銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

「パクリン」再び!!

2016-05-20 14:12:08 | 情報

 ジャズバーエムズの企画で、前述の「三管:進駐軍サウンド」

「スタンダード愛好会」そして「e-PAQ」とさまざまな曲の

アレンジと演奏にお付き合い頂いている小林洋さん、

エムズだけでなく、本当にさまざまなミュージシャンの信頼も厚く、

永年にわたって数限りないレコーディングに参加して来られたわけですが、

なんとこのたび!満を持してよりによって

PAKURIN 1001 ENSEMBLE】のアルバムが完成して

初リーダー・デビューとなりました\(^o^)/

 過去、足掛け4年にわたってエムズで22回開催された

【パクリン1001合奏団引き倒しライブ】に「皆勤賞」は

さすがにいらっしゃいませんが 500曲を超えるこの曲集のレパートリーを

ナマでお聴きになった方々には、この感慨を共有して頂けることと思います。

聴いたことのおありでない方にも"世にも美しく優しくハッピーな"音楽を

お手元にお届けできることになり、エムズとしても私としても

とても喜んでおります。

 

 本発売は8月20日と、ずいぶん先ですが、現場に来られる方には

絶賛先行発売中 洋さんのサイン入りで

さらに昨日、急きょ決定した【アルバム発売記念ライブ@エムズ】

8月28日(日)こちらにいらしていただければ、その場でメンバー全員の

サインがもらえる、というわけです 詳細は後日アップいたします。

パクリン1001合奏団 アルバム完成!

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昭和は遠く・・・

2016-05-18 15:58:01 | つれづれ

 20年以上も前に、つまり駆け出しでまだ「何を歌いたいか」と

「何が歌えるのか」が一致していなかった頃、共演した大先輩の

光井章夫さんが休憩時間に

「レパートリーなんてなぁ、オレなんか30曲くらいかな。

自分にしっくりくる曲だけを、大事に歌ってりゃいいんだよ」というような

意味合いのお話をしてくださったことがありました。 たぶん、私を含め

若かったVocalist達が、いろいろ新奇な曲をステージに持ち込んで

不完全な譜面で初見を強いる、というのを苦々しくも思っていらしたのでしょう

実際、若さと未熟さは周りのミュージシャンに多大な迷惑をかけていたろうな、

と思います。

で、経験を積んでそれなりにこなれてきて、伴奏のほうも馴染んでうまくいくように

なればそれでいいのか?というと、この頃特に思うのです。

「いま、自分が本当に何を歌いたいのか、目の前のオーディエンスは何を

聴きたいと思っているのか、共演者も一緒になって入り込めるような曲は・・・」

つまり「本当の自分のレパートリー」とはって。

そんなに何百曲もないような、なくてもいいような気もする。

「いつ聴いてもバンチャンのスターダストはいいねえ」というのが

Standard Loversの真骨頂ではないかな、と

 

 ジャズバーエムズがオープンして数年の間、つまり光井さんが具合を悪くされるまで

「三管:進駐軍サウンド」として河辺浩市(Tb)芦田ヤスシ(Ts)光井章夫(Tp)

三氏のフロントで時々企画をしていました。

 このたび天国に「三管」が勢揃いしてしまいました。

昨年末の愛好会に遊びに来てくださった光井さんの記事を

こんなふうに書いたのに     最後の共演

きっと河辺さんが「オヤ、バンチャン、ずいぶん早く来ちゃったね~~」と

おっしゃっているのではないかしら

「佳き時代」がしずしずと遠ざかっているような、今はそんな気持ちです。

 

小林洋さんの記事

高浜和英さんの記事

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何を歌うか

2016-05-16 15:57:08 | 

 ずっと以前にもブログに書いたことがあると思うのですが、

「ジャズが好き」「ジャズを歌ってます」と一口に言っても

実はみんな(やる人も聴く人も)好きなスタイル(時代かな)が

違います。古いスタイルにこだわる人、スウィング~モダンの「中間派」

また、オリジナルの割合が多い場合もありますね。

この頃若い方々と共演したり、ライブに貸し出したりして聴いていると

翻って自分の好きな、こだわっている(というかそれしか興味がない)

スタイルが見えてくる、ということがあります。

 新しくできた曲、音楽的に高度なこと、スーパーなプレイ、そういうもので

刺激を受けて力をもらったり、癒される向きもあるでしょうが、かたや

「十年一日」の如く、来る日も来る日も同じ「耳タコな」ナンバーを歌って

飽きない、また飽きさせないということが、私のイメージする

「スタンダード・シンガー」なんだろうな~と。

そして私自身も、何十年も歌っている曲に、またある日、ふと違った

「グッとくるもの」を感じたりしているわけです。

 

 本日:5/16(月)高浜和英(P,Vo)さんのソロ

まさにそういう王道スタイルの一つを貫くピアニストですね

デュエットナンバーもたいてい「1920年代の時代背景は・・・」

なんてのをやってます お試しあれ

 

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お知らせ

2016-05-10 14:20:05 | 情報

6月のスケジュールをアップしました。

 

6月25日(土)の【ePAQ w/eSL】について解説いたします。

「ePAQ」は「エムズ・プロ・アマ・カルテット」の略称で

松平恒和(Cl)小林洋(P)酒井一郎(B)石井雅也(Ds)の4氏で構成されています。

新たに参加の「eSL」は「エムズ・スタンダード・ラヴァーズ」の略で

松平さん主催のセッションや、エムズでの貸切セッションなどで

歌っているアマチュアとセミ・プロの方々の総称です。

今回から、二人ずつの歌手のご参加をいただきまして、

「楽しいプロアマ交流のミニ発表会を兼ねたライブ」という形に

することになりました。

\3,000(1drink) 追加:\500/glass

foodお持ち込み自由にて。

18:30 Open  19:00~、20:00~

ぜひ「同好の士=スタンダードを愛する方々」に

聴いていただきたく、ご予約をお待ちしております。

ご予約はエムズのサイト[Contact]から、または

03-3574-5508 ジャズバーエムズ(平日18:30~19:30)

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...to be continuedの続きと

2016-05-09 15:12:56 | つれづれ

 音楽を仕事にして長い年月が経つと、プライベートな時間に

誰かのコンサートやライブに出かけても、共演者の耳で聴いてしまって

楽しみ切れない、いわば「職業病」的症状に悩まされる人は

多いのでは?と思います。

「あ~、そこんとこ、その節回しナシ」てな感じで・・・。

もっとも、とてもとても長いキャリアの大先輩にはそういうストレスは

なさそうで、「それはそれさ」というスッキリサバサバした感じに

「ああ、まだまだ自分は修業が足りん」と反省するわけですが。

耳にまったくストレスのない演奏と現場を楽しめた時には、本当に

何倍も幸せな気分になれます 

つまり「ピュアなオーディエンスとして」楽しめる機会が

なかなか少ない人種なワケで、前出の会話でそれを

思い出した次第です。

 オーディエンスにも凄いキャリアと感性の持ち主がいて、

「聴きたくないな、と思う演奏になると、耳にフタができるんですよ

うむむ・・・新人種=ニューカマーかも

そんなワケで

さわさわと涼しい雨の降りだした連休明けです

エムズ自慢のソリスト・ラインナップ

本日:5/9(月)辻 邦博(G,Vo)

もちろん、アルバム収録曲を中心に、ブルースなども。

明日:10(火)袴塚 淳(P)

11(水)深澤 芳美(P)

 

 そろそろ「銀座モヒート」も解禁しますかね

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