本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

持ち込みで映画を観る。

2014-05-21 13:48:55 | 
 最近喫茶店通いの身であることは以前書いた。しょうもない記事をあちこち回すことに忙しくてなかなかDVDを見る時間が取れないのだが、それでもこれまで『東京物語』(1953年)『殺人狂時代』(1947年)『秋刀魚の味』(1962年の遺作)と『彼岸花』(1958年)の4本を見た。チャップリンの『殺人狂時代』以外は小津安二郎監督作品で、私は小津生誕百年記念に松竹ホームビデオから発売になった小津全集のうち第一集と第二集を持っているので、見ようと思えばまだ作品には困らない。他にも黒澤明の『影武者』や『七人の侍』とかもあった筈だが見当たらないので誰かにあげてしまったのだと思う。洋画についてはあまり目ぼしいものもなく、見るとしても小津を見終わってからにしたいと思っている。

『殺人狂時代』についてウィキペディアにはこうある。 ↓

概要

金の為に殺人を続ける男アンリ・ヴェルドゥが、真相が発覚し死刑台に送られるまでの顛末を描く。

長年親しまれた「チャーリー」のスタイルを捨て、チャップリンの映画にしては珍しく喜劇色が少なく、シリアスな展開であると評価されている。生前、チャップリン自身がこの映画を最高傑作と評価していた。それに加えて、主人公が処刑に向かう前の台詞"One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify"(「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」。元は英国国教会牧師で奴隷廃止論者、ベイルビー・ポーテューズの言葉)は、チャップリンの代表作に押し上げた原因とされている。

一方で、この作品がきっかけとなり、赤狩りによるチャップリン排斥の動きがますます加速。1952年のアメリカ追放へとつながった。

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 これもまあアメリカ映画の一つには違いなく、最後の見せ場の前には長々と殺人ゲームが展開されるのである。
 見たタイミングも『東京物語』の直後だったこともあって、私は洋画よりも小津を連チャンで見た方が取り敢えず楽で楽しいかなと考えた次第である。w 


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