質より量

今日は教室日です。



今日の教室では1日で9対局をこなした子がいました！
日曜教室は、前半は授業、後半は実戦の2本立て
ですので対局数はあまり伸びない傾向にあるので、
日曜教室で9局を指した子というのは新記録だと思います(^^)

中級以上になってくると
長考をしたりするようになるので
総じて対局時間が長くなりますが、
初心から初級の子たちの将棋はあっという間に
終わってしまうことも少なくありません。

「もっと時間を使ってよく考えなさい」
という指導者の常套句があるのですが、
私は初心から初級の子たちに対しては、
あまり言わないようにしております。
（中級以上の子たちには言いますが）

初心から初級の子たちは
たくさん将棋を指して、
たくさんの局面を見る（経験する）ことの方が
効果的だと思うからです。

それに、初心から初級の子たちは
「先の手を読む」という作業がまだ未熟なため、
時間を使えばたくさん読めるとか良い答えが出る
というものでもないと思います。

ですので、
早く指すことを奨励しているわけではありませんが、
早く対局が終わっても特段注意することなく、
次の対局をどんどん当ててあげるようにしております。

誤解を恐れずに言うならば
「量より質」ならぬ「質より量」でしょうか(^^)

次回の教室は、12月8日（土）です。
午後3時半～、2階会議室にて行ないます。

なお、12月5日（水）は
中央公民館イベントにより施設利用不可のため、
教室はお休みとさせていただきます。