先日の
「同窓会」で身内の不幸で来られなくて2008年の同窓会のDVDを送ったら結構なお返しを送ってよこした女子に翌日電話を掛け、恩師二人が他界したことを告げました、とても残念がっていました。
積もる話の中でまだ2008年の同窓会の模様を収めたDVDを送れないでいる人がいることを話しましたがひとりの所在が判ったので「これから送るけどあなたから一報を入れてもらいたいんだけど」と電話を切りました。
すでに手渡すつもりでDVDは焼いてあったので翌日すぐ送ることが出来ました、そしてその後2,3日して本人から電話が入りました。
「もしもーし、のんち君?あたし、**ですけどー、どうもありがとう、びっくりしちゃったあ、えっ、なに?うん、うん、電話あったよー**さんから、先生亡くなったんだってねえ、残念だなあ・・・・」
早口でまくし立てるのは昔から。
「今日お礼を送ったからねえ、受け取ってねえ」
「ええーっ、ちゃんと書いただろ、そういうのいらないって」
「うん、書いてあったあ、でもすっごく嬉しかったんだもん、送っちゃった」
先日の土曜日にVAIOと共にそれは届きました、ブランド物のカステラでした、早速コーヒーを淹れて御茶請けとして戴きました。
おいしい、本当においしいです、白状しますが今までカステラをおいしいと思ったことは一度もないのです、でもこのとき初めてそれを美味しいと思いました、ブランド物であったのと嬉しいという感謝の気持ちがそう感じさせたのだと思うのです、思いがこもったとはこんなことなのでしょう。
カステラを頬張った後のコーヒーも格別な味がしました、このコーヒーも戴き物で私がネスカフェ・バリスタでコーヒーを淹れて飲んでいることを知っている方から戴いたセット物です。
そしてお返しのお礼の電話を昨日入れました、カステラの礼を述べて、、、
「あたしねえ、野球大好きなのー、お父さんが好きで一緒に見ているうちに好きになっちゃったんだあ、お父さんて亭主だけどー、今日本シリーズやってるでしょ、今度観に行くんだよ」
「この歳になって夢中になれるものがあって良かったなあって思ってんだ、のんち君はなんかあんのー?」
話は初回の同窓会に及びみんな変わってないよという話になり、、、
「あ、そう、そうだねえ、あまり変わってなかったねえ、ねえ、あたしは?あたしは?どう?変わってなかった?」
「う、うーん、変わってなかったよ」
「そう、ありがとう、あたしねえ、この歳になっても気持ちは高校んときとぜーんぜん変わってないんだよー、あん時のままだよ」
はじけるような笑顔と手を口に添えて上品に「ホホホ」と、かつコロコロと転がすように笑うのがとても印象に残っていて今回それを見ることが出来なかったのがとても残念だったのです。
学生時代から多分将来この子はこんな感じになっているんじゃないかと頭に思い描いていたのですが正にその通りの奥さんになっていたので本当に驚いたのです、どう思い描いていたかというと「上品な奥様」なのです、話し方がせっかちなのでしゃべらないで「ホホホ」と笑ってさえいれば他人が見れば「上品な奥様」のままなのですが・・・、でもとにかく明るいのです。
それからこの前の電話でDVDを渡せないでいる二人のうちのひとりの所在を知ることが出来たので昨日DVDを送ってきました、さて最後の一人の所在がどうしても判りません、男子はあちこち移ることは滅多にないので渡すべき人すべてに渡すことが出来たのですが女子は全国区、難しいんですよねえ。