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ギボウシの育成
岩ギボウシの交配実生育成をしています
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ギボウシ春

2010-05-24 19:00:00 | Weblog

 今日は朝から雨が降り続いていて、気温も低めの様だ。  
5月21日にまたまた日本ミツバチの分蜂群がやって来ました。  後で紹
介します。  

ギボウシ展示会直前となりその準備が忙しく、最後の追い込みに入ってい
る。  
年に一度きりの展示会であり、少しでも来場される方々に楽しんで貰える
様にと、会員一同テンションが上がって来ています。  
展示品の会場持ち込み、会場準備は5月27日の昼からです。  
28日(金)~30日(日)の間の天気予報では、雨は降らない予報です。  
楽しみです。  みなさ~~~ん!♪ 観に来て下さいね~~~。!♪  
☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆!!!!

         
  春になり、ギボウシの出芽と葉の展開の様子を紹介します。  
※以下の画像は、クリックすれば大きな画像でも御覧になれます。  

 こちらは秩父系岩ギボウシの〔大観〕と言う品種です。  濃緑の地に黄
覆輪が、とても美しい個体です。  

 こちらは岩ギボウシ交配実生のオリジナル選抜個体です。  葉は照り葉
で黄縞が美しくお気に入りの状態です。  今後の生長も楽しみです。  

 こちらは秩父産岩ギボウシの〔大洞錦〕です。  まだ若い個体ですが、斑
入りの状態は偏っています。  この状態から考えると、来年の芽当たりに
よっては緑葉に戻ってしまう可能性も否定出来ません。  来年の芽が今
から気になります。  良い位置に芽が出来てくれるかなあ!?  
(笑)( ̄ー ̄;汗   

 こちらも岩ギボウシ交配種ですが、なんとなく中斑になりたがっている感じ
の個体です。  今後も観察を続けます。  

 こちらはうなずきギボウシ羅紗葉タイプの〔剣の舞〕と言う品種です。  
大変マニアックな品種で、花の咲き方が特に変わっていて、面白い個体で
す。  花柄は株元よりほぼ横向きに伸びて花を咲かせるのです。  初め
て見る人はビックリでしょうね~!(笑)  こんな咲き方をするのはこの品
種だけでしょうか~!?  

 ギボウシ展示会準備に忙しい最中、今年も我が家に日本ミツバチの分蜂
がやって来た。  
5月21日 キンリョウヘンの花を使って、日本ミツバチを誘引捕獲する為に
準備した巣箱に、見事に捕獲出来た。  数千匹の分蜂大群である。  
もう既に出入りが活発になっていて、自分達の巣であることをしっかり認識
している様だ
。  これで3年連続の捕獲成功と言う事になります。  
昨年は大変希少な百花蜜が、3.8ℓ採取出来ました。  今年も楽しみで
す。  
今年は、巣箱のタイプを重箱式に変えた。  この方法が趣味で日本ミツバ
チを飼うには、最良の方法であろうと思っている。  
前にも書きましたが、大自然の何処から来たのか? 分からない所にロマ
ンを感じます。  

 こちらはキンリョウヘンの花に訪花した日本ミツバチです。  この瞬間に
日本ミツバチは蜜を貰い、キンリョウヘンは日本ミツバチの背中に黄色い
花粉塊をくっ付けて、他の花に運んで貰い受粉するのです。  したがって
キンリョウヘンは、日本ミツバチを引き付けるフェロモンの様な物質で、呼
び寄せ、花の受粉の手助けをして貰うと言う事になるのです。  
尚、この日本ミツバチは偵察蜂で、やがて巣箱の入り口を見つけて中に入
り、内部が気に入れば、少しずつ仲間に教え、最終的には何千匹と言う大
群を連れてくる事になるのです。  もちろんこの大群の中には一匹の女王
蜂と雄蜂多数が含まれています。  働き蜂は全て雌蜂で産卵はしませ
ん。  
不思議な事に、キンリョウヘンの花に引き寄せられるのは、日本ミツバチだ
けで、西洋ミツバチはまったくこの花に興味は無い様です。  
キンリョウヘン系統のランの場合は、花が咲くと、日本ミツバチを呼び寄せ
る目的が無くても、分蜂群が集まってしまう事があるので、注意が必要で
す。  
分蜂群の誘引捕獲に成功したのは、一昨年は5月20日、昨年が5月9日、
今年は5月21日でした。  
これからまた、日本ミツバチの生態観察が楽しみです。  

           



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