本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

民主党は挙党一致で検察と闘え!

2010-01-16 18:46:24 | 政治
今回の逮捕劇は検察の大博打である。「ここがロドスだ」と判断したからここで跳んだのである。成算あってのことではない。予断と偏見に基づく見込み捜査である。石川逮捕に関しては「石川が情緒不安定になったからだ」などと言い訳の解説までメディアに載せている。それが事実だとしたらこれこそがマッチポンプそのものである。普通の神経の持ち主ならば、3回も4回も「任意」の事情聴取を蒸し返されたら、神経が参ってしまうに違いない。「誰が執拗な自白強要を繰り返して石川議員を情緒不安定に追い込んだか!?」ということなのである。各紙各社のこの事件の扱いを見ていると、私の知る範囲でまともなコメントをしているのは、自身も裁判を抱えている鈴木宗男氏とあの勝谷だけである。民主党の中から『小沢擁護・反検察』の声が上がって来ないのはどういうわけか。彼らにはこの検察ファッショが自分たちの問題だということが全然わかっていないのだからどうしようもない。小沢以外に、この好き勝手なことばかり言っている有象無象の連中を束ねて行ける人間が一人でもいるのなら私も何も言わないが(はあ?)、現実にはいないのである。小沢を潰されたら民主党は空中分解し、四年を待たず自民党の残兵らを交えた『政界再編』へと突き進むだろう。そしてそれはかつての『自民復活』とほぼ同じ推移なのである。歴史は繰り返す。一度目は悲劇として。二度目は茶番として。*それはそれとして「検察リーク主体の報道」という批判に対して、メディアの側は「独自取材《も》やっている」と高慢ちきにも偉そうに反論するのだが、そんなものは皆無に等しい。公表される記事は一にも二にも「関係者によると」「関係者によると」のオン・パレードで、つまりは検察・特捜の「広報担当」の垂れ込みを何ら裏づけも取らずここまで垂れ流し続けて来たのである。検察の手口は薄汚いものでゼネコン側からは「もう時効なんだからはっきり言ってしまいなさいよ」とあることないこと迎合的な供述を引き出し、それを自分で直接記者会見で発表したのでは明白な「公務員の守秘義務違反」になってしまうから、自称「公明正大」のメディアに裏口から流しに流し続けて、まず「反・小沢」の世論形成に勤めたわけである。ここまでひどい「反・小沢」即ち「反・民主」=「反・現政権」の策動に対して全面対決を急がなければ民主党政権に明日はなく、従って我々にもないのだ。 . . . 本文を読む