9月18日(日)9時40分に起きる。未明のまだ暗いうちと8時ごろの2回、
カナが飛び乗って来ていつものように背中当たりでごそごそ。眠たいけど、
頭や背中を撫でてやり、相手してやる。何を思ってやって来るんだろうな、と
思うとおかしい。
雨戸の外とは相変わらず曇り空、蒸し暑い風もかなり強い。台風14号は925
hPaに少し勢力が衰えているが、まだまだ強力だ。
九州各地に暴風、高潮、大雨の「特別警報」が続出している。こんな凶暴な台
風が、日本列島を縦断するのだろうか。
軒下のアルミ製フラワースタンドの裏側に、アシナガバチが巣をかけたことは、
この前の日記(8月28日、「蜂の一刺し」)で書いたが、今日「どうなってる
かな?」と見に行ったら、アレレ?巣も蜂の姿も見えない!蜂の子たちが無事
巣立って引っ越したのかなあ、と思ったが、巣も忽然と消えているではないか。
まさか家ごと引っ越したのではあるまいに。蛇かイタチたちにでも襲われ、食
べられてしまったのか。それにしても、巣ごとなくなるとは・・・蜂ミステリ
ー、だね。
19日(月)9時30分に起きる。外は台風14号を予感させるような空模様
だが、まだ雨はパラパラしか降っていない。九州や中国地方はちょうど通過時
にあるようで、川は増水し街路樹も大きく揺れている。近畿地方は今夜大荒れ
になるというが、伊勢湾台風クラスと言われた14号の勢力もかなり衰えている
ようで、大きな被害にはならないかも。
今日は敬老の日。町内会から落語やコーラスでお祝いの集いの案内が来ている
けど、毎年スルーしている。別にヘソを曲げているいるつもりはないが、「敬
老」と言われることに、何となくこそばゆい思いがあるからだ。「敬われる」
ことは何もしていないから、放っておいてほしい、というのが正直なところか。
これってヤッパリ「ヘソを曲げている」のかしらん。
テレビで7時から午前0時半まで、5時間半にわたるエリザベス女王国葬の
中継を見た。世界の要人2000人が参列した伝統にのっとった葬儀、ウイン
ザー城の埋葬地に向かう沿道で、王室旗ロイヤル・スタンダードに覆われた棺
を乗せた車に投げかけられる国民からの花束。英国民は勿論世界中から愛され、
尊敬された女王。これぞ国葬、と感じ入った。日付が変わる0時30分まで、
延々と5時間半もテレビに釘付けになるなんて、そうそうない。それほど荘厳・
尊厳と哀惜の念に満ちた、素晴らしい国葬だった。
<アシナガバチの巣が消えたフラワースタンド>
<沿道から投げかけられた花束を乗せて進むエリザベス女王の棺の車(TV中継から)>