還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

道真ゆかりの梅の古木

2011-02-06 17:03:15 | 京都ウロウロ

今日は前日の土曜日が仕事だったので、ゆっくり休んでいた関係で、ウオーキングは近場で名所探索を・・・

我が家から歩いて10分ほどのところに、かの有名な菅原道真を祭祀とする菅大臣神社がある。菅原道真といえば学問の神様で北野天満宮がすぐに頭に浮かんでくるが、実はここに道真の邸宅があって産湯を使ったという井戸もある。だから、こちらの方が道真と関係が深いと言える。

常々、妻から「ボケんといてよ」と叱咤激励?されているので、道真さんにお願いして頭を活性化しようとやって来たが、境内の中には受験生どころが人影もなく、つまらない御利益を期待した自分に反省しながら歩いていると、目の前に大きな梅の古木が・・・・

まだつぼみが膨らんでいる状態で開花にはまだ少しかかりそうだが、この梅が「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春を忘るな」の梅かと・・・・

ふと、歌舞伎の演目にある「天満宮菜種御供」を思い出した。道真が政敵・藤原時平にはめられて大宰府に左遷されていく。その後、「してやったり」と高笑いする時平。「時平の七笑い」として有名な演目だ。

時平に騙され、大宰府に出向く前に最後に、この梅の前で詠んだ歌かと思うと、感慨もひとしおだ。

境内は街中にありながら静寂に包まれていた。高辻の室町から少し西に入ったところです。

 

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