年に数回と決めているカープ応援である。
ペナントレース開幕前後は、対孫防衛戦のテンヤワンヤで、カープ応援投稿ができなかった。
カープのオープン戦成績が全12球団中の最下位でもあり、今年のセリーグ順位は、Dena-阪神-ヤクルト-巨人-広島-中日で、カープは6位もある5位と予想・覚悟していた。
カープは開幕3連敗と順当?なスタートを切ったものの、その後首位に躍り出たが徐々に順位を下げて現在は辛うじて3位をキープしている。
カープ不振の原因は、不安視された投手陣は何とか踏ん張っている反面で、攻撃で秋山選手以外の不振が響いて得点を挙げられないことと思っている。切歯扼腕の最大は、打者がバットを0振りまたは1振りして三振することである。
好打者の指標とされる打率3割は、10打数3安打では無く、30回バットを振って漸く3本のヒットが出ることと考えれば、0振や1振で三振するのは論外に思える。
かっては、好球必打が鉄則で草野球でも初級からバットを振ると大ブーイングであったし、王貞治選手は初球ストライクを悠然と見逃すのが常であった。王選手は、次球以降に対応できるスキルがあったために安打・本塁打を量産できたが、残念ながら現在のカープには追い込まれても相手投手のウイニングショットを打てる選手は少ない。
この状況を過日の実況で、解説の安仁屋宗八氏(昭和40年代のカープのエース)が「消極的」と嘆かれていたが、OBならずとも「頼むからバットを振ってくれ」と懇願するものである。
現在のパワー野球では、ファーストストライクから打ちに行くのが常識で、WBCでも初球の待球などどの国もやっていないが、我らのカープだけは「オールド・セオリー」を忠実に守っている。新井監督も腹に据えかねたのであろうか、前日に0振り三振のレギュラーを翌日にはスタメンから外している。複数回にわたって書いたことであるが、打撃コーチはカープOB以外から招聘して、意識改革を図る必要があるように思える。
異端であると思うが、力感溢れる積極スイングファーストストライクから打ちに行って、例え1回の攻撃が3球で終わったとしても、好機・得点機の”0振り三振”を観るよりは救われる。
5位でも6位でも良い。頑張れ””カープ””。
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