コロナ禍が一向に収まる気配がなく、先が見えない。
医療ひっ迫、入院したくてもできない一般患者が続出、がん患者などまともに手術も
受けられない現状という。
世界に誇る医療先進国がコロナ禍とはいえ、こんな「医療貧困国」をだれが予想した
だろう。
政府は国民の命より東京オリンピック・パラリンピック(オリ・パラ)の方が大事とば
かりに、「コロナ対策を徹底して安心安全のオリンピック・パラリンピックを目指す」
と、壊れたレコードのように繰り返す。
開催まで50日を切った今日、心の底から本当に「安心安全」にオリ・パラを完遂でき
ると信じているとしたら、よほどのウソつきかノー天気だ、と失礼ながら思う。
今からでも遅くはない。
世界に向かって「コロナまん延の現状を鑑み、我が国は国民の命を守ることを最優先
と考え、アスリートの皆さんには大変申し訳ないが、オリンピック・パラリンピック
は中止します」と宣言したらどうだろう。
これこそ国民ファーストの、歴史に残る「感動宣言」になると思う。
各種世論調査では、オリ・パラ反対(再延期)意見は7割を超えている。
選手合宿など予定していた自治体で、ホストタウンを返上したのは50を超えたとか。
主催国の国民の支持が得られない国家イベントを、強行する意義がどこにあるのか。
良識ある国際世論は、日本の方針転換(オリ・パラ返上)を非難しないだろう。
非難するのは大会で一儲けたくらむ利権業者や一部IOC委員ぐらいじゃないかえ。
折しも政府のコロナ対策分科会の尾身会長は「パンデミックの状況下でやるというの
は普通はない」と発言をし、各方面で賛否両論の波紋を呼んでいる。
コロナ禍で疲弊しきった国民は圧倒的に「中止」に傾き、政府上層の中にも「中止」
論者がちらほら、潮目は徐々に変わりつつある、とみるがどうだろう。
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昨年6月に「カナは満2歳」と書きましたが、あれからまた1年たちました。
ますます元気ではしゃぎまわっていますが、別名「寝子(ねこ)と言われるほど、良
く寝てもいます。
そんな日常生活の一端を・・・
<私のベッド占領して長々>
<読書椅子で悠然>
<階段もグッドスペース>