↓ 以下の記事は《ざ・こもんず》マガジン07/12/14『事務局便り』からの引用で、これを読んで私は軽くこの事件をおさらいする気になったわけです。
☆2ちゃんねるの書き込みで有罪
評論家の池内ひろ美さんに対し、2ちゃんねるで「教室に灯油をぶちまき火をつければあっさり終了」などと書き込み、講座を中止させたとして45歳の会社員が懲役1年執行猶予4年の有罪判決を受けました。
ことの発端は、2006年10月に池内ひろ美さんが自身のブログで、居酒屋で近くの席になったトヨタの期間工に対し、「彼らは『トヨタ』を漢字で書くことができるのだろうか」と発言したこと(池内氏は差別の意図を否定)。騒ぎはいつの間にか差別発言の真意よりも、池内さんへの脅迫に進展。ネット上での誹謗中傷、池内さんの自宅へカメラを仕掛けた人間も逮捕され、騒ぎは沈静化の気配をみせませんでした。
今年は、「学校裏掲示板」などネット上での誹謗中傷がたびたび問題となりましたが、人間の憎悪を増幅させる「匿名の魔力」に驚きを感じた人も多いのではないでしょうか──
◎評論家・池内ひろ美を脅迫した悪辣ネット暴走の正体(ZAKZAK)
2Chユーザー、45歳会社員
夫婦・家族問題に詳しい評論家の池内ひろ美さん(45)が講師を務める講座の開催前、日本最大の掲示板「2ちゃんねる(2Ch)」で≪教室に火をつける ≫≪血の海になる≫などと犯罪予告した2Chユーザーが27日、逮捕された。2Chに跋扈(ばっこ)する悪辣なネット暴徒の正体は、45歳の男性会社員だった。
昨秋から続く池内さんへの度を超したネガティブキャンペーンで、ついに逮捕者が出た。警視庁捜査1課と目白署が脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕したのは、東京都日野市に住む会社員、小林一美容疑者。調べによると、自宅パソコンから昨年12月20日、2Chに放火するなどと書き込んで脅迫、講座を中止に追い込んだ疑い。
事件の発端となったのは、昨年10月、池内さんが自身のブログで書いた「期間工(トヨタ)」と題する文章。居酒屋で居合わせた期間工と名乗る若者の向上心のなさにダメ出しする内容に対し、同ブログのコメント欄や2Chなどで「職業差別」と批判が集中した。
さらには相談に来た女性に買春を斡旋(あっせん)、非弁活動、捜査が進み逮捕間近など事実無根の中傷も続発。「池内ひろ美一家皆殺し希望」と銘打った悪質ブログまで登場した。
バッシングはネット外にも展開。2Chで≪池内の自宅を撮ってくる≫と予告があった翌日の11月25日午後には、300ミリレンズをつけたカメラを持ち、池内さん宅前で家人を撮影した通信制の私立大に通う男(37)が、警察に任意で事情聴取された。
とりわけ池内さんを苦しめたのは娘(18)への攻撃。留学先が暴かれ、娘の友人にも嫌がらせ。書き込みも卑劣を極めた。≪エンコー(援助交際)で補導歴 ≫といったデマ、娘をかたって≪義父に犯されるのも嫌っ。はやくママを逮捕して!!≫、揚げ句には≪娘は自殺≫の文言とともに許し難い文字絵が貼られた。
さらに被害は業務妨害に移り、ネット暴徒は大手ネット通販ホームページで誰でも商品にコメントできる仕組みを悪用。池内さんの著作に内容と無関係な中傷を添えるレビューが相次ぎ、全作品の採点が最低になった。
さらに全国の講演先や出演先、スポンサーにも≪犯罪者を出演させるな≫と抗議メールや電話。NHKラジオは「現時点での出演は“彼ら”をさらに刺激する」という理由から、7通抗議メールが来ただけで出演依頼を直前でキャンセルした。
戦果に味をしめたか、2Chではさらに“工作”談義が過熱し、池内さんを擁護する内容を書いたブログまでも攻撃。だが、池内さんは「職業差別していないので、謝罪やブログの閉鎖はしない」と屈しなかった。
警視庁も警戒を強める中、12月20日に名古屋市で行う講座に対して、2Chで≪一気にかたをつけるのには、文化センターを血で染め上げることです≫≪教室に灯油をぶちまき 火をつければ あっさり終了≫と犯罪予告があり、講座の中止とともに捜査が始まった。
警視庁は2Ch管理人の西村博之氏(30)に投稿者情報の開示を求め、1月中旬、ようやく回答を得て逮捕にこぎつけた。
池内さんは一連のバッシングを振り返り、「言論の自由は認めたいが、違法行為は認められない。娘を誹謗(ひぼう)中傷し、おとしめたことが最も許せない。娘が冬休みで帰国して在宅中は、身の安全が心配で4キロやせた」と話す。
警視庁は他の違法な投稿者などに対しても捜査を進める方針。逮捕者は今後も増えそうだ。 「ZAKZAK 2007/02/28」
◎霞っ子クラブの裁判傍聴記←ここはフォロー記事が詳しいけど、刑がまだ確定していない被告を呼び捨てにするなど、私にはちょっと違和感がある。確定した後だって「・・受刑者(囚)」と呼ぶのが普通だと私は思っているからである。
◎池内ひろ美(はてなダイアリー)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トヨタは押しも押されもせぬ国際企業だからそれを敢て今更漢字で書くことがなんで人気(?)blogに書くほど重要なのか私にはさっぱり理解出来ない。話はむしろ逆で、豊田市へ手紙を書くときだって『トヨタ市』と書いた方が通りが良いとさえ私には思えて来る。トヨタ本社に手紙を書くときは『トヨタ市トヨタ町1丁目1番地』だけでいいことはみんな知っていることで、これはトヨタが好きとか嫌いとかいうレベルの話ではない。巷間言われるように愛知県はまさに『トヨタ王国』そのもので、トヨタとそのグループにそっぽを向かれてしまっては愛知県知事にも名古屋市長にもなれないとしたものである。名古屋駅が新幹線の乗降客で大阪を抜いてしまったのも、これ全てトヨタ大明神様々の神通力の賜物である。webとか国際関係でトヨタを表記するときならアルファベットの方が簡明でいいというくらいなもんで、「いまどきそんなとんちんかんなことを言っていちゃもんを付けて来るオバサンのことなんか放っておけばいいのに」そして「今は『豊田自動織機』の時代じゃないんだぜ、おばさん!」と言ってやりたいというのが、私の最初に抱いた感想である。
別に彼ら『愉快犯』(?)みたいな連中を擁護すべき理由は私には一欠片もないのだが、『火のないところに煙は立たず』(←ちょっと違う?ってか、ぁそ)であって『炎上』ったって燃え上がるなら燃え上がるだけの理由がある筈である。そう考えるのに別段無理はないっしょ?
第一わたしは池内なんて人が『売れっ子評論家(?)』だったなんてことは自慢じゃないけどついさっきまで知らなかったからそんな事件があったことも忘れていた。何の評論家か知らないが私が知らないくらいだから大したことは言ってないだろう。(はあ?)
彼女は「(呑み屋で居合わせた)トヨタの期間工には向上心がない」とblogで偉そうにノタマッタそうだが、そんなことは「余計なお世話」というものであって(←第一本人たち不在の上での一種『欠席裁判』で反論の機会のことなど全く無視しているかの如くである)、「トヨタの期間工以外の日本人はみな向上心の塊だ」と言いたいわけじゃないだろう。他人の向上心をああだこうだ言う前に自分のレベルアップを試みた方がいい・・とまあ、そんな人のことなど知らなくても私の日常に支障はない。
が、何が彼(ら)の琴線に触れたのか「灯油を撒いて火をつける」などと書き込むとは穏やかでない。憎しみか妬みか知らないが、これは明らかに一線を踏み越えている。でもだからと言ってNHKでも使っていたが「分別のあるいい大人が」などという常套句は誤りである。大人も子供も、分別があるときとないときがあるのである。これって常識でしょ?ぁそ。
それで思い出したけど、この事件にはNHKも一枚噛んでいる。
「不当な圧力には屈しない」と『徹底抗戦』を主張する彼女を『天下のNHK』が説得して講演の中止に至ったらしい。これを捉えて2ちゃんねるの攻撃側は「俺たちがNHKを動かした!」と大喜びしたというのである。
確かにNHKは政治的には自民党の御用報道機関と言えるが、「動かした」と言っても「爆弾を仕掛けたぞ」と脅かしたようなもので私はこの方法には不賛成である。
「じゃあ他にどんな方法があるのか」と問われれば返答に窮するが、原則はいつも言うように ↓ :
目的は手段を浄化しない
という一語に尽きるのである。テロは駄目だ。
『憎悪は密室でこそ自家培養され過度に増幅されるのではないか。』
で、私は自分の体験や経験から(はあ?)ふとそんなことも感じた。
ここに『密室で』と私が言うのは『閉じられた個人の魂の内奥で』というほどの意味で、「ネット掲示版に於ける『匿名条件での一種連帯感・共生感』が憎悪の過剰な増幅を齎す」ということだが、メディアやwebを通して煽られ共振される感情は憎悪に限らない。喜怒哀楽すべてそうだ。
が、そうなる基礎要件を構成するのは一に個々人の魂が『閉じられている』ことにあるのではないか。平たく言えば「現代人てばみんな孤独なのよ」ってか、あっそ♪
2チャンネルが掲示版だと言っても、これが日々呑み屋とか会社とかで同僚その他と忌憚ない議論を闘わせている人たちだったら、毎日ガス抜き・自浄作用が自動的に図られるだろうから憎悪や怨念が内に籠もり続け、ついには暴発~爆発~大炎上を惹き起こすことなど想定し難いのではないか。
呑み屋でセレブのオバサンら相手に酔った勢いでぐちぐち愚痴をこぼして何が悪い?!ましてオバサンが社長さんと知れば「俺を使ってやってよ、ういっく♪」くらいの社交辞令は私だって言ってしまいそうに思う。でも私だったらもっちお相手はそんな後になってblogネタにするような分別臭いオバサンなんかより、単純でアッパラパーな若いお姉ちゃんの方が遥かにいいけどね(はあ?)その程度の「狂態」だったら我が「酔っ払い天国」たる日本中で毎晩無数に繰り返されていることだ。そういうふうにお高くとまってるから(はあ?)下衆な(?)男たちの格好の標的になっちゃうんじゃないのかね、おばちゃん?
ともあれ「炎上」は掲示版で顕わになる以前に個々人の内側で既に抜き難く発生しているのである。佐世保の事件もこれに似ていると言えないこともないし、池内らもまた『密室』の住人でないという保証もないのである。
cf.月刊『記録』編集部・2006年12月 1日 (金)池内ひろ美氏の「期間工」差別を嗤う
cf.月刊『記録』編集部・2007年12月17日 (月)トヨタ生産方式で英語が上達するって!?
cf.離婚の学校HP(←池内ひろ美主催)
☆2ちゃんねるの書き込みで有罪
評論家の池内ひろ美さんに対し、2ちゃんねるで「教室に灯油をぶちまき火をつければあっさり終了」などと書き込み、講座を中止させたとして45歳の会社員が懲役1年執行猶予4年の有罪判決を受けました。
ことの発端は、2006年10月に池内ひろ美さんが自身のブログで、居酒屋で近くの席になったトヨタの期間工に対し、「彼らは『トヨタ』を漢字で書くことができるのだろうか」と発言したこと(池内氏は差別の意図を否定)。騒ぎはいつの間にか差別発言の真意よりも、池内さんへの脅迫に進展。ネット上での誹謗中傷、池内さんの自宅へカメラを仕掛けた人間も逮捕され、騒ぎは沈静化の気配をみせませんでした。
今年は、「学校裏掲示板」などネット上での誹謗中傷がたびたび問題となりましたが、人間の憎悪を増幅させる「匿名の魔力」に驚きを感じた人も多いのではないでしょうか──
◎評論家・池内ひろ美を脅迫した悪辣ネット暴走の正体(ZAKZAK)
2Chユーザー、45歳会社員
夫婦・家族問題に詳しい評論家の池内ひろ美さん(45)が講師を務める講座の開催前、日本最大の掲示板「2ちゃんねる(2Ch)」で≪教室に火をつける ≫≪血の海になる≫などと犯罪予告した2Chユーザーが27日、逮捕された。2Chに跋扈(ばっこ)する悪辣なネット暴徒の正体は、45歳の男性会社員だった。
昨秋から続く池内さんへの度を超したネガティブキャンペーンで、ついに逮捕者が出た。警視庁捜査1課と目白署が脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕したのは、東京都日野市に住む会社員、小林一美容疑者。調べによると、自宅パソコンから昨年12月20日、2Chに放火するなどと書き込んで脅迫、講座を中止に追い込んだ疑い。
事件の発端となったのは、昨年10月、池内さんが自身のブログで書いた「期間工(トヨタ)」と題する文章。居酒屋で居合わせた期間工と名乗る若者の向上心のなさにダメ出しする内容に対し、同ブログのコメント欄や2Chなどで「職業差別」と批判が集中した。
さらには相談に来た女性に買春を斡旋(あっせん)、非弁活動、捜査が進み逮捕間近など事実無根の中傷も続発。「池内ひろ美一家皆殺し希望」と銘打った悪質ブログまで登場した。
バッシングはネット外にも展開。2Chで≪池内の自宅を撮ってくる≫と予告があった翌日の11月25日午後には、300ミリレンズをつけたカメラを持ち、池内さん宅前で家人を撮影した通信制の私立大に通う男(37)が、警察に任意で事情聴取された。
とりわけ池内さんを苦しめたのは娘(18)への攻撃。留学先が暴かれ、娘の友人にも嫌がらせ。書き込みも卑劣を極めた。≪エンコー(援助交際)で補導歴 ≫といったデマ、娘をかたって≪義父に犯されるのも嫌っ。はやくママを逮捕して!!≫、揚げ句には≪娘は自殺≫の文言とともに許し難い文字絵が貼られた。
さらに被害は業務妨害に移り、ネット暴徒は大手ネット通販ホームページで誰でも商品にコメントできる仕組みを悪用。池内さんの著作に内容と無関係な中傷を添えるレビューが相次ぎ、全作品の採点が最低になった。
さらに全国の講演先や出演先、スポンサーにも≪犯罪者を出演させるな≫と抗議メールや電話。NHKラジオは「現時点での出演は“彼ら”をさらに刺激する」という理由から、7通抗議メールが来ただけで出演依頼を直前でキャンセルした。
戦果に味をしめたか、2Chではさらに“工作”談義が過熱し、池内さんを擁護する内容を書いたブログまでも攻撃。だが、池内さんは「職業差別していないので、謝罪やブログの閉鎖はしない」と屈しなかった。
警視庁も警戒を強める中、12月20日に名古屋市で行う講座に対して、2Chで≪一気にかたをつけるのには、文化センターを血で染め上げることです≫≪教室に灯油をぶちまき 火をつければ あっさり終了≫と犯罪予告があり、講座の中止とともに捜査が始まった。
警視庁は2Ch管理人の西村博之氏(30)に投稿者情報の開示を求め、1月中旬、ようやく回答を得て逮捕にこぎつけた。
池内さんは一連のバッシングを振り返り、「言論の自由は認めたいが、違法行為は認められない。娘を誹謗(ひぼう)中傷し、おとしめたことが最も許せない。娘が冬休みで帰国して在宅中は、身の安全が心配で4キロやせた」と話す。
警視庁は他の違法な投稿者などに対しても捜査を進める方針。逮捕者は今後も増えそうだ。 「ZAKZAK 2007/02/28」
◎霞っ子クラブの裁判傍聴記←ここはフォロー記事が詳しいけど、刑がまだ確定していない被告を呼び捨てにするなど、私にはちょっと違和感がある。確定した後だって「・・受刑者(囚)」と呼ぶのが普通だと私は思っているからである。
◎池内ひろ美(はてなダイアリー)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トヨタは押しも押されもせぬ国際企業だからそれを敢て今更漢字で書くことがなんで人気(?)blogに書くほど重要なのか私にはさっぱり理解出来ない。話はむしろ逆で、豊田市へ手紙を書くときだって『トヨタ市』と書いた方が通りが良いとさえ私には思えて来る。トヨタ本社に手紙を書くときは『トヨタ市トヨタ町1丁目1番地』だけでいいことはみんな知っていることで、これはトヨタが好きとか嫌いとかいうレベルの話ではない。巷間言われるように愛知県はまさに『トヨタ王国』そのもので、トヨタとそのグループにそっぽを向かれてしまっては愛知県知事にも名古屋市長にもなれないとしたものである。名古屋駅が新幹線の乗降客で大阪を抜いてしまったのも、これ全てトヨタ大明神様々の神通力の賜物である。webとか国際関係でトヨタを表記するときならアルファベットの方が簡明でいいというくらいなもんで、「いまどきそんなとんちんかんなことを言っていちゃもんを付けて来るオバサンのことなんか放っておけばいいのに」そして「今は『豊田自動織機』の時代じゃないんだぜ、おばさん!」と言ってやりたいというのが、私の最初に抱いた感想である。
別に彼ら『愉快犯』(?)みたいな連中を擁護すべき理由は私には一欠片もないのだが、『火のないところに煙は立たず』(←ちょっと違う?ってか、ぁそ)であって『炎上』ったって燃え上がるなら燃え上がるだけの理由がある筈である。そう考えるのに別段無理はないっしょ?
第一わたしは池内なんて人が『売れっ子評論家(?)』だったなんてことは自慢じゃないけどついさっきまで知らなかったからそんな事件があったことも忘れていた。何の評論家か知らないが私が知らないくらいだから大したことは言ってないだろう。(はあ?)
彼女は「(呑み屋で居合わせた)トヨタの期間工には向上心がない」とblogで偉そうにノタマッタそうだが、そんなことは「余計なお世話」というものであって(←第一本人たち不在の上での一種『欠席裁判』で反論の機会のことなど全く無視しているかの如くである)、「トヨタの期間工以外の日本人はみな向上心の塊だ」と言いたいわけじゃないだろう。他人の向上心をああだこうだ言う前に自分のレベルアップを試みた方がいい・・とまあ、そんな人のことなど知らなくても私の日常に支障はない。
が、何が彼(ら)の琴線に触れたのか「灯油を撒いて火をつける」などと書き込むとは穏やかでない。憎しみか妬みか知らないが、これは明らかに一線を踏み越えている。でもだからと言ってNHKでも使っていたが「分別のあるいい大人が」などという常套句は誤りである。大人も子供も、分別があるときとないときがあるのである。これって常識でしょ?ぁそ。
それで思い出したけど、この事件にはNHKも一枚噛んでいる。
「不当な圧力には屈しない」と『徹底抗戦』を主張する彼女を『天下のNHK』が説得して講演の中止に至ったらしい。これを捉えて2ちゃんねるの攻撃側は「俺たちがNHKを動かした!」と大喜びしたというのである。
確かにNHKは政治的には自民党の御用報道機関と言えるが、「動かした」と言っても「爆弾を仕掛けたぞ」と脅かしたようなもので私はこの方法には不賛成である。
「じゃあ他にどんな方法があるのか」と問われれば返答に窮するが、原則はいつも言うように ↓ :
目的は手段を浄化しない
という一語に尽きるのである。テロは駄目だ。
『憎悪は密室でこそ自家培養され過度に増幅されるのではないか。』
で、私は自分の体験や経験から(はあ?)ふとそんなことも感じた。
ここに『密室で』と私が言うのは『閉じられた個人の魂の内奥で』というほどの意味で、「ネット掲示版に於ける『匿名条件での一種連帯感・共生感』が憎悪の過剰な増幅を齎す」ということだが、メディアやwebを通して煽られ共振される感情は憎悪に限らない。喜怒哀楽すべてそうだ。
が、そうなる基礎要件を構成するのは一に個々人の魂が『閉じられている』ことにあるのではないか。平たく言えば「現代人てばみんな孤独なのよ」ってか、あっそ♪
2チャンネルが掲示版だと言っても、これが日々呑み屋とか会社とかで同僚その他と忌憚ない議論を闘わせている人たちだったら、毎日ガス抜き・自浄作用が自動的に図られるだろうから憎悪や怨念が内に籠もり続け、ついには暴発~爆発~大炎上を惹き起こすことなど想定し難いのではないか。
呑み屋でセレブのオバサンら相手に酔った勢いでぐちぐち愚痴をこぼして何が悪い?!ましてオバサンが社長さんと知れば「俺を使ってやってよ、ういっく♪」くらいの社交辞令は私だって言ってしまいそうに思う。でも私だったらもっちお相手はそんな後になってblogネタにするような分別臭いオバサンなんかより、単純でアッパラパーな若いお姉ちゃんの方が遥かにいいけどね(はあ?)その程度の「狂態」だったら我が「酔っ払い天国」たる日本中で毎晩無数に繰り返されていることだ。そういうふうにお高くとまってるから(はあ?)下衆な(?)男たちの格好の標的になっちゃうんじゃないのかね、おばちゃん?
ともあれ「炎上」は掲示版で顕わになる以前に個々人の内側で既に抜き難く発生しているのである。佐世保の事件もこれに似ていると言えないこともないし、池内らもまた『密室』の住人でないという保証もないのである。
cf.月刊『記録』編集部・2006年12月 1日 (金)池内ひろ美氏の「期間工」差別を嗤う
cf.月刊『記録』編集部・2007年12月17日 (月)トヨタ生産方式で英語が上達するって!?
cf.離婚の学校HP(←池内ひろ美主催)
業績不振で悩んでいる飲食店へ高額なサイトを売り込んで、それが負担で閉店に追い込まれた店も続出です。ネット会社は使い方が下手だからと言い訳します。
ネットは月額1社1万円以内又は成功報酬のところを選ぶようにしてください。