ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

「あきたかのうた」のブログつくりました

2005-06-14 01:57:31 | Weblog
トミナガ先生のHP melody room2003のサイト の中でサークルIコーナーを作っていただいております。
その中に私の自閉症児ヒロと歩んできた回想日記「歌声日記」  ヒロの気ままな一人旅「遠くへ行こう」
私の音楽教室に10年以上も通って来てくれているダウン症の青年の詩「あきたかのうた」があります。
最近、ドタママがブログにはまってしまい、原稿をトミナガ先生に送ることをサボっていました。

そこで考えたのはブログにはまっているドタママですので、歌声日記もあきたかのうたも遠くへ行こうも
ブログを作って載せれば、好きな時に書いてすぐサイトに載せることができる。ということでした。
ちょうど、トミナガ先生もたくさんのブログを作っていらしゃったのでそこから作成することにしました。
今日はとりあえず詩が溜まっているアキ君の詩をブログで載せました。
ドタ日記共々、読んでくださいね。
http://yaplog.jp/aki-nakagawa/

今日のドタママは雨のち晴れ

2005-06-12 22:38:26 | Weblog
昨日は福祉法人の総会で延々3時間半も話し合いがありましたので、疲れがでたのか日曜の朝なのに
とても目覚めが悪かったです。
どうもドタママは話し合いと言うものが昔から苦手で要するに頭で考えることが苦手なのです。
昨日も保護者会の名称をどうするかで、いろいろな意見が出ました。
どの意見も聞いていると素直なドタママは「そうだそうだ」と同調してしまうのですが、
名称なんてはっきり言ってなんでもいいでないか、、、、適当につけておいて。と言いたくなるのです。
自分の興味のあまりないことに無理に頭を使うと、頭に血が溜まった感じがして体の調子も悪くなるのです。
今日、出かけなかったらずっと、この重い頭を引きずっていたのでしょうが、午後からはMelodyroom主催のライブがあるので、身支度を整えた頃にはどんよりした頭も少し雲がとれたような気がしました。

おなじみのタカユキ君 レオ君の若さみなぎる演奏を聞いたらドタママも彼らの演奏からエネルギーを
たくさんもらったように生き生きしてきました。
タカユキ君の曲をレオ君が演奏するとメロディーからいろいろなスクリーンが私の心の中に浮かんでくるのです。
特に感じられたのは最後に演奏された「映画館」、
題のように映画のストーリーが浮かんでくるのです。
ある時はコスモス畑で出会う二人の若者。あるときは、遊園地で無邪気にデートしている若い二人。
こんな素敵なメロディーが次から次と泉のごとく浮かんでくるタカユキクンに拍手
曲にストーリー性をもたらして演奏してくれたレオ君に拍手
帰るときにはドタママの重い頭はすっかり晴れマークでしたよ。

障害者自立支援法案の問題点

2005-06-11 22:45:08 | Weblog
今日は午後からヒロ君が所属している社会福祉法人の総会に出席しました。
普段、今の生活に追われていて現在の福祉現場の現状を勉強する時間もありませんが、今日は
いろいろな問題点を知ることが出来ました。
現在、国会で障害者自立支援法案の審議が進められています。自立支援というと聞こえはいいですが障害者の生活を脅かすかもしれない重大な問題が山積みなのです。
一番の問題点は福祉サービス利用料がこれまで所得に応じた負担だったものが、定率1割負担になるのです。
今は大半の障害者が低所得者で無料でサービスを受けられます。
それが定率1割負担だと払う余裕のない人からも利用料を取ることになるのです。
一番影響を受けるのがグループホーム入居者です。少ない所得の中での1割負担は、自立支援といううたい文句とはかけ離れた法案で、結局家族に負担がくる事になるのです。

日本はこれから高齢化と共に障害者と呼ばれる人の人口は増えていくのは明らかです。
福祉をおろそかにする国は必ず滅びると思うのです。
「共にいきる」と言う言葉が単なるお飾り言葉で終わらせないよう、訴えていかなくてはいけないと思いました。
痛みのわからないお役所のいうがなりになってはいけないのです。

久しぶりに優雅なお食事

2005-06-11 01:22:01 | Weblog
10日は関東地方は梅雨入り。
次男の高校のPTAで仲良しになったタニモトさんと和風懐石弁当を食べに行きました。
京急上大岡から徒歩1分の便利な場所にお庭の素晴らしい懐石料理花里があります。
にぎやかな街の中で、門をくぐると広大な手入れの行き届いた庭園が目にはいってきます。
お座敷と洋風館とありますが今日は広い和風座敷で懐石弁当を頂きました。
どんよりした梅雨空に庭の緑が雨で輝いて見えました。
広い座敷でお庭を見ながらの食事はいつも時間に追われて生活しているドタママにとっては
とても贅沢な一時でした。

洋館は夜はピアノ生演奏などライブを聞きながらお酒を楽しむことが出来ます。
昨年暮れ、DTMの先生と行きましたが、カクテルの味は最高に美味しかったです。

私の胃袋も最近疲れていたのか、ご馳走がたくさん入ってきてびっくりしたのか、夜になってお腹の調子が
よくないのです。
当分、ドタママは雑炊生活ですね。(笑)
花里(和風懐石料理)

パーキンソン氏病

2005-06-08 22:11:17 | Weblog
岐阜から帰省しても全く休む暇もないドタママ。
2日たって、今、自分の一息できる時間がもてました。

ドタママのモットーはくよくよしない、人生なるようにしかならない。人生という大波にゆったりと身を任せて、、、と自分に言い聞かせて前向きに生きているつもりですが、そんなドタママも落ち込む時もあるのです。
今、一番の悩みは姑ババ様の病気のことです。
パーキンソン氏病を患って6年ぐらい経ちますが、最近日増しに体が動かず、言葉が聞き取れなくなり、
怖いのは突然の転倒が多くなったことです。
実はドタママの父も若年性パーキンソン氏病で20年患い、59歳で亡くなりました。
父はもともと陽気な性格の人でしたから、病気になっても前向きで、リハビリに取り組み、パーキンソン氏病の研究を自ら勉強していました。
父は「この病気はあと20年経ったらいい薬が出来て、完全に治る薬ができる」と言っておりました。
運命のいたずらか、くしくも、父が亡くなって20年経て、姑はパーキンソン氏病と診断されました。
それを聞いた時の私の衝撃は言うまでもありません。
でもその時、私は父の「20年経ったら治る薬ができる」という言葉を信じて、舅と姑に
「父の時代と違って今はいい薬もできたから大丈夫だよ」と姑の不安な気持ちを取り払ってあげるかのように明るく話してあげました。
でも、現実は父の症状より最近は重くなってきています。
普段は夫が介護してくれていますが、24時間四六時中姑についているわけにもいかず、介護施設に入ったほうがいいと思うのですが、姑ババ様は家を絶対離れたくないらしいのです。

症状がおもくなる前にもっとリハビリをとりいれている都会の病院に行かせるべきだったか、、、、と後悔したりもしております。後悔することは嫌いなドタママですが、、、
自宅介護は毎日のことだけに、姑に怒りたくなる感情も私も夫も出ることもあります。
そんな時、ぐっと感情を抑えて今まで、姑が私を娘のようにかわいがってくれたこと。
元気だったころの姑の笑顔を思い出して、思わず痩せて小さくなった姑の肩を抱きとめるのです。
言葉はしゃべれなくても、姑と私の心が一瞬、通じ合ったいい空間が流れるのです。



岐阜で一番安い店

2005-06-04 19:31:46 | Weblog
岐阜の家の近くにあるスーパーの2階売り場は衣料品 小物類 雑貨など目が飛び出るほど安いのです。雑然と並んでいる商品の中からまるで宝探しで当たったほどいい商品にめぐり合う事もあります。1ヶ月前は冬のソナタで話題になったポラリスのネックレスが何と400円で買うことが出来ました。今日は夏のパジャマが2つで500円でしたドタママのお気に入りの赤いギンガムチェックで、着心地もよいのです。そういえば1ヶ月前には鎌倉の小町通で1000円で買った猫のついたポーチが何と280円で売られていました。岐阜は中国人の方が多く、中国語が飛び交うここのスーパーの一角は韓国製、鎌倉ブランド?中国製とまさに無国籍地帯の独特な雰囲気をかもしだしています。以前は見向きもしなかったこのスーパーに今は足しげく通うドタまま。ついにドタママもオバタリアンの仲間入り?

友達はいいもんだ

2005-06-03 00:47:36 | Weblog
夜、岐阜の友達トシ子さんから電話がありました。
彼女とは中学校からの親友なのです。
「友達はいいもんだ。目と目でものが言えるんだ。」という歌詞の歌がありますが、彼女は電話で私の声を聞いただけで、私が「疲れているなあ、」「ドタ なにかいいことあったな?声がはずんでる」とわかるのです。
15から20代30代 荒波の私の人生を遠くからあたたかく見つめてきてくれたトシ子さん。

私はどんな大波が押し寄せてきても友達がいたからこそ、乗りきれたように思います。
50過ぎると友達の存在がとてもありがたく感じるようになります。
そう。友達は私の心の財産なのです。
 とっちゃん 、チカゲさん。マコ ケイチャン、アキちゃん、、、
 死ぬまでドタと付き合ってくださいね。
 ワインを飲みすぎたドタママより   

プレゼントをするのが大好きな長男

2005-06-01 23:01:19 | Weblog
ハンディのある子供はどうしても欠点ばかり目立って、学校でも仕事場でも指摘されます。
せめて親だけは子供の長所をうんと認めてやりたいと思うのです。
わが長男は、人とコミュニケーションをとることが苦手で、言葉のキャッチボールを楽しむことが出来ないのです。
だから人に興味がないかと思ったらそうでもないのです。
5月のお給料をもらって、まず使ったことは岐阜のおばあちゃんに東京バナナを(おばあちゃんが柔らかいものしか食べられないことを知っていて、以前私が東京バナナを姑ババに買っていったことを覚えていたのですね。)
ご丁寧にも私のレッスンの生徒にチョコケーキを。(お皿に入れてお茶と一緒に生徒さんに出してくれました)

3月まで勤めていた職場のみんなにチーズケーキを。
(仕事が終わってから職場に届けたようです)
会話で人とコミュニケーションする代わりに物を人にあげることでコミュニケーションを彼なりにとっているんですね。
コーヒーゼリー プリンなどを作っては私やレッスンの生徒さんにもふるまっています。

人が喜んでくれるのがとても嬉しいようなのです。

欲もなく、風の向くまま、旅をして、お土産を人の為に買ってきて喜ぶヒロ君。
彼はもしかしたら、一番仏に近い人間なのかもしれません。