十すくみ

9月になりましたが
まだまだ夏真っ盛りという感じの暑さです…。

日曜日は講義＆実戦の二本立てです。



講義の方は今月は
振り飛車の学習を進めております。

振り飛車は序盤の駒組みや
戦いの方針がわかりやすいことから
初級者が入りやすい戦法とよくいわれます。

教室の子の中にも
振り飛車を好んで指す子も多いです。

振り飛車党になることを
推奨するものではないですが、
（むしろ、初級者のうちは
居飛車、振り飛車いろいろ
指す方が良いと思っています）
振り飛車の定跡の勉強をすることで
特に初級者にとっては
将棋のコツのヒントが得られる
のではないかと思ったりもします…。

後半は実戦です。
実戦は今は通常戦のみで戦っておりますが、
今日の実戦を見ていて感じたこと。
それは、中級以下の子たちにおいて
切磋琢磨によってみんなが引き上げられるように
レベルが上がっているなあということです。

「三すくみ」という言葉があります。
じゃんけんのグー・チョキ・パーのように
こっちには勝てるけど、こっちには負ける、
結果として誰が最強なのかわからない
みたいな関係を指す言葉です。

最近の教室の中級以下の子たちも
「三すくみ」ならぬ「十すくみ」みたいな感じで
大混戦な星取りとなっております。

「そこから頭ひとつ抜け出してやろう！」
という勝負根性を持ち、
そのための努力が出来る子が
将来強くなる子なんだと思います(^^)

次回の教室は、9月11日（水）です。