成長のための良薬

2週間ぶりの水曜教室です。

今日は2名の子が体験入学に来てくれました。
既に教室に通っている子の
学校の友達とそのきょうだいの子です(^^)

お母さまがおっしゃられていたのは
2人とも頭脳ゲーム類が好きとのことで
お家でも将棋を指しているとのこと。

駒の動かし方はやや不安なところもあるけど
将棋のルールは既に知っている子たちなので
早速、教室の子たちと対局をしてもらいました。

対局後には感想戦で先輩たちが
いろいろ教えてくれることを真剣に聞いている姿に
お母さまは感心されておられました。

今日の体験を通じて、
将棋って楽しいなあ、もっと将棋が上手くなりたいなあ…
と思ってくれたら、うれしいです。

さて、今日の教室ですが、
ある子が対局後に負けて泣いている姿を見かけました。

いつもは対局に対してドライというか、
負けてもあまり感情を表に出さず
センスはある子なのですが、
将棋に対してやや淡白なようにも映っていたので、
今日の姿には、良い意味で「あれ？」と思いながら
敢えて私は見ないふりをしていました。

何がきっかけとなったかはわかりませんが、
とにかく、
”今までよりも今日は将棋に負けて悔しかった”
ということは事実だと思うので、
今日の涙が彼の向上心に影響を及ぼし
また一回り成長してくれるものと期待しております。

「才能ある若手にこそ、挫折を経験させなければならない。
挫折はその選手を成長させる最大の良薬だからである」
（ヨハン・クライフ）

次回の教室は、12月15日（土）です。