本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

自衛隊は公安警察ではない。

2007-06-07 20:41:19 | 社会
首相、年金を争点化 「正面から取り上げないと勝てぬ」
2007年6月5日(火)02:34 (朝日新聞)

 年金記録問題などで内閣支持率が下落している安倍政権は4日、この問題を参院選の争点にすえる野党に対抗しようと動き始めた。首相は公約の最重要政策に年金問題の解決策を明記するよう自民党政調幹部に指示。柳沢厚生労働相も同日、照合作業の具体的なスケジュールを示すなど巻き返しに出た。一方、自民党がこの問題で作成したチラシには党内からも批判が寄せられるなど歯車がかみあわない対応も出ている。

 4日朝、首相は自民党の中川昭一政調会長、河村建夫政調会長代理、舛添要一参院政審会長と官邸で会談し、参院選の公約について「年金問題と医師不足対策の二つを緊急に最重要政策として採り入れてほしい」と指示した。当初は憲法改正や教育再生など首相の持論を「目玉」とする方針だった。しかし、年金記録問題の解決について「年金を正面から取り上げない限り選挙は勝てないとの認識で一致した」(舛添氏)という。公約は計155項目にまとめ5日に正式発表する。

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 大阪府議と大林組顧問を共犯容疑で逮捕 枚方談合
2007年6月4日(月)21:54 (朝日新聞)

 大阪府枚方市の清掃工場建設をめぐる官製談合事件で、大阪地検特捜部は4日、元市議で大阪府議の初田豊三郎(はつだ・とよさぶろう)容疑者(49)と、大手ゼネコン「大林組」(大阪市)の顧問山本正明容疑者(71)を競売入札妨害(談合)の疑いで逮捕した。ともに容疑を認めているという。同社の下請け建築会社「羽衣組」(兵庫県西宮市)社長、松山武仁容疑者(65)が初田府議に市側への謝礼として3000万円を渡したと供述していることも判明した。特捜部は一部が市側へ流れた疑いもあるとみて、贈収賄容疑の立件に向けても捜査を進める。

 逮捕者はこれで、大林組の森井繁夫顧問(63)、枚方市の小堀隆恒副市長(60)、大阪府警捜査2課の平原幸史郎警部補(47)ら計10人になり、異例の大型談合事件に発展した。山本顧問は同社の「談合担当」として、関西の建築工事の談合を長年仕切ってきた。

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 国民年金サンプル調査、手書き資料と食い違い
コンピューターと照合、3000件中数件見つかる

 柳沢厚生労働相は7日、国民年金加入者の過去の手書き記録から3000件の記録を抽出し、社会保険庁のコンピューターと照合するサンプル調査の結果、数件の記録に内容の食い違いが見つかったことを明らかにした。

 食い違いは5件未満とみられる。社会保険庁が手書き記録の総数を把握していないため、食い違いの総数は推測できないが、相当数に上ると見られる。

 7日の参院厚生労働委員会で、厚労相がサンプル調査の途中経過を報告した。調査は、民主党が求めていたもので、最終報告は週明けになる見通しだ。

 報告では、手書き資料は存在するもののオンライン化されていない「入力漏れ」のケースは見つからなかったとした。数件の食い違いは、手書き記録をオンライン化する際の転記ミスが原因と見られるが、食い違いの中身は明らかにされていない。

 記録漏れ問題を巡っては、柳沢厚労相が6日の衆院厚労委で、厚生年金の「旧台帳」と呼ばれる過去の手書きの年金記録からコンピューターに入力されなかった記録が1987年時点で1430万件あることを明らかにした。

 該当者不明の5000万件の記録とは別に、未入力による「第2の記録漏れ」が発生する可能性が浮上している。だが、今回のサンプル調査では、国民年金については、現時点では、すべてオンライン化されていたとしている。

 社会保険庁は7日、1430万件の未入力の理由について、「比較的使用頻度の低い記録だったため」との見解を明らかにした。
(2007年6月7日 読売新聞)

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 『日刊ゲンダイ』2007年06月07日 掲載
社保庁長官“生涯賃金8億円”

「消えた年金」をめぐって歴代の社保庁長官の責任を問う声が噴出している。とりわけ非難が集中しているのが手書きの年金台帳の破棄を命じた正木馨氏(76)だ。本人は「ボクには責任ありませんよ。現場がしっかりやらなきゃねぇ」などと他人事だが、旧厚生省→社保庁長官を経た後、天下りを繰り返し、国会で暴露された退官後の報酬・退職金は3億6600万円! 官僚時代を入れると生涯賃金はゆうに8億円を超える。

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陸自情報収集 防衛相「判断材料に」(『琉球新報』06/07)

【東京】陸上自衛隊の情報保全隊が自衛隊の活動に批判的な市民団体などの動向を調査した「内部文書」を作成していた問題で、久間章生防衛相は7日午前の参院外交防衛委員会で、集会やデモの情報収集を認めた上で「(自衛隊の活動に関し)市民団体などの動きが国民全体の中で非常に多くなれば止めようとか、少なければ堂々とやれるとか、その判断材料になる。世間の動きを正確に把握することは悪いことではない。皆の動きを情報収集するのを悪いと思うこと自体がおかしい」と述べた。緒方靖夫氏(共産)への答弁。
 「市民の自由、結社の自由に公然と踏み入るものだ」との緒方氏の指摘に対し、久間防衛相は「団体が公開の場で行う集会に出掛けて事実を把握するだけで表現の自由を抑えるものでもない」と釈明した。
 文書が防衛省で作成したものかどうかについては明言を避けた上で「内部の文書だから別に調べる必要がない」と述べた。
 さらに「集会などの写真も撮っているのか」との問いに対し「撮っている場合もあるし、撮っていない場合もある。(人数など集会の様子を)伝えるとしたら写真ではっきり分かることがある」と述べ、撮影する場合もあることを認めた。
 「写真撮影は違法だ」という指摘に「マスコミなども一般的に写真は撮っている。取材が良くて自衛隊が駄目だという法律の根拠はない。駄目なものは誰がやっても駄目だ」と述べた。

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 *自衛隊は軍隊であり、隊員は軍人である。軍人にこんな昔の憲兵隊のようなスパイ活動を公然とやらせておいていい筈がない。反対意見を監視してどうしようと言うのか。自衛隊法のどこにそんなことが書いてあるんだ?どこがシビリアン・コントロールだ?!統制が効かなくなってからでは遅いのである。やばいことになって来たぜ、この国は!
まさしく、戦後は終わった、戦前が始まったと言うべき時代なのである。

 *『ムーブ!』の電話取材に応じた勝谷某は「自衛隊が情報収集をしていたことが問題ではなく、その事実が共産党に漏れたことが問題である」(!)と断言していたわけだが、テレビ局はこんな滅茶苦茶な暴言を拝聴していていいのか?!「マスコミがしていることだから自衛隊もしていい」(?!)というのが久間大臣の見解である。勝谷は「ファシスト」か「拝軍主義者」か知らないが、これが秘密裏に行われるべきだと主張するのである。ボケが!もっと悪いじゃねえか!こんな者のお題目を毎朝拝読しないと一日が始まらないというのが我がメディアの現況である。1万2万ものチンピラ右翼どもの御祭神が勝谷ブログではないのか!?

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 *というわけで、今日は去年の秋にふと遭遇したおとなしいデモのスナップをアップしてみます。当時「日本でもデモがあるんですね」という若い人のコメントがありました。w




 場所は御堂筋の→この辺かな?
 中ノ島公園で集会してから、御堂筋を梅田までデモ行進というのが一つの典型的なパターンのようですが・・。

 *そう言えばこのビデオを"People,let's stop the war!"というタイトルでYouTubeにアップしたところPerielという人から→このようなビデオが送られて来ました。アメリカは相変わらずですね。私はウッドストックのビデオも幾つか集めました。w

*で、蛇足めきますがこの"People,let's stop the war!"というのは昔流行ったハード・ロック・バンド=GFR=グランド・ファンク・レイルロードのある曲のタイトルなのです。以下にどういう歌詞だったのかを書いてみますが、うろ覚えだし、私の語学力の問題もありますので、どこまで正確かわかりませんけど。あちゃ。

 I've been excitin'
Ain't no body ready.
They don't know what to get ready for.
Let's get better,
Stop the war!


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