秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

沈肩垂肘・沈肩墜肘

2019-01-16 | 太極拳
成人の日、市の体育館大ホールでは成人式が挙行されました。
外には機動隊も待機してたけど大きな騒動もなく賑々しく無事終了。
ちょうどその時間帯、体育館の小ホールで講習受けてました。



70名の参加と聞きました。
5コース(24式太極拳初級・中級/48式/42式/陳式)に分かれて希望するのを受けれるので、24式中級程度を選びました。
講師の先生は白髪の女性、おそらく70代後半?
とてもお元気で若々しかった。

この日教わったなかで、忘れないでいたうちの一つが、タイトルの
沈肩垂肘(ちんけんすいちゅう)
沈肩墜肘(ちんけんついちゅう)とも言います。

楊式太極拳の功夫の身法「楊澄甫 十三要點」で真っ先に出てくる理法です。

肩を沈めて肘を垂らす、という意味、読んで字のごとし。

腕を水平まで上げて「前になられ」したときに、
肘が肩より高くなるのと、低いのと比べてみてください。
肘が高いと腕の力で持ち上げているので、きっとしんどいはず。

あげた腕を体側にもっていって、体と十字にした時も同様で、肘が肩より高いと疲れます。
けっこう無意識でしてること多いと思います。

肩と肘との位置関係は、肩より肘が下方にあるように留意することが大事だということです。


この沈肩垂肘や墜肘を調べていて、
「肩を沈めるとは普段いう肩ではなく鎖骨の付け根、そこが腕の始まり」
というのを見つけました。

鎖骨の付け根、いわゆる天使の羽がはえている根元の部分


普段の太極拳のお稽古の時に出会う華奢な女性が、片足で立つ姿勢が美しく、なんでそんなに安定してるのと尋ねたことあります。
子供の頃バレーを習ってて、その時の先生が言われたことに、
「肩を広げるのではなく鎖骨の付け根をぐっと寄せて、その鎖骨の前の胸を上に向ける感じ、頭頂を天から釣り上げてもらう感じ」

腕というより、鎖骨の付け根からはえた羽のイメージって、なんか優雅。
極意かもしれない。



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