ば○こう○ちの納得いかないコーナー

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距離が31cm延びる

2021年06月01日 | スポーツ関連

AERA(5月24日号)に、「米国野球の常識を覆すルール変更 日本も無関係では無い」という記事が載っていた。MLBと提携するアメリカ独立リーグアトランティック・リーグ」が今シーズン(5月27日~10月10日)、2つの新ルールを導入したのだとか。

1つ目は先発投手降板時、指名打者(DH)を解除する『ダブルフックDH制』の導入。」で、「先発投手が交代した所でDH制が自動的に解除され、DHの打順に投手が入る。」という物。例えば「先発投手が初回から打ち込まれて交代した場合、指名打者でスタメン出場した選手は、“1打席も立たず”に交代する可能性が在る。」訳で、「先発投手に出来るだけ長いイニングを投げさせる事で、試合時間を短縮させる。」という目論見が在るのだとか。「救援投手を使えば使う程、試合時間が間延びする。」のを不満に感じる野球ファンが少なく無いからだ。「DHが無い状況での選手交代等、采配による両球団の駆け引きも楽しめる。」という利点も在り、開幕戦から導入された。どういう状況になるかは様子見だが、「面白いルール変更。」だとは思う。

そして、2つ目は「投手板から本塁への距離を、1893年から統一されて来た『18.44』から『18.75m』へと、『31cm』延ばす。」という物で、シーズン後半戦から導入すると言う。128年振りの変更となる。

MLBの選手は1893年と比較すると、食生活の改善やトレーニングの進化等で肉体の大型化が進み、球速160kmを超える投手が急増。こうした理由も一因となって、15年連続で三振率が増加している。MLBでは「ホームランか、又は三振か。」という大味な野球が進んでいる事から、其れを不満に思う野球ファンが増えており、バッテリー間の距離を延長する事で、打者のバットに当たる確率を上げ、試合をスリリングにする。」事が目的とか。

31cm距離を延ばす事で、打者が圧倒的に有利になるのは間違い無いだろう。直球体感速度が変わり、変化球も見極め易くなる。ボールがホーム・ベースに到達した時の速度が遅くなれば、打球の初速も遅くなるのでホームラン数は減るかも知れないが、投手は三振を取る事が難しくなる。三振を取るパワー・ピッチャーは不利になるし、打たせて取る技巧派投手も、31cm距離が延びる事で、打者が変化球に対応し易くなる。といった意見を、日本の元投手と現役選手が書いている。確かに、投手が不利になるルール変更だろう。

アトランティック・リーグは、MLBで新ルールが導入される前の“実験が行われる舞台”として知られており、NPBもMLBの影響を受け、2018年から「申告敬遠」を導入し、「ワンポイントリリーフの禁止」も検討しているそうだ。MLB、延いてはNPBで「バッテリー間の距離を31cm延ばす。」という事になれば、良くも悪くも「野球が大きく変わる。」のは間違い無い。個人的には「反対。」だが。


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