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リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

クルマに優しい?歩道橋

2019-04-27 10:57:28 | 日記
クルマに優しい?歩道橋…
え、ヒトに優しいの間違いじゃないの?
 
道路に架けられた歩道橋は、日本独特の風景のようだ。
外国ではめったにお目にかかれない。
私の貧しい外国旅行経験では、歩道橋を目にしたのは中国の大連だ
けだったように思う。
 
歩道橋は一見、歩行者に優しい施設と思いがちだけど果たしてどうか
な?
 
高度成長期に入ったころ、交通事故もうなぎ上りで年間死亡者は1万
人を超え「交通戦争」と言われた。
そんな時代に歩行者の安全を守るためとして、盛んに造られたのが
歩道橋だ。
完成すると近くの幼稚園児たちが「渡り初め」をして、ニュースにもな
ったものだ。
 
交通安全の切り札として、華々しくもてはやされた歩道橋・・・確かに
車にひかれる心配がないのは事実だけど、急な階段を上って下りる
のは高齢者や小さな子供を連れたお母さんには決して「優しい」施設
ではないことが、やがて指摘され始めた。
この日記を書くために、近くの歩道橋を上ってみたが年寄りにはやは
りつらい。 
  
  <道路をまたぐ歩道橋>
  
 
  <階段の上り下りは辛い>
  
 
普通の人もほとんど利用していないから、階段も汚れ赤さびている。
勿論、新しく造ってもいない。
逆に歩道橋の下に信号と横断歩道を設けるところも出てきた。
歩道橋は無用の建造物になり果てている
 
  <歩道橋の下に横断歩道と信号機>
   
 
尼崎市の何代か前の市長時代に、市長の親族が土建屋さんだった
ので、市内にやたらと歩道橋が作られ、疑惑を招いたことがあった。
今では誰も利用しない「遺構」になり果て、道路をまたいで赤さびた醜
い姿をさらしている。
人を急階段の歩道橋に押しやり、その下を車がスイスイ・・・
「車に優しい?歩道橋」が見えてくる。
 
  <橋上からの眺めはいいが…>
   
 
雨後の竹の子のように作られた歩道橋、いつかは撤去しなけりゃいけ
ない…どうするのだろう。
時代の要請だったと言えばそれまでだが、歩道橋1基作るのに1000
万円から1億円は必要とか。
撤去費用もバカにはならないはずだ。