会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

SUICAその2

2009-04-22 18:55:06 | いろんなこと
「suica」つまり「felica」カードですがあんな薄いカードに電池は無理だろう、そこでどんな原理、あるいは機構になっているのだろう?結構そういうことを追求するのが好きなのです、ひょっとしてと少し調べてみたら案の定「電磁誘導作用」を利用していたことがわかりました。

詳しいことは別に譲りますが要するに導体(コイル等)に電気を流すと磁界が発生することはよく知られたことですがその逆もありで磁界に導体(コイル等)を置くと電流が発生します、つまりトランスの原理そのままです。

この原理を利用した至って安価でシンプルなものなのです、読み取り機から電波が発射されていてそれに近づけるとカードに仕込んだコイル(アンテナ)で発電してそれから電力を得て整流回路で直流電源を作ってカードに埋め込まれたIC回路を駆動し電波を発信するという仕掛けです。

実はこのような仕掛けは結構目にしています、初めて買ったPHSがこの方式で充電する構造で金属電極は露出していませんでした、以降に買い換えたPHSはすべて電極が剥き出し、ちなみに今使っているシェイバーも電磁誘導式で充電するタイプです。

電極が剥き出しだと特に女性の場合、バッグにそのまま入れる場合が多く金属のピンやアクセサリー類でショートして火災につながりやすいそうですが今の携帯電話ってどうなのでしょう、無神経な電極露出タイプばかりなのでしょうか。

それから電気自動車なんかもおそらくこの方式が主流になるんじゃないでしょうか、自動車を動かすんだからかなりの高電圧、電極剥き出しでショートさせたらとんでもないことになります。

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