本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

依存症。

2015-03-15 01:29:45 | 社会


 依存症と言っても、私が知っているのは《ギャンブル依存症》と《アルコール依存症》くらいのものだが、他に何かあるのだろうかと検索してみた。が、大した成果はなかった。
パチンコーー、性ーー、恋愛ーー、携帯ーー、薬物ーーetc.にそれぞれ《依存症》という言葉が付着されていた。あれこれ挙げていったらキリがない。現代人は大抵の人は何かに依存してしか生きて行けないのではないか。俺は誰にも頼らずに生きているという人がいたらお目にかかりたいものである。人縁・地縁に依拠しないでも、金、名誉、地位に依拠しているだろう。
 先日橋下大阪市長が在特会の桜井とかいうチンピラみたいな男と公開討論している動画を見ていたら、市長は《男ならさしで勝負してみろよ!》とボロカスに罵られていた。あのチンピラは役所の人間たちが過熱した討論の仲裁に入ったことが気にくわなかったのだろうか、彼自身は何に《依存》して日々生活しているのだろうか。誰があいつを飼っているのだろうか。

 自慢ではないが、私なども若い頃から《お前はすぐに誰かに頼りたがる》としばしば周囲から揶揄され、或いはたしなめられていたものである。
 それで思い出したが、昔まだ愛知県にいた頃同僚にパチンコ依存症の男がいて、一回り若い彼に私は最初の頃はよく金を貸していた。あの頃はアルバイトというか、希望者には週給で給料をくれるシステムだったが、彼は金が1週間保たず、パチンコで負けると私に金を借りに来た。まだ《海》の前身?で《ギンギラ・パラダイス》と言っていた時期だったと思う。彼はその機種にはまっていて、暇さえあれば持ち金全てを使い果たしていた。貸しても貸してもキリがないのでこれは貸すのも良くないのかと私も考えを改め、心を鬼にして断ることにしたのだったが、そんなある日、彼は我々には無断で姿を消した。所謂《トンコ》である。サラ金から督促が来ていたと私が知ったのは暫くしてからのことだった。居場所が知れたのでは居ることが出来なくなったということだろうか、その辺の詳しい事情は私にはわからない。人当たりのいい好青年だったが彼もまたギャンブルで身を持ち崩した人間の一人だったろうと思う。私はパチンコはそれなりに?魅力のある遊びには違いないが、それも程度の問題である。何事も深入りは禁物であるってか。あっそ。

 因みに、依存症Dependenceという言葉は国連WHOが規定したものらしい。

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