本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

京都・北野天満宮。

2010-12-07 21:03:38 | 
1.予定では、日が落ちる迄に街中の名所を幾つか回るつもりだった。交通手段としては「京都市バス一日乗車券」金500円也を使うのである。行き先は京都御所でも平安神宮でも三十三間堂でもどこでも良かったのだが、一日券は買ったものの結局一番北と思われる北野天満宮一箇所に行っただけでいい時間になってしまい、そこで名所巡りは止めにして、あとは河原町通りの夜景を撮るなどしただけで引き返して来た。それでも写真は600枚以上撮った。
 途中minaとかいうファッションビル前では態度のでかい横柄な警備員に撮影を妨害されて不愉快な思いをしたが、かっぱ寿司では隣のガイジンが注文するところを激撮するなど、楽しいことも幾つかあった。w

2.紅葉の名所としてはここは「御土居の紅葉」(もみじ苑)というのがあって600円で特別公開中だったが、境内から(二重の鉄柵で遮られてはいたが!)見えないこともないと思って私は行かなかった。HPにはこうある。 ↓

北野天満宮の境内西側には、天正19年(1591)豊臣秀吉が洛中洛外の境界また、水防のために築いた土塁「御土居」の一部が残り史跡に指定されている。
その史跡御土居には、現在でもかつてからの自然林が残り、四季に応じ様々な美しさを感じることができる。
なかでも秋の紅葉は菅公がこよなく愛でられた梅と同様に御縁の樹木で、御土居一帯にはおよそ250本、樹齢350年から400年のものが数本あり、菅公の御神徳を偲ぶかのごとく鮮やかに彩られる。
また、御土居にはかつて紙漉き場であった紙屋川が流れており、赤や黄に見事に染まった木々が紙屋川の水面に映え渡り錦秋の世界へ誘う。

3.JR京都駅前から50系統『立命館大学前行』に乗ったのがほかほか陽気の1時過ぎで、天満宮前から『三条京阪行』に乗ったのが曇り空の4時半である。私は大阪の天満宮なら、夏の天神祭のギャル御輿などで何回か行っているが、京都の北野天満宮は今回が初めてである。広くて長い参道があり、境内も丁寧に見て回るとかなり時間がかかる。あと、大阪の天満宮はどうか知らないが北野天満宮は修学旅行のコースに組込まれるケースが多いようで、私は何組も出会った。
 中国人観光客はここにも大挙して襲来しており、大きな声で談笑する人たちはその殆どが中国人である。w

 ところで私が一番時間を取られたのは奉納絵馬を描く『絵馬所』(ここは無料の休憩所を兼ねている)である。ここの天井には何の説明もなく、過去奉納された大判の絵馬がびっしり隙間もなく(無造作に?)貼り巡らされているのである。中には歴史的に価値の高い絵馬もあるらしいが、私はそんなことにはお構いなしで、数十分かけて一応全部の絵馬をフラッシュ撮影しておいた。

4.暗くなってからだが、三条河原町の90円『かっぱ寿司』に今度は待ち時間なしに入ることが出来た。私がレーンその他をパチパチ撮っているのを見て椅子一つおいて隣のガイジンがバッグからデジカメを取り出して首から提げた。それを見て私はまず無断で彼のスナップを撮ってそれを見せた。彼は「ありがとう」と言って笑った。四皿食べ終えた彼がパネルでやはり四皿注文するところを見ていた私は頃合を見て「Next your train?」と尋ね「多分そうだと思う」と彼が肯定したので「I'd like to take one shot of you.」と彼に言った。彼は快諾し、彼の特注の新幹線が音を立ててやって来るとわざとらしいポーズまでとって「OK?」と確認して来た。そこまでしてくれなくても良かったのだが、私はお陰で数ショット彼の写真を撮ることに成功した。但し出来栄えとしては最初に無断で撮った写真が一番良かったように思う。w

 私は一回220円の市バスに結局4回乗った。四条河原町から北大路バスターミナルへも行ってまた引き返して来たのである。あそこは京都駅の対極にあっていろんな方向へ市バスが出ているから大変便利である。1Fには「ビブレ」のスーパーもあるので、どんなものかと思って試しに一回入ってみた。大阪のスーパーとは微妙に品揃えが異なっていて面白かった。なるべく荷物にならないものを数点カゴに入れてレジにならぶと、前の客が何やら店員と揉めていた。嫌でも聞こえて来るそのやり取りから一応事情を察したが、最近ここはレジ袋が有料になったのである。私は幸い買い物がバッグに充分納まる量だったので袋は貰わなかったから、有料と言っても1枚5円なのか1回5円なのかはわからなかった。
 私が普段行くスーパーにはマイバッグ持参ならポイントが付く店は何軒かあるが、レジ袋が有料のところはない。有料化はコンビニ業界が猛烈に反対しているということだが、私見では有料化もいいと思っている。昭和の時代中期迄は買い物には手籠持参が常識だった。豆腐だって昔は鍋を持って買いに出掛けたものである。世の中便利になり過ぎているのである。みんなしきりに忙しさを強調し各種「利便性」を有難がっているのだが、「貧乏暇なし」というのは好況時金が世間をよく回っている時代の話であって、ここ数十年来は不況が定番で「貧乏暇多し」なのである。

============

ウィキリークス創設者逮捕、でも公電暴露は続行

【ダブリン=大内佐紀】英ロンドン警視庁は7日、スウェーデン国内で知人女性2人に性的暴行を働いたなどという訴えに基づいて国際指名手配されていた内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)を逮捕したと発表した。

 発表によると、アサンジ容疑者は7日午前(日本時間同日夜)、ロンドン市内の警察署に出頭した。容疑は全面的に否認している。

 同容疑者は同日午後、スウェーデンへの身柄引き渡しについて審理するロンドン治安判事裁判所に出廷し、引き渡しを拒否した。BBC放送によると、欧州連合(EU)加盟国の取り決めによって引き渡しは「逮捕後90日以内」とされ、今後、同裁判所が引き渡しの是非について判断を下す。また、同裁判所はアサンジ容疑者の保釈申請を却下した。

 アサンジ容疑者はオーストラリア人でネット起業家。スウェーデン当局は、今年8月、同容疑者が強姦(ごうかん)、性的行為の強要などを行った疑いがあるとして逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際指名手配していた。同容疑者は指名手配について、「米国政府による攻撃キャンペーンだ」と主張してきた。

 アサンジ容疑者が2006年に設立したウィキリークスは、今年7月以降、アフガニスタンやイラクでの対テロ戦争に関する米軍機密文書を公開、11月には入手した約25万点の米外交公電の暴露を始め、米国は猛反発した。ロイター通信によると、ウィキリークス広報担当者は、今回の逮捕によりサイトの活動に影響が出ることはないと言明。米国の外交公電公開は続けていく考えを示した。
(2010年12月8日01時16分 読売新聞)

============

倒閣狙う自民党のセンスの悪さ
【政治・経済】
2010年12月7日 『日刊ゲンダイ』掲載

再び中国人船長の問題で攻め込むらしいが…
●仙谷の大罪は別にある
「これは行けるゾ!」
 自民党内でこんな声が上がっている。毎日新聞が報じた「中国人船長の釈放は仙谷長官の政治判断」という記事だ。
 仙谷官房長官を参院で問責したものの、いま一歩追い詰めきれない自民党。それは仙谷の決定的暴言や失政を見つけられないからだ。「弱腰外交」を非難しているが、それは自民党政権時代だって同じ。「暴力装置」と自衛隊を呼んだことを暴言としているが、これだってマックス・ウェーバーも使っている政治用語だし、すぐに仙谷に陳謝されたから攻めにくい。おまけに自民党の大先輩である野中広務元官房長官が「問責は次の国会に引き継ぐものではない。仙谷さんは辞める必要はない」などと、“お友達”の仙谷をかばう発言をしたものだから、谷垣自民党は非常にやりにくい。
 このまま仙谷と菅が居直り、問責無視を決め込んだ場合、それでも来年1月の通常国会を冒頭からボイコットできるかどうかは「世論次第で半々。何か目新しい材料が欲しい」(自民党関係者)状態だった。そんなところに、毎日新聞の報道だから、意を強くしたのだ。
「まだタネ明かしはできないが、この問題をネチネチ攻めるのは間違いない。中国人船長の釈放は那覇地検の判断というのが仙谷の言い分だが、いろんな人を国会に呼べば、仙谷主導だったことを浮き彫りにできる。仙谷のウソを強調できる。そうすれば参院もボイコットしやすくなる。正月で問責が風化しても、再点火できますよ」(前出の自民党関係者)
 だが、毎日の記事であらためて注目すべき点は別にあった。当時の前原国交大臣が先のことも考えずに「ただちに逮捕」とヒステリックに官邸に報告し、菅首相がそれに従ったこと。そして中国からの仕返しや、米国の忠告に慌てた前原や菅が態度を豹変させたことである。自民党はそこも攻めないと意味がない。
 さらに言えば、仙谷の大罪は、中国人船長を釈放したか否かといった瑣末なことではない。
「小沢排除」の“個略”で、民主党政権を弱体化させ、政権交代を台無しにしてしまった点にある。自民党やマスコミが瑣末なことだけで仙谷を追い詰めようとすると、かえってスルリと逃げられてしまう公算が大だ。

============

東国原 宮崎県知事が本気で都知事選の準備を始めたゾ!
【政治・経済】
2010年12月4日 『日刊ゲンダイ』掲載
都民もトコトンなめられたか…

 都民にはギョッとする出来事だ。宮崎県の東国原英夫知事(53)が、都知事選に向けた政策作りをスタート、来月には都内に事務所を開設するというのである。まさかと思っていた都知事選(来年4月)への準備で、どうやら本気らしいのだ。
「東国原知事は先月16日の記者会見で『衆院選、参院選、大都市の首長選が視野に入っている』と話しました。その一方で『都知事は総理と並び称される顔』と語っています。本命は都知事でしょう。東国原と親しい県議も『意欲がヒシヒシと伝わってくる。間違いなく都知事選に出る』と話しています」(地元関係者)
 先月22日には、人気にあやかりたかったのか、都内で開かれた河村たかし名古屋市長のパーティーに初参加、河村を持ち上げつつ、10分以上自分をPR。したたかに動き回っている。
「東国原は全国的に有名な河村市長と大阪の橋下知事を味方につけようと必死になっています。今後は大阪に行く機会も増えるでしょう。もちろん首長連合で選挙を優位に戦うためです」(前出の関係者)
 トチ狂っている自信家・東国原は3年10カ月の県政を振り返り、「宮崎をメジャーにし、県民の皆さんに自信と誇りを持っていただくことが出来た」と自画自賛している。29万頭の家畜が殺処分された口蹄疫騒動も、課題として残された復興問題も忘れたかのようだ。当然、無責任な転身には批判の声が上がっている。
「観光PRなどは一生懸命やってくれましたが、難しい課題からは逃げたいのです。『宮崎は故郷であり家族だ』と言っていましたが、宮崎は踏み台にされただけです」(畜産農家の経営者)
 宮崎県知事の任期は来年1月20日。4月の都知事選は“後出し有利”ともいわれるだけに、東国原周辺は「出馬発表は告示直前でいい」と考えているようだ。
 青島幸男元知事のことなどを念頭に、知名度で勝てると思っているのだろうが、それならそれでオモシロイ。都民の審判を受けてみることだ。

============

 そう、政界というところも「てっぺんに上りたい」目立ちたがりばかりの巣窟である。これでそのまんまが高得票を上げるようなら東京都民も相当アホだ。

============


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。