しましまのドレミ・カフェ

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ボラセン

2021-05-29 22:25:00 | 日記



先日新調した、晴雨兼用折り畳み傘。
とっても軽量だ。


これをバッグに入れて、旅行に行きたいな〜。


そんな日が早くきて欲しい❣️


イメージできるだけでも心が弾んでくる😊






今日は旅行ではないけれど、かなり久しぶりに地下鉄に乗って、こちらへ。


私には古巣である「愛・地球博ボランティアセンター」の総会があった。


当時は「ボランティア元年」なんて言われて、たくさんの人がボランティアデビューをし、大イベントを支えた。


私も20日間の研修を経て、会場内でボランティアリーダーとして活動した。


研修で一番学んだことは、ボランティアとしての理念だ。


・人は誰でも、置かれた立場に応じて、いつでもボランティアできる。


・アメリカの大企業を創設した大金持ちが、リタイア後に、ゴミ拾いのような地味なボランティアをやっている。とか。


・体を動かせられなくても、お金のある人なら、お金を出すのも大事なボランティアだ。とか。


それまでの日本では、「ボランティアは清廉なもので、お金を貰うものではない」なんてこともいわれていた。

しかし、研修で学んだのは、「無償」にこだわらず、お金を得ることもあること。


仕事と違い、高い報酬や対価を望んだりしないが、大きな喜びを得られる。何より楽しい。生きがいを感じる人もある。


などなど。


また、自分は「ボランティアリーダー」の立場での活動だったので、どうしたらみんなが気持ちよく活動できるか、というスキルをワークショップでそれはたくさん学んだ。


リーダーは会場内で最低20日間の活動が義務付けられ、毎日集まってくるその日初めて会うメンバーたちと、一日一日が本番勝負だった。


当然、来場者も毎日違うし、外国人も多かったし、毎日が本番で、本当に鍛えられた。



万博が終わり、その理念を継承するボランティアセンターが直ぐに発足した。


私も一応所属はしたが、その後私自身のボランティア活動の場所は、自分の住んでいる地域に軸を移した。


万博ボランティアで学んだ内容をそのまま生かす、ということではなかったが、基本的な理念や、柔軟に対応することなど、たくさん応用させてもらった。


そして、15年も経った今回、声をかけてもらい、役員の末席につくことになったのだ。


ボランティアセンター自体も、活動も随分変遷した。


今回は、当時一緒に苦労しながら活動をした、懐かしい仲間も戻ってきたそうだ。


彼らの顔を見ながら、私もまた学び、できる仕事をしようと思う。


「ボランティアって、とっても楽しい」とわかった、私の原点への恩返しだ。







コメント
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