神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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formal & informal

2023年01月18日 | 教室


水曜教室では、級位差に基づく
規定の手合い割にこだわらず、
私が任意で手合いを決定しております。

通常であれば角落ちの手合いになるけど
下手(したて)の子が現在伸び盛りなので、
格上の子とも平手でやらせてみたら面白そうだなとか、
今日はこの子は連敗続きなので自信を取り戻すためにも(^^)
手合いを緩めてあげよう…とか、
そんな感じで対局をつけております。

たとえば、前者のケースの例でいえば
下手(したて)の子にとっては
週末の対局では平手で当たれない子ともできる機会になるし、
上手(うわて)の子にとっては
負けられない緊張感あふれる対局になるし(^^;
お互いにとってwin-win(?)の効果が
あるものと思っております(^^)

週末のガチガチの規定に則った対局も
週末には実現しない水曜教室のオープン対局も
成長する上でどちらも大切な対局であります(^^)
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駒落ち学習の意義

2023年01月15日 | 教室
新年が明けたかと思えば
気付けばもう1月も折り返しです。
いつも思っていることではありますが、
1日1日を大切に過ごしていきたいものです(^^)



今週から日曜教室の講義は
駒落ち定跡の学習に入りました。

駒落ち定跡は、手筋や大局観を養うのために
必要なエッセンスが詰まっています。

駒落ち定跡はどの定跡も大切ではありますが、
”選択と集中”も大切なことではあるので(^^;
当教室では、最低限、十枚落ち、六枚落ち、
二枚落ち、飛車落ち、角落ちを必須科目として
特に注力しております。

また、駒落ち学習で大切な心構えとして、
たとえ十枚落ち、六枚落ちであろと
そこで学ぶべきものはあるので、
決して軽んじることなく、
真摯に学習する(全て暗譜するくらいまで)ことが
挙げられると思います。

基本的には、初心者時代に十枚落ちを学習し、
その後、実力に応じて順番に学習して行くので
その時、その時で必死に理解をするわけですが、
後々、棋力が上がった後にもその定跡を覚えているか…?
もしも忘れてしまっていた場合に、
ちゃんと定跡書に立ち返ろうとする
マインドを持ち合わせているか…?

ちょっとしたことですが、
そんなちょっとしたことで
長い目で見た時に成長の幅が
変わって来るものだと思います。
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昇格組の躍動

2023年01月14日 | 教室


土曜日は、通常教室の前の時間の
10級コースや初段コースが入っていることが多いですが、
今週はいずれも入っていないため、
その分、1時間早く教室を開放して
対局をたくさん指してもらいました。

12月から始まった冬のリーグ戦が
ちょうど2回戦ラウンドに入る子も多く、
今日はどの子にとっても
リーグ戦対局が中心となりました。

今日の対局を終えた時点でのリーグ表を眺めていると
A級、B級ともに昇格組の子たちが
台風の目となっていることに気付きます!
通例ですと昇格組は「1つ上のクラスの壁」に苦戦することが多く、
一季で降格、また逆戻りというケースもこれまで多くありました。

しかし、まだ1回戦を終えた時点ではありますが、
A級、B級ともに昇格組の子たち計4名は
指し分け以上の成績を収めており、
とても面白い展開となっております(^^)

とはいえ、まだ1回戦を終えて2回戦に入ったばかりの段階。
今後、どのようなレース展開となるのか楽しみです!
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新年最初の水曜教室

2023年01月11日 | 教室
今日は新年最初の水曜教室日です。



冬のリーグ戦の進行が遅れている子は
リーグ戦を優先しつつ、
それ以外の子は通常対局に励みます。

今日、印象的だったのは、
中級位同士で角落ちの手合いの対局です。
上手(うわて)が序盤~中盤で優勢を築き、
そのまま終盤に入ったので、
これは「筋に入った」かなと思い見ておりましたが、
そこから、下手(したて)が粘り強く戦い、
気付けば形勢が逆転し、
終盤の力だけで下手勝ちとなりました。

下手の子は、秋くらいから詰将棋の取り組みにギアが入り、
読みの力が確実に上がっていることは感じてはおりましたが、
今日の将棋を見て、目に見えて実感できました(^^)

今日の努力の成果は明日には表れない。
何か月も経ったころに表面化するものです。
何の変化もない数か月は我慢の時期ですが、
数か月が経てば必ず成果は還ってはずです…。

件の子も何の変化も現れない時期を経て
今こうして数か月前にやったことの
成果が表れているのだと思います(^^)
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第12回神戸こども将棋教室団体戦

2023年01月09日 | 教室
今日は祝日ですが振替教室を開催し、
第12回神戸こども将棋教室団体戦を行ないました。

神戸こども将棋教室団体戦は、
不定期で行なっているカップ戦です。
将棋団体戦というものを知り、
そのルールを知り、その戦い方を知り
その楽しさを知る…といったことを
目的として2018年に第1回大会を開催し、
今回で12回目です。

競技方式は、三人制団体戦で
スイス式4回戦により覇を競います。
今回の第12回大会は
7チーム21名の子が参加いたしました。

今回の参加者を棋力順にポット分けし、
まず上位7名が大将、次の7名が副将、
そして次の7名が三将となります。

それぞれのポット内で抽選(じゃんけん)を行ない、
チームが編成されて行きます。

チームメンバーが決定されれば、
次はチーム名の策定会議です(^^)
毎回いつもそうなのですが、
どのチームもあ~だこ~だと
楽しそうにワイワイやっていて、
この時間が最も盛り上がっているような気がします。

チーム名が決まりオーダー表を提出すれば
チーム登録完了です。
全チームが出揃ったところで
1回戦の組合せ抽選会を行ない、
競技開始です。

今回が初めての団体戦という子も何名かいましたが、
「振り駒は大将だけがやるんだよ」などと
チームメイトがいろいろと教えてくれていたのは
頼もしかったです。これも団体戦ならではの
良いことだと感じながら見ておりました。

今大会を見ていて感じたのは、
団体戦はやはり総合力だということ。
1人だけ勝っても他の2名もがんばらないと
チームとしては勝てないのが
団体戦の面白いところです(^^)

結果的に優勝したチームも準優勝だったチームも
副将&三将が安定した成績を残していたことが
今回とても印象的でした。

また、団体戦だと不思議な力が発揮できるのか
普段の対局ではいつも負けている相手にも
団体戦では勝てたというようなケースもあったり、
これもまた団体戦特有の雰囲気、緊張感が
そのようなドラマを演出するのかもしれません。

そして、最終対局まで
各チームともに全4回戦を終えた結果、
4戦全勝が1チーム、3勝チームが1チームとなり、
わかりやすく、優勝、準優勝が決まりました。

今回の優勝チームは、全12対局のうち
11勝という圧倒的な成績を収め、
全勝賞を2名(副将、三将)も出す活躍ぶりでした。

また、準優勝チームも副将、三将が
2本柱のポイントゲッターとして仕事を果たし、
とても良いチームでした。

約3か月半ぶりに行った団体戦でしたが、
やってみるとやはり盛り上がるので、
また次回第13回大会も行ないたいと思います。

今回の大会に参加した子たちはおつかれさまでした。


優勝 ムキムキ無敵 (勝点4 勝数11)


準優勝 竜王 (勝点3 勝数6)


最終結果
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