生きた魚に興味津々
二宮で園児が地引網体験
タウンニュース
力いっぱい網を引く園児ら
二宮町の袖ケ浦海岸で5月1日、海の星
幼稚園(澤野誠園長)の園児60人と保護
者75人らが地引網体験を行った。
当日は観光地引網「市五郎丸」で4代目
親方を務める大谷周さんら漁師の協力の
元で地引網を体験。白組、赤組に分かれ
て20分ほど力いっぱい網を引くと、ウル
メイワシやアジ、サバなどの魚が網にか
かり、その様子に園児らは「プヨプヨし
ている」、「かわいい」、「疲れたけど
楽しい」など感想を話し、はしゃいだ様
子を見せた。
また、漁師らがイシダイやアナゴなどを
見せると、はじめて生きた魚に触れた園
児も多く、興味津々に魚を見つめていた。
澤野園長は「海の近くに住んでいても、
意外と海と触れ合うことは少ないので、
海を身近に感じるいい体験になったと
思います」と話した。
二宮町
気候変動に備える
環境シンポジウム開催
タウンニュース
シンポジウムのチラシ
二宮町の生涯学習センター・ラディアン
(二宮1240の10)で5月14日(日)、
環境シンポジウム「ぼくたちわたしたち
の地球会議2023」が実施される。
二宮町出身で東京大学未来ビジョン研究
センター教授の江守正多さんによる基調
講演のほか、同会議内において二宮町
気候非常事態宣言が発出される。
同会議は5月13日(土)、14日(日)開催
の「第18回エコフェスタにのみや」の一環
で、共催は環境づくりフォーラムと二宮町。
二宮町では、記録的な猛暑や集中豪雨など
の地球温暖化を起因とする気候変動のリス
クが今後高まるものと予測されていること
から、行政と町民が一丸となって問題に取
り組むための意思表明として、14日の同会
議内で「二宮町気候非常事態宣言」を発表
する。宣言文は、町民と行政でつくり上げ
た文案で、内容は当日発表される。
第1部では、二宮町出身で地球温暖化につ
いて研究する東京大学未来ビジョン研究
センター教授の江守正多さんを講師に迎え、
基調講演「気候変動の今とこれから」を実
施する。
第2部では江守さん、村田邦子二宮町長と
町民有志らなどを交えたパネルディスカッ
ション「私たちにできること、この町でで
きること」を行う。
同会議の開演時間は午後2時(開場1時
30分)から4時まで。入場無料。定員
500人。
エコフェスタにのみやの問い合わせは環境
づくりフォーラム事務局の水口さん
【電話】090・8174・3932。
ぼくたちわたしたちの地球会議の問い
合わせは
【メール】ein03stein2360@ozzio.jp
大磯町
ブックマルシェあすから
本の魅力に触れる2日間
タウンニュース
昨年の開催の様子
本を通じて人と人、街なかの店舗などを
つなぐイベント「OISO BOOK
MARCHE」(大磯ブックマルシェ)
が、5月13日(土)と14日(日)に大磯
町で開催される。町内のカフェやギャラ
リーなど23カ所で、本と本にまつわる
グッズの紹介や販売、ワークショップを
実施。フリーマガジン『海の近く』の編
集部が出演するトークイベントなどもある。
いそぼん実行委員会主催。
開催テーマの「扉」には、本を開いて最
初に現れるページという意味と、新しい
世界、知らない世界、懐かしい景色など
に出会う入り口という意味が込められて
いる。
第1会場のつきやまBooks Arts
&Crafts(大磯駅前・大磯1156)、
第2会場の旧出口書店(大磯953)のほ
か、大磯町立図書館(大磯992)で特集
展示や小さな古本市、ら〜めんカフェしし
まい(西小磯757)で「ししまいマルシ
ェ」なども同時開催される。
その他、主なイベントは以下の通り。
▽大磯ブックマルシェスペシャルトーク
【1】13日(土)『海の近く』ができる
まで【2】14日(日)たかしまてつを イラ
ストレーターが本をつくったら/両日とも
午後1時30分〜3時、町立図書館2階大会
議室で各回先着50人予定、無料。
(問)同実行委員会【メール】
oisobook.m@gmail.com
明治記念大磯邸園
音楽とバラ楽しむ
5月13日、14日にイベント
タウンニュース
バラが見頃を迎える明治記念大磯邸園
音楽を楽しむイベントが開催される。
5月13日(土)は地元コーラスグループ
による合唱と、フルート演奏を楽しめる。
午後1時30分〜。
5月14日(日)は邸園ジャズ&ギター。
地元ミュージシャンによるジャズとギター
演奏が行われる。午後1時30分〜。
どちらも観覧無料、当日先着順30席
(立ち見可能)。演奏時間は1時間
程度。雨天中止。
問い合わせは同園
【電話】0463・61・0101。
月曜休園。
藤沢・江の島、GW人出がコロナ禍
前8割に 北関東を中心に遠方客増える
5/10(水) カナロコ
大型連休中、人出のピークとなった
5月4日の江の島
新型コロナウイルス感染症が落ち着きを
見せた今年の大型連休中の藤沢市江の島
への来訪者が、コロナ禍前の8割近くま
で戻ったことがスマートフォン利用者の
位置情報を活用した市の調査(速報値)
で分かった。北関東を中心に遠方からの
観光客も拡大。インバウンド(訪日客)
の回復と合わせて、平時の状況へ着実に
足取りを進めている。
市は、KDDIが開発したスマホ利用者
の位置情報のビッグデータ分析ツールを
活用し、江の島など市内観光地への人流、
属性、滞在時間などを定点観測している。
調査によると、天候に恵まれた4月29日
から5月6日までの8日間に江の島を訪れ
た人は、1日平均約4万4千人で前年同時
期よりも10%増えた。最も人出が多かっ
た5月4日には、コロナ禍前の2019年
の大型連休中に最多となった5月3日の約
7万6千人を上回る約8万人が訪れた。
調査対象外のインバウンドも欧米や東アジ
アを中心に回復しており、島内の観光関係
者は「最終的には20万人程度と、コロナ
禍前の8割まで戻ったのではないか」とみ
る。
三浦半島の地蔵尊12年ぶり御開帳
記念ウオークも
5/11(木) カナロコ
御開帳された地蔵尊などと大松寺の
大野住職=横須賀市小矢部
神奈川県横須賀市や三浦市など三浦半島の
38寺院と地蔵堂で、地蔵尊の御開帳が
24日まで行われている。明治期から卯
(う)年に行われ、12年ぶり。横須賀
市や京急電鉄などによる横須賀集客促進・
魅力発信実行委員会も期間中、記念のウオー
クイベントを開催し、参加を呼びかけて
いる。
御開帳は4月24日に始まった。同市小矢
部3丁目の大松寺では高さ6センチほどの
小さな地蔵尊を公開している。大野元久住
職(56)は「身近な地蔵尊だが、寺院に
よって大きさや表情、衣装は異なる。それ
ぞれの違いを楽しんでほしい」と話して
いる。
各寺院とも参拝時間は午前8時から午後5
時まで。問い合わせは、三浦地蔵尊霊場会
事務局電話046(836)2155。
ウオークイベントは京急線馬堀海岸駅を
起点に10キロほどの2コースを設定。
マップを手に対象となる寺院や公園を回
ると、オリジナル缶バッジなどがもらえ
る。問い合わせは、市観光案内所
電話046(822)8301。
広島サミット前にテロ警戒 川崎港で
海保などが合同パトロール 巡視艇など
3隻が石油コンビナート周辺巡回
5/11(木) カナロコ
川崎港をパトロールする(左から)
「巡視艇しおかぜ」「監視艇みらい」
「警備艇つるぎ」=川崎市川崎区
19日に開幕する先進7カ国首脳会議
(G7広島サミット)を前に川崎海上
保安署などが、川崎市川崎区の川崎港
でテロ警戒合同パトロールを行った。
石油コンビナートなどがある川崎港が
テロにあった場合、甚大な被害が予想
されるため、巡視艇など3隻が川崎港
を巡回し、職員が船上から目を光らせた。
【動画で見る】
川崎港でテロ警戒の合同パトロール
11日に行われた合同パトロールでは、
川崎海保所属の「巡視艇しおかぜ」(全長
約18メートル)と、横浜税関所属の
「監視艇みらい」(同30メートル)、
横浜水上署所属の「警備艇つるぎ」
(同14メートル)の3隻と、それぞれ
の職員ら計28人が参加した。川崎海保
と県警、横浜税関の3機関が川崎港に3隻
を集め、海上で合同パトロールを行うのは
初めてという。
3隻は約2時間かけ、川崎港を25キロ
ほど巡回した。不審船が岸壁に係留して
いないかなどを無線で確認しながら、互い
に連携を取り合った。
川崎海上保安署の藤田望署長(49)は
「テロは未然に防がなければならない。
市民の目も重要で、臨海部で異変を見つ
けたら迷わず118番通報をしてほしい」
と警戒を呼びかけた。
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