朝鮮総連本部の居座りが濃厚となった。
総連ビルの競売で落札者は総連の退去移転を表明していたが、どのような経緯を辿ったのか総連との関係が取り沙汰される別の業者と賃貸関係を結び、事実上の本部居座りが実現したもののようである。仲介者は、山内俊夫元参議院議員で『日朝関係を考慮した民民の仲介』であるとしている。現在は私人とはいえ、かって国政に参加した人間が北朝鮮の走狗となって、拉致・核開発問題解決の中核をなす制裁を無力化する許し難い愚挙に走ったと言わざるを得ない。また、そのような親北思想の人間が国会議員であったことに驚きを禁じ得ない。近年、閣僚候補者について金銭の清浄度を調査する(いわゆる身体検査)が行われているが、国の三権に関与する者に対しては、国家への忠誠度を調査する《踏絵》が必要ではないだろうかとも思える。思想(信条)の自由は当然であるが、信条を公人として行動に移す場合には、自分の信条を鮮明にして他人に評価を仰ぐことが最低限の姿勢と考える。山内元議員の事跡については知らないが、今回の行動から推測するに国会議員の衣の下には、親北的な鎧を秘していたのではないだろうか。
衣の下に鎧を隠した《隠れ・・・》は、報道・政学界に多数いると思われるが、そのような「衣に隠れての利敵行為」を防ぐ手立てはないものであろうか。
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