本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

震災関連続報。

2011-04-12 13:38:57 | web・メディア
「自販機とパチンコで合わせて1千万KWの電力消費なんて日本だけの現象でけしからん」と石原御大は息巻いたが、無駄だろうが浪費だろうがそれらはみんなわが国のGDPを押し上げている主要な一要素なのである。「流通が複雑だから簡素化しろ」ったって、その複雑な流通の只中で生計を立てている人々がいるのと同様、自販機のメンテナンスを職業としている人もいればパチンコ店でアルバイトしている人もいるのだ。石原発言に対しては夕方どこかのコメンテーターが「これは職業差別だ」と言っていたが、それを言うなら「産業差別」と言うべきである。極論すれば石原は「原発は良い産業だがパチンコや自販機業界は悪い産業だ」と言っているに等しい。*「金は天下の回りもの」と言うように、金がぐるぐる回る「一種目まぐるしい様」を称して我々はGDPが2位だ3位だと騒いでいるに過ぎない。更に「金は寂しがりや」だから大勢集まっているところを目指す習性があり、これも放っているとどんどん過疎化が進んでしまう。で、自販機関連では誰が甘い汁を吸っているのか知らないが、パチンコ業界では個々の店ではなく各種の新機新台を開発するメーカーが一番おいしいところを持って行ってしまうそうである。1機種でも人気台(←つまり多くのお客さんが遊んでくれる台)を開発すれば、そのチームには一人当たり1千万円の臨時ボーナスが支給されるという世界である。用済みとなったパチンコ台はリサイクル資源の宝庫だが、それを逐一分解・分別して再利用にかけるには多くの人手が必要とされるので、手に負えない日本からは丸ごと人海戦術の効く国々へと輸出されていると昔聞いた。パチンコについては、私はこれは日本型の一種のカジノではないかと思っている。自販機とかATMとかについて一言言うならば、昔或る日系ブラジル人が「日本では道端に現金が置いてある。ブラジルだったら一晩でなくなる」と笑って言っていた。w . . . 本文を読む