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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

落語『鼠穴』は夢に逃げるのだが・・。

2008-03-10 04:06:21 | 
『鼠穴』というのは人情ものの江戸落語である。古典落語と言えば上方落語の翻案ものが多い中この噺は出色で、昔は暮れも押迫った頃によくかけられた演目である。私は故六代目円生で聞いてこれが一番と思っているが、他に円楽一門や立川談志・柳家小三次等今も演(や)る人が結構多いらしい。この噺は人情ものとは言っても全編が実に暗いトーンで覆われていて、主人公は仕舞には「この世には神も仏もないものか」という絶望感に襲われ首を吊るのである。が、首を吊ったところで実はそれまでの展開が夢だったというオチがついて聴衆はほっと安堵し場内は一斉に拍手が巻き起こる。そこで拍手がなければ演者は失敗なのである。この「実は悪い夢だった」というトリックは映画でもしばしば使われる常套手段だが、ひとたび我が国内事情に目をやると、あっちでもこっちでも、凡そ常軌を逸した不祥事や陰惨な事件が毎日これでもかこれでもかと惹起こされていて、しかもこれは「悪夢」などではなく正に我々の現実そのものだから、各々方、くれぐれもお気を確かにしてくだされ。*数日前『なんばラビ』へ行って、ニコンの『クールピクスS10』を買ってしまった。衝動買いである。価格表示は21,800円X→19,800円X→16,800円(3/1-7限り)と三段階になっていたが、前の客(お婆さん)が『上司と相談して』14,800円まで下がったのを見て、私もそうして貰った。2006年のバージョンだから最早可及的速やかに「換金」されるべき宿命の過剰在庫の一つなのだろう。610万画素だから私の410 万画素の昔のクールピクスと大して変らない。ただ目玉がとても大きくて今の流行ではなく、このレンズは回転するから自画像は簡単に撮れて液晶画面も大きい。操作性は似たようなものだろうが、まだ私は慣れていないから扱いにくい。試しに自画像を撮ってPCにアップしたらめちゃ早かった。古いニコンは 19,800円だったからそれより5,000円安く買ったわけである。ムービーの際AFにしておくと動作音が入ってしまうという欠陥は続いている。音声のみの録音も出来る。あと大きな違いはバッテリーが充電式になったことで、私は単三を沢山買って後悔している。一眼レフもビデオカメラも高級機種が多数出ているが、私の使い道と言えばせいぜいblog等に写真やムービーをアップするだけなので、1万円台のデジカメで充分だ。 . . . 本文を読む