通夜に行ってきました。

昨日は酷暑の中を前職場の会長の通夜に赴きました、そこここに社員がプラカードを持って案内していました、みんな見慣れた顔です、それぞれに無沙汰の挨拶をしつつ会場に向かいました。

ものすごい人の数です、交際の広さと人徳の深さがわかります、在職時に世話になった昔なじみのお得意さんにも会うことが出来ました。

人は生みの親を亡くした後、身の引き締まる思いを感じ一段成長します、私もそうでした、前職場の社長はこれから否が応でも成長しなければならないでしょう、今までの自分で良いわけがないと、周りもそれを期待します、みんながそれを見ているのです。

受付には別の社員が多数控えていました、焼香の後それぞれに声を掛けました、みんな元気そうでした。

一番気に掛かっていたのは背中に腫瘍ができて私が退職後に手術をした女性業務のことでした、初めての職場が前職場でずっと成長を見守っていました、私の娘と同い年ということもあり、そんな思いで見守っていたのです。

手術後に見舞いに行くつもりでいてその旨を伝えてあったのですが暫く後に、術後は会える状況ではないのでと連絡が入り断念しました、とても悲しく残念だったのですが彼女の立場を考えれば致し方無いと思いました。

昨日は本人と会うことが出来、にこやかにクルッと身を翻して背中を見せ、手術がうまく行ったことを伝えてくれました、これだけでも行った甲斐がありました（亡くなった会長には申し訳ありませんが）。

受付の最中なのでそれぞれちゃんと言葉をかわすことが出来ませんでしたが、みんなニコニコしてくれました、こんな社員たちのためにも社長にはこれから社員の目線に立ってけん引してもらわなければなりません。