1.とりあえずwebで集めた資料は: ↓
・六日知らず(むいかしらず) 吝(けち)のこと。 類:●けち●赤螺屋吝兵衛 出典:三遊亭圓生「吝嗇屋」 「日を勘定するのに一日二日三日四日五日と指を折る。六日てぇとこれを開けなくちゃァなりませんで、一旦握ったものはもう絶対離さないと言うので、吝嗇屋の事を『六日知らず』と言う悪口がございます」
・赤螺の壷焼き(あかにしのつぼやき) 「栄螺(さざえ)の壺焼き」と称して赤螺の肉を入れて売ることで、一般に、贋物(にせもの)のこと。
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・赤螺屋吝兵衛(あかにしやけちべえ) とても吝(けち)な者のこと。しっかりと蓋(ふた)を閉じた赤螺の貝の形が、銭を握って離さない拳の形ににていることから言われた。 類:●けちんぼ●しわんぼ●吝嗇(しわい)屋吝兵衛 用例:咄・吝嗇屋「けちの事を『赤螺屋』とか『吝嗇』、『六日知らず』、『しみったれ』、『我利我利亡者』なんと言う」 用例の出典:吝嗇屋(しわいや) 古典落語。成立年不詳。けちな男がけちな大家にその極意を聞くというもの。2人の掛け合い。
↑ 以上はくろこ式『慣用句辞典』より。
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えー、良くこの、ァーッ、噺家が三ぼうと申します。中でこのしわいと言うのがございますが、こらァまァ『けち』、ィーッ『赤螺屋』『吝嗇』、『六日知らず』、ウーッ『しみったれ』、ェーッ『我利我利亡者』なんという、色んな悪口がありますが。『六日知らず』と言うのはこりゃ聞いただけではわかりませんが、でどういう訳だてぇと、ォッ日を勘定する時に指(いび)を折りまして、一日二日三日四日五日と勘定。六日と言うとこれを開けなくちゃァなりませんで、一旦握ったものは離さないってんでこれをその『六日知らず』てぇましてね。…… ……<人減らし自分も要らない~近火火の粉もやらねぇ~鰻の嗅ぎ賃音で支払い~畑に屁>…… ……えーこう言う極く、しみったれなのが二ァ人で問答をしたと言うお噺で「どうも、あなたに色々御意見を伺いまして、えー金が残らないのは無駄と言う物があるからいかんと言うまァ御説で」……
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えー、ェーッ、色々この、人には、ァッ御気性と言う物が違いまして。気の大きい方もあれば小さい方もあり、大ざっぱいな人があるかと思うと大変またけちな人がありまして。まこのけちの事を『赤螺屋』とか『吝嗇』、ゥッ『六日知らず』、『しみったれ』、ェーッ『我利我利亡者』なんと言う、色々悪口がありますが『六日知らず』と言うのは、お聞きんなったたけではおわかりがありませんがこりゃどういう訳だてぇと、日を勘定するのに一日二日三日四日五日と指(いび)を折る。六日てぇとこれを開けなくちゃァなりませんで、一旦握ったものはもう絶対離さないと言うので、でこの、オーッ吝嗇屋の事を『六日知らず』と言う悪口がございますが。…… ……<鰻の嗅ぎ賃音で支払い~畑に屁>…… ……でこう言う、アーッけちが二人問答をしたと言う噺が「えー近頃はお目に掛かりませんが相変わらず、いやどうも。えーあなたに色々御意見を伺いまして、金を残すには第一無駄をするからいかんと言う事で」……
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けちの噺と言うと、真っ先に思い浮かべるのが、留さんこと、九代目の桂文治師である。やはり留さん文治の吝嗇小噺はなんとも言えないリアリティーがあって面白い。それに、『味噌庫』の枕で聞かれた八代目三笑亭可樂、まったくの事がの五代目三升家小勝の『けち競べ』と言うSP盤の面白さが印象に残っている。ここで気がついたのだが、けちの噺は、何故かぶつぶつと喋る人が面白いと言う事である。口調の明るい人にはどうもけちな噺は不向きな様である。
圓生師も口調のはっきりした噺家だから、どちらかと言えば不向きであろう。圓生ほどの人だから、この『吝嗇屋』もそれなりに面白いのである事は間違い無いが、小噺はどうも印象には残らないのである。圓生のけちな噺は『位牌屋』の様なやはり筋道のはっきりした噺にこそそのうま味が出るように思う。また、気にすれば気になるのが、小噺の後で、「馬鹿な奴があるもんで」とか、「酷い奴があるもんで」と言うのが、俺はこいつらとは違う、と言っている様で、落語の登場人物に決して同化しようとしない圓生流の落語の演じ方をここでも示している。尚、ここでは噺の分類上演題を『吝嗇屋』としたが、放送等では『しわい問答』となっている場合が多く、圓生師はサゲでは「『しわい競べ』でございます」と言っている事を付け加えておく。
↑ 以上は電脳版音源データより。
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2.必要なもの。
①PCとペンタブレット。
②描画ソフト・・私の場合『アドビフォトショップ』と『MonomationStudioFS』.
③アニメソフト・・私の場合Jasc『AnimationShop』.
④デジカメ
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3.作業。
①とりあえず『手のひら』で→ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか・・と数えた形を写真に撮ってそれぞれ適宜アニメ用にサイズを変更する。
サイズを小さく押えるため『160x120』ピクセルに統一する。これは出来た。
(今日の写真はそのうちの1枚でサイズは『400x300』になっている。)
②さて、あとはストーリーを考えて(と言っても寄席の落語『しわい比べ』等を踏襲するだけだが)ポイントとなる絵を1枚ずつ描いていくわけだが、雑用に追われてまだ1枚も描けていない。あっちゃ。汗。
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cf.『浮草』
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・六日知らず(むいかしらず) 吝(けち)のこと。 類:●けち●赤螺屋吝兵衛 出典:三遊亭圓生「吝嗇屋」 「日を勘定するのに一日二日三日四日五日と指を折る。六日てぇとこれを開けなくちゃァなりませんで、一旦握ったものはもう絶対離さないと言うので、吝嗇屋の事を『六日知らず』と言う悪口がございます」
・赤螺の壷焼き(あかにしのつぼやき) 「栄螺(さざえ)の壺焼き」と称して赤螺の肉を入れて売ることで、一般に、贋物(にせもの)のこと。
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・赤螺屋吝兵衛(あかにしやけちべえ) とても吝(けち)な者のこと。しっかりと蓋(ふた)を閉じた赤螺の貝の形が、銭を握って離さない拳の形ににていることから言われた。 類:●けちんぼ●しわんぼ●吝嗇(しわい)屋吝兵衛 用例:咄・吝嗇屋「けちの事を『赤螺屋』とか『吝嗇』、『六日知らず』、『しみったれ』、『我利我利亡者』なんと言う」 用例の出典:吝嗇屋(しわいや) 古典落語。成立年不詳。けちな男がけちな大家にその極意を聞くというもの。2人の掛け合い。
↑ 以上はくろこ式『慣用句辞典』より。
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えー、良くこの、ァーッ、噺家が三ぼうと申します。中でこのしわいと言うのがございますが、こらァまァ『けち』、ィーッ『赤螺屋』『吝嗇』、『六日知らず』、ウーッ『しみったれ』、ェーッ『我利我利亡者』なんという、色んな悪口がありますが。『六日知らず』と言うのはこりゃ聞いただけではわかりませんが、でどういう訳だてぇと、ォッ日を勘定する時に指(いび)を折りまして、一日二日三日四日五日と勘定。六日と言うとこれを開けなくちゃァなりませんで、一旦握ったものは離さないってんでこれをその『六日知らず』てぇましてね。…… ……<人減らし自分も要らない~近火火の粉もやらねぇ~鰻の嗅ぎ賃音で支払い~畑に屁>…… ……えーこう言う極く、しみったれなのが二ァ人で問答をしたと言うお噺で「どうも、あなたに色々御意見を伺いまして、えー金が残らないのは無駄と言う物があるからいかんと言うまァ御説で」……
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えー、ェーッ、色々この、人には、ァッ御気性と言う物が違いまして。気の大きい方もあれば小さい方もあり、大ざっぱいな人があるかと思うと大変またけちな人がありまして。まこのけちの事を『赤螺屋』とか『吝嗇』、ゥッ『六日知らず』、『しみったれ』、ェーッ『我利我利亡者』なんと言う、色々悪口がありますが『六日知らず』と言うのは、お聞きんなったたけではおわかりがありませんがこりゃどういう訳だてぇと、日を勘定するのに一日二日三日四日五日と指(いび)を折る。六日てぇとこれを開けなくちゃァなりませんで、一旦握ったものはもう絶対離さないと言うので、でこの、オーッ吝嗇屋の事を『六日知らず』と言う悪口がございますが。…… ……<鰻の嗅ぎ賃音で支払い~畑に屁>…… ……でこう言う、アーッけちが二人問答をしたと言う噺が「えー近頃はお目に掛かりませんが相変わらず、いやどうも。えーあなたに色々御意見を伺いまして、金を残すには第一無駄をするからいかんと言う事で」……
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けちの噺と言うと、真っ先に思い浮かべるのが、留さんこと、九代目の桂文治師である。やはり留さん文治の吝嗇小噺はなんとも言えないリアリティーがあって面白い。それに、『味噌庫』の枕で聞かれた八代目三笑亭可樂、まったくの事がの五代目三升家小勝の『けち競べ』と言うSP盤の面白さが印象に残っている。ここで気がついたのだが、けちの噺は、何故かぶつぶつと喋る人が面白いと言う事である。口調の明るい人にはどうもけちな噺は不向きな様である。
圓生師も口調のはっきりした噺家だから、どちらかと言えば不向きであろう。圓生ほどの人だから、この『吝嗇屋』もそれなりに面白いのである事は間違い無いが、小噺はどうも印象には残らないのである。圓生のけちな噺は『位牌屋』の様なやはり筋道のはっきりした噺にこそそのうま味が出るように思う。また、気にすれば気になるのが、小噺の後で、「馬鹿な奴があるもんで」とか、「酷い奴があるもんで」と言うのが、俺はこいつらとは違う、と言っている様で、落語の登場人物に決して同化しようとしない圓生流の落語の演じ方をここでも示している。尚、ここでは噺の分類上演題を『吝嗇屋』としたが、放送等では『しわい問答』となっている場合が多く、圓生師はサゲでは「『しわい競べ』でございます」と言っている事を付け加えておく。
↑ 以上は電脳版音源データより。
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2.必要なもの。
①PCとペンタブレット。
②描画ソフト・・私の場合『アドビフォトショップ』と『MonomationStudioFS』.
③アニメソフト・・私の場合Jasc『AnimationShop』.
④デジカメ
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3.作業。
①とりあえず『手のひら』で→ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか・・と数えた形を写真に撮ってそれぞれ適宜アニメ用にサイズを変更する。
サイズを小さく押えるため『160x120』ピクセルに統一する。これは出来た。
(今日の写真はそのうちの1枚でサイズは『400x300』になっている。)
②さて、あとはストーリーを考えて(と言っても寄席の落語『しわい比べ』等を踏襲するだけだが)ポイントとなる絵を1枚ずつ描いていくわけだが、雑用に追われてまだ1枚も描けていない。あっちゃ。汗。
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cf.『浮草』
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