もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

私の浅(朝)漬け作法

2023年07月14日 | カープ・スポーツ

 河野訪中団に参加した玉城沖縄県知事の言動や川勝静岡県知事の居座り成功など書きたいことは多いが、本日は自分の浅(朝)漬け作法を思い出保存のために書き留めておくこととした。

 自分は、朝食に出された野菜や果物を漫然と食べていたが、2・3年前のある日「出されたものを漫然と食うだけではかっての集団給食と同じでは」と思った。そして思いついたのが、自分で一手間加えるための「我流浅漬け」の作成である。いや「浅漬け」ではなく正確には「朝漬け」であるが。
 初日、かつお出汁ベースの液体を作って朝食に供された野菜や果物を放り込む。
 次の日には、前日の食材を取り出して当日の物と入れ替える。ここからがキモであるが、取り出した食材の味がどうであれ、台所に置かれた何かしらの調味料を必ず加える。
 この繰り返しで、液体は徐々に変身し育っていくが、なにせ知識も長期的な計画を持たずに、気まぐれに・適当な匙加減で調味料を加え続けるために、数日たつと液体は「得も言われぬ」味に変化する。この場合の「得も言われぬ」は通常の「趣がある」や「対象をほめたたえる肯定的な表現」ではなく、筆舌に尽くせぬ「悪味」でトマトと納豆以外は何でも食べられる馬鹿舌の自分でも箸が出ずに液体廃棄しか途が無いことを指している。
 この一連は、永くて10日ほどで幕引きとなり、出されたものを従順に食べる日常に戻るが、2~3か月経つとまたぞろ虫が騒ぎだして、出汁作り~放り込み~調味料添加~廃棄のローテーションが復活する。
 「調味料が驚くほど速く無くなる」・「いい加減に止めたら」と愚痴っていた妻も今ではあきらめ顔で「また始まった」と冷ややかな視線であるが、今朝の「オレガノの一振り追加」が如何様になるのかと、明日が待ち遠しい。

 関東では月曜日の22時から日テレで放映されるマツコ・デラックスさんの「月曜から夜更かし」は例えカープ中継が継続中であっても必ず視聴している。
 何故かと云えば、画面に登場する市民は何れも個性派ぞろいで、些かに常識から離れている自分ですら「自分の程度ならまだ常識人」という安堵感を与えてくれるからである。
 多分、自分の「朝漬け作法」は取材されてもカットされる程度の物かと思うが、日常における非日常のルーティーンとお試しあれ。たぶん誰も真似してはくれないだろうことは分かり切っているが。
 (追記):カテゴリーを追加するのも詮無いことと思い、「カープ」の項目に入れます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿