福岡市、道路陥没の被害企業に融資 最大5000万円
2016/11/18
福岡市は17日、JR博多駅付近の道路陥没事故で被害を受けた企業に対
し、市が融資すると発表した。12月中旬までに1件につき最大5000万円
の融資を始める。補償金の仮払いを、市の当初目標である年内に終えら
れるか不透明なため、資金調達が早急に必要な企業に対応する。
地震などの災害復旧時に市が融資する制度を、今回の事故に適用した。
利率は市の融資制度で最も低い年0.9%。融資期間は10年以内とする。
8日に発生した陥没事故では、電気やガス、下水、通信などが断絶し周
辺には避難勧告が出された。急ピッチで復旧作業を進め、13日までにラ
イフラインが復旧。15日未明に道路が開通した。
事故は8日午前5時15分ごろに発生。市道が長さ約30メートル、
幅約27メートル、深さ約15メートルにわたって陥没した。市など
は、寸断された地中の電線や水道管、ガス管などライフラインの復旧
と埋め戻しを進め、発生から1週間後の15日午前5時に通行を再開
した。
えっ、もう埋まったの・・・福岡の道路陥没、1週間で復旧に驚嘆
しかし日本人は冷静だった! =台湾メディア
サーチナ 2016年11月17日
福岡県福岡市にある博多駅前の道路で8日に発生した大規模な陥没
事故は日本社会に大きな衝撃を与えた。そして、1週間後の15日
には通行が再開されるというスピード感に驚いた人も多いのではな
いか。特に国外からは、「どうしてこんなに早く復旧できるのか」と
の驚嘆が声が続々と寄せられている。
(サーチナ)
台湾メディア・聯合新聞網は15日、大規模陥没から1週間で復旧した
ことについて、台湾のネットユーザーから驚きの声があがっているとの
記事を掲載した。原因は地下鉄工事によるものであり、福岡市交通局が直
後に謝罪したことを伝えた。
そして、200人規模の復旧工事が日夜行われ、24時間以内に地表か
ら3メートルまで埋め戻されると、12日には電話線が、13日には
ガス管が復旧、15日には道路が開通したと説明している。
そのうえで、1週間で問題を解決して復旧に漕ぎつけたことについて、
多くのメディアが日本の効率や技術の高さを甚く賞賛したほか、台湾の
ネットユーザーからも賞賛と感嘆の声が寄せられていると紹介。「台湾
だったら1年はかかる。経費の申請、認可、入札、何らかの理由による
施工停止、予算の追加、手抜き工事、そして、選挙が絡むからだ」、
「台湾だったら時間もかかるし、舗装後の道路がデコボコになる」と
いったコメントを伝えた。…
一方、日本のネットユーザーからは、いかに復旧が速くとも「道路が陥没
した事実に変わりはない」、「壊れた道路を復旧させるのは行政の職責だ」
といった厳しい意見が寄せられていることも併せて紹介した。
早朝とはいえ、福岡の中心部で発生した道路陥没に巻き込まれた人がいな
かったこと、国外からも注目されるほどの速さで復旧を実現したことは、
災害発生時の対応としては賞賛されるべきだろう。しかし、一番の問題は
やはり、大きな事故を起こしてしまったことにある。この点はしっかり責任
追及され、再発の根絶を期さなければならない。
2016/11/18
福岡市は17日、JR博多駅付近の道路陥没事故で被害を受けた企業に対
し、市が融資すると発表した。12月中旬までに1件につき最大5000万円
の融資を始める。補償金の仮払いを、市の当初目標である年内に終えら
れるか不透明なため、資金調達が早急に必要な企業に対応する。
地震などの災害復旧時に市が融資する制度を、今回の事故に適用した。
利率は市の融資制度で最も低い年0.9%。融資期間は10年以内とする。
8日に発生した陥没事故では、電気やガス、下水、通信などが断絶し周
辺には避難勧告が出された。急ピッチで復旧作業を進め、13日までにラ
イフラインが復旧。15日未明に道路が開通した。
事故は8日午前5時15分ごろに発生。市道が長さ約30メートル、
幅約27メートル、深さ約15メートルにわたって陥没した。市など
は、寸断された地中の電線や水道管、ガス管などライフラインの復旧
と埋め戻しを進め、発生から1週間後の15日午前5時に通行を再開
した。
えっ、もう埋まったの・・・福岡の道路陥没、1週間で復旧に驚嘆
しかし日本人は冷静だった! =台湾メディア
サーチナ 2016年11月17日
福岡県福岡市にある博多駅前の道路で8日に発生した大規模な陥没
事故は日本社会に大きな衝撃を与えた。そして、1週間後の15日
には通行が再開されるというスピード感に驚いた人も多いのではな
いか。特に国外からは、「どうしてこんなに早く復旧できるのか」と
の驚嘆が声が続々と寄せられている。
(サーチナ)
台湾メディア・聯合新聞網は15日、大規模陥没から1週間で復旧した
ことについて、台湾のネットユーザーから驚きの声があがっているとの
記事を掲載した。原因は地下鉄工事によるものであり、福岡市交通局が直
後に謝罪したことを伝えた。
そして、200人規模の復旧工事が日夜行われ、24時間以内に地表か
ら3メートルまで埋め戻されると、12日には電話線が、13日には
ガス管が復旧、15日には道路が開通したと説明している。
そのうえで、1週間で問題を解決して復旧に漕ぎつけたことについて、
多くのメディアが日本の効率や技術の高さを甚く賞賛したほか、台湾の
ネットユーザーからも賞賛と感嘆の声が寄せられていると紹介。「台湾
だったら1年はかかる。経費の申請、認可、入札、何らかの理由による
施工停止、予算の追加、手抜き工事、そして、選挙が絡むからだ」、
「台湾だったら時間もかかるし、舗装後の道路がデコボコになる」と
いったコメントを伝えた。…
一方、日本のネットユーザーからは、いかに復旧が速くとも「道路が陥没
した事実に変わりはない」、「壊れた道路を復旧させるのは行政の職責だ」
といった厳しい意見が寄せられていることも併せて紹介した。
早朝とはいえ、福岡の中心部で発生した道路陥没に巻き込まれた人がいな
かったこと、国外からも注目されるほどの速さで復旧を実現したことは、
災害発生時の対応としては賞賛されるべきだろう。しかし、一番の問題は
やはり、大きな事故を起こしてしまったことにある。この点はしっかり責任
追及され、再発の根絶を期さなければならない。