ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

プレゼントをするのが大好きな長男

2005-06-01 23:01:19 | Weblog
ハンディのある子供はどうしても欠点ばかり目立って、学校でも仕事場でも指摘されます。
せめて親だけは子供の長所をうんと認めてやりたいと思うのです。
わが長男は、人とコミュニケーションをとることが苦手で、言葉のキャッチボールを楽しむことが出来ないのです。
だから人に興味がないかと思ったらそうでもないのです。
5月のお給料をもらって、まず使ったことは岐阜のおばあちゃんに東京バナナを(おばあちゃんが柔らかいものしか食べられないことを知っていて、以前私が東京バナナを姑ババに買っていったことを覚えていたのですね。)
ご丁寧にも私のレッスンの生徒にチョコケーキを。(お皿に入れてお茶と一緒に生徒さんに出してくれました)

3月まで勤めていた職場のみんなにチーズケーキを。
(仕事が終わってから職場に届けたようです)
会話で人とコミュニケーションする代わりに物を人にあげることでコミュニケーションを彼なりにとっているんですね。
コーヒーゼリー プリンなどを作っては私やレッスンの生徒さんにもふるまっています。

人が喜んでくれるのがとても嬉しいようなのです。

欲もなく、風の向くまま、旅をして、お土産を人の為に買ってきて喜ぶヒロ君。
彼はもしかしたら、一番仏に近い人間なのかもしれません。