昨日および今日の2日間、岐阜県関ケ原町にて
・「天下分け目の関ヶ原」東西人間将棋
・将棋百面指し
の両イベントが開催されました。
私は昨日は赴かなかったのですが、今日行ってまいりました。
これら催しは昨秋にも同町にて行なわれており
その時はあいにくの雨でしたが、
今回は天候にも恵まれました(風はやや強かったですが…)。
今日のファーストプログラムは女流棋士対決。
山口女流二段と里見女流初段の対局です。

エキシビションマッチならではの
おもしろい序盤の出だしとなりましたが、
中盤あたりでは里見女流初段が良くなったようにも見えましたが
山口女流二段が舌戦に持ち込んだ作戦が奏功したのか(笑)、
最後は勝利を収めました。
午後からは渡辺棋王と都成五段による対局。

(東軍・渡辺棋王)

(西軍・都成五段)
午前の女流対局では”人間駒”はありませんでしたが、
この対局では甲冑を纏った人間駒を用いて行なわれました。

西軍・都成五段が、関ヶ原合戦で西軍を率いた石田三成にあやかって
「石田流三間飛車」の作戦を用いたのには、なるほどその手があったか!です(笑)
一方、東軍・渡辺棋王は、鶴翼の陣をイメージしての陣形を組まれたそうで
堅い玉を好む渡辺棋王らしからぬバランス重視の形で応戦されていました。
これは人間将棋ならではの作戦で、すべての駒を1回以上は
動かそうという配慮があってのことだと思います。
渡辺棋王は、ご当地サイダーや、ご当地扇子を自ら購入されて
対局中にさりげなく持ち出すことで宣伝マンとして
PRされていた(?)ことは流石の応対でした(^^)
そんな対局の結果の方は、史実を覆し、西軍が勝利を挙げました。
東軍・渡辺棋王は、史実に基づいて西軍の竜が寝返ることを待っていたようですが(^^)、
最後まで寝返らなかったことが史実を覆した原因のようです(笑)。
そして、今回も、不自然な手を指すことなく全40人の人間駒がすべて
1回以上動いたことはさすがプロの技でした。
ところで、この対局には教室の子のお父さまが
西軍の角行としてご出演されておりました。

さすが角行。鎧や兜の装いが豪華です。
西軍駒でしたので勝ち鬨をあげて格好良かったです!
おまけの1枚。

その場に居合わせた教室の子たちと。
ベストショットでしたので、お母さまからいただきました(^^)
人間将棋の後には、将棋百面指しが行われました。
アマチュア愛好家100名がロの字型に配置された机に着席し、
プロ棋士7名がその中をぐるぐる回りながら順繰りに1手ずつ
指して行ってくれるというスタイルの指導対局です。
通称「ぐるぐる将棋」と呼ばれております。
事前応募制で当選した人100名が参加することができ、
当教室からも今日は8名の子が挑戦しました(昨日は5名)。
【今日参加した子たち】




感想戦で渡辺棋王に「最後よく詰みを読み切っていたね」等と
褒められて喜んでいた子もいたり、勝った子も負けた子も
とてもモチベーションが上がったようです。
最後に対局証明書をいただいて将棋百面指しは終了です。
今日は朝から夕方までまる一日将棋を楽しめました。
また来年も行なわれるのか分かりませんが、
神戸こども将棋教室からこんな近く(同じ西濃圏域)で行なわれる
トップ棋士もやって来る将棋イベントが
今後も続いていくことを願っております。
・「天下分け目の関ヶ原」東西人間将棋
・将棋百面指し
の両イベントが開催されました。
私は昨日は赴かなかったのですが、今日行ってまいりました。
これら催しは昨秋にも同町にて行なわれており
その時はあいにくの雨でしたが、
今回は天候にも恵まれました(風はやや強かったですが…)。
今日のファーストプログラムは女流棋士対決。
山口女流二段と里見女流初段の対局です。

エキシビションマッチならではの
おもしろい序盤の出だしとなりましたが、
中盤あたりでは里見女流初段が良くなったようにも見えましたが
山口女流二段が舌戦に持ち込んだ作戦が奏功したのか(笑)、
最後は勝利を収めました。
午後からは渡辺棋王と都成五段による対局。

(東軍・渡辺棋王)

(西軍・都成五段)
午前の女流対局では”人間駒”はありませんでしたが、
この対局では甲冑を纏った人間駒を用いて行なわれました。

西軍・都成五段が、関ヶ原合戦で西軍を率いた石田三成にあやかって
「石田流三間飛車」の作戦を用いたのには、なるほどその手があったか!です(笑)
一方、東軍・渡辺棋王は、鶴翼の陣をイメージしての陣形を組まれたそうで
堅い玉を好む渡辺棋王らしからぬバランス重視の形で応戦されていました。
これは人間将棋ならではの作戦で、すべての駒を1回以上は
動かそうという配慮があってのことだと思います。
渡辺棋王は、ご当地サイダーや、ご当地扇子を自ら購入されて
対局中にさりげなく持ち出すことで宣伝マンとして
PRされていた(?)ことは流石の応対でした(^^)
そんな対局の結果の方は、史実を覆し、西軍が勝利を挙げました。
東軍・渡辺棋王は、史実に基づいて西軍の竜が寝返ることを待っていたようですが(^^)、
最後まで寝返らなかったことが史実を覆した原因のようです(笑)。
そして、今回も、不自然な手を指すことなく全40人の人間駒がすべて
1回以上動いたことはさすがプロの技でした。
ところで、この対局には教室の子のお父さまが
西軍の角行としてご出演されておりました。

さすが角行。鎧や兜の装いが豪華です。
西軍駒でしたので勝ち鬨をあげて格好良かったです!
おまけの1枚。

その場に居合わせた教室の子たちと。
ベストショットでしたので、お母さまからいただきました(^^)
人間将棋の後には、将棋百面指しが行われました。
アマチュア愛好家100名がロの字型に配置された机に着席し、
プロ棋士7名がその中をぐるぐる回りながら順繰りに1手ずつ
指して行ってくれるというスタイルの指導対局です。
通称「ぐるぐる将棋」と呼ばれております。
事前応募制で当選した人100名が参加することができ、
当教室からも今日は8名の子が挑戦しました(昨日は5名)。
【今日参加した子たち】








感想戦で渡辺棋王に「最後よく詰みを読み切っていたね」等と
褒められて喜んでいた子もいたり、勝った子も負けた子も
とてもモチベーションが上がったようです。
最後に対局証明書をいただいて将棋百面指しは終了です。
今日は朝から夕方までまる一日将棋を楽しめました。
また来年も行なわれるのか分かりませんが、
神戸こども将棋教室からこんな近く(同じ西濃圏域)で行なわれる
トップ棋士もやって来る将棋イベントが
今後も続いていくことを願っております。