラムは22日、日本経済再生への具体策を協議し、「アピール2011」を採択して閉幕する。

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「検討不十分だった」岡田氏、マニフェスト謝罪
特集 民主党

 民主党の岡田幹事長は21日の記者会見で、2009年衆院選の政権公約(マニフェスト)について、「政策の必要性と実現の見通しについて検討が不十分だった。見通しの甘さを国民に率直におわびしたい」とした文書を発表し、公式の場で初めて謝罪した。

 岡田氏は同時に、菅首相の「退陣3条件」である特例公債法案の成立に向け、野党の協力を求めた。岡田氏は、22日に予定される民主、自民、公明3党の幹事長会談で同様の対応をとる考えだ。

 自民党は特例公債法案への協力の前提として、子ども手当など公約の中心政策だった「バラマキ4K」の誤りを認め、撤回することを求めている。岡田氏のこの日の発言は、「法案成立に向け、一発逆転を狙った秘策だった」(民主党中堅)という見方が出ている。実際、岡田氏は記者会見に先立ち、自民、公明両党の幹部らに陳謝に関する文書を配布した。
(2011年7月21日21時19分 読売新聞)

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大島自民副総裁が岡田氏陳謝を評価=石破氏は「意味がない」と批判

 自民党の大島理森副総裁は21日、民主党の岡田克也幹事長が2009年衆院選マニフェスト(政権公約)実現の見通しの甘さを陳謝したことについて「現実を認めた。現状を客観的に考えた率直な意見だ」と一定の評価を示した。岡田氏が特例公債法案成立への協力を求めたことに関しては、「あした(民主、自民、公明)3党幹事長が会うので、それによって考える」と述べるにとどめた。党本部で記者団に語った。
 一方、自民党の石破茂政調会長は記者団に「マニフェストをどう見直すのか全く数字が入っていない。精神論ではなくて金額をどう削るかがない限り、ほとんど意味がない」と批判。特例公債法案への対応についても「『見通しが甘かった。だから法案を通してください』というのは、われわれが求めているものとは異なる」と述べた。 (2011/07/21-21:05)時事通信

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*大島は民主党の一部と連携したいのだろうが、ここは石破の言い分(⇒数字がない。法案を通したいだけだ)の方が筋は通っている。岡田のやり方はいつも姑息で意地汚く、管にピッタリの相方である。

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首相指示?電力情報求める文書、経産相は不快感
特集 電力

 海江田経済産業相は23日、国家戦略室から経済産業省に、電力需給に関する適切な情報提供を求める文書が届いたことを明らかにした。

 経産省に不信感を持つ菅首相の指示によるものとみられ、海江田経産相は同日、記者団に対し「これまでも資料を出しているが不十分だということだった。何で文書になったのかわからない」と不快感を示した。文書は企業の自家発電など「埋蔵電力」に関する情報提供を求めているという。

 また、海江田経産相は、国の暫定規制値を超える放射性セシウムに汚染された牛肉の全量買い上げを政府が検討していることに関連し、「東京電力に、どういう形で賠償ができるかしっかり聞きたい」と述べ、東電にも費用負担を要請する考えを明らかにした。
(2011年7月23日18時32分 読売新聞)

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cf.天神祭ギャル神輿公式サイト

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