会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

なんとかしろよ!

2010-11-19 11:36:22 | (非)常識のページ
職場での話です。

出荷ミスが相次ぎさすがにこのままではだめだと今回は相次ぐミスの原因の究明と今後の防止策を相談して書面で提出しろと現場の人間に命じました。

きっかけは先日25個単位でしか購入できない「商品A」の注文が80個来たので100個私が発注しました、そして・・・。

・「商品A」が100個入荷
・間違って「商品B」を80個出荷

当然この時点で電算機上は「商品A」が20個に、しかし「商品A」その物は減らずに100個ある。

数日後・・・

・「商品A」の注文が再び計80個入る
・在庫を確認したら電算機上は当然20個だが「商品A」の現物は100個ある
・「商品A」の在庫数量を100個に直す
・"100個"ある「商品A」を80個引き落とす

数日後、客先から品物が「商品B」で入っているという苦情が入りました。

実はどちらも同じ客先なのですが幸い後発の注文は納期が先だったのでそれを取り急ぎ納品して急場をしのいだのですがこの客先を担当する営業のその他の客先に対しても誤品納入が続いていてとどめが今書いたような「有り得ない」出来事でした、誤品のパターンはいくつもあります、それらをひっくるめて何とかしろと言うことで書面を書かせたわけですが。

書面は2日後に提出されたのですが予想通りのことがつらつら書いてありました、書面提出をさせたのは今回が初めてで根本解決には程遠いですがこれでいくらかタガが締まり意識付けにはなったかなと思います。

たった2日で出てきた書面を見てそこで本当はもっと叱ろうと思ったのです、それはなぜかというとすぐ書面が出てくると言うことは原因が以前から分かっていたと言うことなのです、ではなぜそんなすぐ分かるような原因の元を正そうとしなかったのか、それが非常に腹立たしいのです。

まあ、いずれにしてもミスをしでかしても叱り飛ばし、原因を突き止めても叱り飛ばすんですけどね、プロの仕事じゃないですから。

犯人探しが目的じゃないのです「なぜそうなるのか」それが彼らにはまるで判っていないのです、だから叱るのです、何度も指摘しているんですけどね、精神論といわれるかもしれませんけど一番大事なのは「集中力」なのです、これに尽きます。

その「集中力」がない、あるいは持続できないからミスを犯す、どんなシステムを構築しても結局人間が介在するところの部分で「集中力」を欠いた仕事をされればミスが起きるのです。

提出された書面の中に「集中力」の文字は全くありませんでした、頭の中で理屈をこねくり回して書いた書面だからです、いくつか対策めいたことが書かれていましたがそれを実行するにしても「集中力」がなければまったく意味を成さないということに彼らは気が付いていないのです、私はこういうことの起きるたびに「集中しろ!」と必ず言っているのに。

一息付くなと言った事は一度もありません、集中力を持続できる時間はそう長くはありません、だから一息付くのはかまわないのです、そのかわり今から30分あるいは1時間は集中タイムだと自分に言い聞かせ、あるいは周りに宣言して仕事をしろと何度も言っているのです、ところが一息付きっ放しだからろくな仕事をしないのです。

もう彼らも二人合わせて90歳を優に超えている年齢・・・・、そうか90歳を超えてるんじゃだめか、でも90歳を超えていれば知恵を出すことや工夫するぐらいはできるでしょう。

重要な客先の出荷は私がやるようにしています、あとが大変だから、週に何度も誤品仕分けが見つかります、それを水際で食い止めている状態ですが書面提出後の仕分けにも相変わらず「なんで?」というようなミスが出ています、私ももうカウントダウンが始まっているのです、私の代わりは誰がやるのでしょう?知ーらないっと、そこまで面倒は見られないのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。