神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

2種類の昇級

2019年11月20日 | 教室
今日は寒い1日でした。
冬がすぐそこまで来ているんだなと
思い起こさせられるところに、
半袖体操服で教室にやってくる子たちが…!
やる気に満ちた燃える子たち(??)です(^^)



今日の対局中、頬杖をつきながら
対局をしている子がいたので
注意をしました。

盤上で良い手を指しても、
対局に勝利しても、
対局姿勢・態度が悪ければ霞んでしまう。

棋力が上がっても
対局姿勢・態度が「初級者」のままだと
カッコ悪いよ…。

そこまで言いました。

こども達は誰しも、自分が
将棋が強くなることには関心や意欲を
持ち合わせていると思いますが、
対局姿勢・態度などについては
自らレベルアップしようという
動機付けはなされていないと思います。

だから、そこは指導者が導いて
あげないといけないところだと思います。

極論をいえば、技術的なことは
強くなりたいから、放っておいても
勝手に学び取ろうとする。
しかし、対局姿勢・態度などは
そうではないので、指導者が積極的に
意識付けをさせてあげないといけない…。

むしろ、そういうことこそが
指導者に求められる大きな役割だと
解釈しております。

こども達が級位が上がるにつれて、
対局姿勢・態度とか、
下級位者や下級生の面倒見など…
そういったソフトの面でも
”昇級”をして行ってくれるよう
導いていきたいと思っております。

次回の教室は、11月23日(土)です。
午後3時半~、学習室2にて行ないます。
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岐阜県将棋フェスティバル2019

2019年11月17日 | 大会
今日はハートフルスクエアーG(岐阜市)にて
岐阜県将棋フェスティバル2019が開催されました。

日本将棋連盟岐阜県支部連合会が主催する
今年最後の大会です。

今年度行われた定期順位戦全3回の
獲得ポイント上位者のみが出場できる
「チャンピオン戦」の部門と
誰でも出場できる「一般戦」の部門に分けて
大会が行われました。

また、チャンピオン戦は
定期順位戦でなされていたクラス分けどおり、
小学生低学年戦から一般S級までに分けて
競技が行われます。

大会の開始に先立って、
ゲスト棋士の阪口六段による講演が行われました。
とてもわかりやすい話し方で、
流行戦型にまつわるお話などが聞けました(^^)

講演が終われば、いざ対局。
今回の大会には、当教室から
チャンピオン戦の部門に
小学生低学年戦6名、同高学年戦6名、
一般B級戦3名、同A級戦1名、同S級戦1名の
計17名が出場いたしました。
(一般戦への出場はありませんでした)

競技方式はいつもどおり、スイス式トーナメントにより
行われました(小学生戦は5回戦、一般戦は4回戦)。

今回は今年度の定期順位戦の成績上位者のみが
出場しているということで、楽な相手などいません。
どの対局も厳しい対局だったと思いますが、
教室からは下記の子たちが
入賞を果たす活躍を見せてくれました!


チャンピオン戦(小学生低学年戦) 優勝


チャンピオン戦(一般B級戦) 優勝

チャンピオン戦での優勝ですので、
まさしく"champion of champion"です!
おめでとう(^^)

また、入賞とはならなかったものの
下記の子たちが敢闘賞を獲得しました。


小学生高学年戦(左の子)、一般B級戦(右の子)

また、今回はフェスティバルということで
懸賞詰将棋と懸賞次の一手が出題され、
正解者の中から抽選で「ラッキー賞」が
もらえるという企画もあり、
下記の教室の子たちが見事当選!
(対局中により他1名の子が撮影できずスミマセン)


正解するだけでなく、くじ運も求められるこの企画(^^)
”持ってる”男たち…運も実力のうちです(^^)v

今日のこの大会をもって
日本将棋連盟岐阜県支部連合会が主催する
今年の大会はすべて終了です。

1月のさなる杯小学生名人戦にはじまり
今日の定期順位戦チャンピオン戦まで
みんながんばって出場し、
入賞もいっぱい果たしました!

今年もすばらしい活躍をしました(^^)
来年も今年と同じような、いやそれ以上に
みんな各自が”自己ベスト”を出せる活躍を
してくれることを願っております。
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3歩進んで…

2019年11月16日 | 教室
今日の教室は
神戸町立図書館での開催です。

秋は公民館行事多数のため
部屋の利用ができない日が多く、
そのような日には神戸町立図書館を
利用させていただいておりますが、
そんな今秋の図書館開催シリーズも
今日が最終日です。



今日は3名の昇級者が出ました。
いずれも低学年の子たちです。

低学年の子の成長は日進月歩なので
ほんの数か月の間に
ライバル関係や勢力図が
ガラリと変わることが多々あります(^^)

そのことに関連して(?)、
教室でこども達が上達する過程を見ていて
気付かされることがあります。

将棋の上達というものは、
「3歩進んで2歩下がる」
そういったことを繰り返しながら
ステップアップしていくのではないか
ということです。

たとえば、初級者の子が
攻めのテクニックを覚えたことにより、
だんだん勝てるようになり
一段階強くなったかと思えば、
あるころからまた勝てなくなる。

今まで勝てていた子にも
負け越したりするようになっていたりして、
あのころの勢いはたまたまだったのかな…と
思いながらまた月日が流れると
また一皮むけたように強くなる時が来る。

そういうことを繰り返して
年月を経てある時、気付くと、
大会で優勝したり、上級位まで昇級していたり…
そんな感じです。

そもそも、
”2歩下がる”(ように見える)現象は
特定の子に限らず
意外と一般によくあることなのですが、
なぜそのようなことが起こるのか
私なりに考えてみて
1つの仮説にたどり着きました(^^)

覚えたテクニックを武器に
初級者の子を相手に
攻め勝てていたころは良かったのですが、
ちょっと強い相手と当たった時に
その攻めが通用しなかったり、
終盤の大逆転負けなどを経験して行くうちに
「将棋の怖さ」を覚える…。

これまでのアクセル全開の攻めから
受けに回ることを覚えたり、
相手に駒を渡さない攻めを覚えたり…と
ブレーキを踏むようになります。

そのことにより、
勝てる将棋も勝てなくなってしまう
のではないかと思います…。

勝てない中で自分で試行錯誤しながら
もがきながら、もがきながら
鍛えの入った強さを身に付けて行く…。

”2歩下がる”プロセスも
将棋が強くなって行くためには
必要なことだと思います。

遠回りをしているように見えることも
成長のためには、実は、
遠回りではないのかもしれません。

次回の教室は、11月20日(水)です。
神戸町中央公民館にて行ないます。

なお、明日(11月17日)の日曜教室は
お休みとなりますのでご注意ください。
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弱くない!

2019年11月13日 | 教室
今日は教室日です。



水曜日は教室が90分(1時間半)と
週末の教室に比べて時間が短いことに加えて
プリント学習も行なっているため、
いかに効率良く進められるかが
重要だと思いながら教室を回しております。

そのため、特に対局数確保の具体策として
「対局数を確保するため、
チェスクロックを積極的に入れて、
一局にあまり時間をかけ過ぎないようにする」
「級位差にこだわることなく、手合い待ちを
している子同士はどんどん当てて行く(駒落ち)」
といったことを行っております。

その成果もあり(?)、
今日は多い子で9局こなした子もいました!

みんないっぱい指したな~と思いながら
対戦成績の結果を眺めていると、
今日は中級位のある子が黒星の連続…。

これだけ見ると、なんだかこの子が
弱いように見えてしまいますが、
決してそんなことはなく、
みんなが強くなっているので
力のある子でも、その日の調子次第では
黒星続きになってしまいます…。

でも、見方を変えれば
現状に満足することなく、もっと上達したい
という思いになれると思います。

”揉まれて強くなる”
そんな、お互いを高め合うことが
できるような教室になり続けて
行ってほしいと思っております(^^)

次回の教室は、11月16日(土)です。
午後3時半~、神戸町立図書館にて行ないます。
場所にご注意ください。
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第3回名古屋城こども王位戦決勝大会

2019年11月10日 | 大会


第3回名古屋城こども王位戦
小学三年の部 優勝

ビッグタイトル獲得!
本当にすばらしいです(^^)v
これからもさらなる成長を目指して
研鑚に励んでいってくれることを
願っております(^^)
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