秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

メディアの功罪

2006-08-15 | 世情雑感
「いつ行っても同じならば、今日は適切な日ではないか」
また靖国参拝への批判は、次の3点でそれについての意見を述べられました。

①中国、韓国の反発
中国は不快だといって首脳会談に応じようとしないが、日本が安全理事国立候補に反対しているの対し不愉快だからといって、日本側は拒否したことはない。
靖国問題をことさらに取り上げようとするメディアの姿勢もいかがなものか。

②靖国神社にA級戦犯が合祀されている
幾千万の戦争犠牲者が祭られている中で、A級戦犯はほんの一握りであり、あえてA級戦犯を拝み奉るために行っているのではない。
戦争で犠牲なられた方々に哀悼の意を表し、二度と戦争をおこさないことを願って参拝している。

③政教分離を定めた憲法に違反
毎年正月に伊勢神宮へお参りしていることに対し、批判がないのはどうしたことか?どこに違いがあるのか。

普段あまり深くものを考えたことがないので、この説明はとてもわかりやすく共鳴できました。

たとえばインドのデリーにはガンジーのお墓があり、そこは外国の要人が花を供え外交のひとつの手立てとしています。

日本を訪れた外国の要人はどこに行けばいいのでしょうね。
その国を象徴する哀悼施設で、国民が納得できるものが一日も早くできることを望みます。

絶対神を奉じる人々からは信じられないかもしれないけど、もともと日本人は、森羅万象に手を合わせ、やおろずの神々に畏敬の念を持っています。

死ねばみな仏になるのでしょう。
負けてしまった戦争と勝った戦争では、戦犯もずいぶん異なってしまいますしね。

しかし実際に戦犯となって人たちはほとんどが陸軍出身で、海軍はいないそうですね。

これは世界の海をみてきている海軍と、地面に這い蹲る陸軍との違いもあるのかもしれません。
世界を見れば、日本の位置づけと、あの当時の軍備でどこまで通用するがよくわかっていたと思われます。

舵取りを狭い視野の人に任せるとえらい目にあうという教訓をえました。

昨日の朝のワイドショーで、第二次世界大戦後アメリカで捕虜になった日本兵にアンケートを取った結果が報じられていました。

家の用事をしながら聞き流していたので、正確ではありませんが。

終戦後、何にがっかりしたか次の4つ(天皇・軍部・内閣・メディア)から選ばせた所、天皇は0であったのに比べ、メディアは3割ぐらいでダントツでした。

一般大衆は、新聞やラジオで報じられる情報を鵜呑みにします。
大本営発表で優勢だと伝えられていたはずが、実際に戦場に出てみると、聞くと見るとでは大違い。
食料の補給もないし、あまりに悲惨な戦況に一番驚いたという結果だったそうです。

私たち戦後に生まれた人間は、学校教育で戦後の歴史を詳しく習う時間を持ちませんでした。

そして宗教についてもしかり。

独裁国でない限り、できる限り多くの情報を得て、そこからどう判断するか自分の意見をもてる教育がなされてこなかったのではないでしょうか。

自分の独自性を認めてほしかったら、まわりの自分とは異なる価値観の人を許容しないといけません。

それが民主主義です。
うわべの仲良しこよしで、生きていけるほど世界は甘くありませんよね。

2 コメント

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かってでしょう (草津の百姓)
2006-08-15 22:51:15
私の勝手でしょう。もうやめるのだから、好きにさせて。

これが今回の行動ですね、

でも期待に反して?、中国、韓国は怒ってないのですね。

もうおわりなんですね、小泉さんは。



後の歴史で、こう語られるでしょう。なんでも民営化で、国をがたがたにした総理大臣でしたと。



日本の国の道が誤っていると感じるのは私だけではないと思いますが、みなさんどうでしょうか。

国営でやるべきものは国営でやらナイト。大学まで国営じゃなくなっているのですね、今は
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Unknown (おざさ)
2006-08-17 14:54:26
☆草津の百升さん

お盆休みに何度かブログ訪問して、コメント記入試みましたが、アクセス集中のためか表示できません。

家のノートPCを結局修理に出したので、仕事中店のPCではなかなか訪問できなくてごめんなさい。

基盤交換に時間がかかるとかで、9月はじめになりそうです。
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