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「ゆるキャン△」に登場しない大井川鐡道を巡る その52 夜の千頭駅から家山駅へ

2024年06月28日 | ゆるキャン△

 千頭駅前に戻ったのは17時11分でした。日は落ちて夜の闇が空をも覆いつつありました。駅前のバス停に着いて程なく、17時15分発の家山駅行きの連絡バスがやってきましたので、乗り込みました。

 

 バスに乗り込んだ直後、上図の写真を撮り、あとはウトウトと寝ていたと思います。記憶がありませんので・・・。

 

 大きな揺れで目が覚めました。バスが家山駅前の広場でターンしてバックした際の揺れでした。直後にドアが開いて、ぞろぞろと降りる同乗客の列の後に続いて下車しました。時計を見ると18時4分でした。

 

 千頭駅から乗ってきたバスです。既に行先表示が千頭駅に変わっていました。18時15分に千頭駅へ向かって発車する予定でした。

 

 家山駅の駅舎内に入りました。列車の時刻は18時25分なので、20分ほどの待機時間がありました。それで駅舎の内部を見たりしました。

 

 窓口の横の壁の上方に掛けてあった、C11-227号機のイラスト。昭和五十一年(1976)に大井川鐵道で動態保存を開始した蒸気機関車です。同時に、日本における鉄道省および国鉄の製造車による初の定期的な営業用動態保存運行を行った蒸気機関車でもあり、大井川鐡道のシンボルとも言える存在です。

 

 駅舎の建物は、昭和四年(1929)12月1日に開業して以来のそれです。戦前の典型的な田舎の駅舎の姿をとどめており、何度か映画やドラマのロケ地になっています。映画は「男はつらいよ」や「鉄道員」、ドラマは「学校の怪談2」などが挙げられます。

 

 いまは千頭駅にてトーマスファミリーのジェームズに扮しているC56-44号機のナンバープレートです。真新しく見えるのでレプリカかな、と思いました。

 

 夜の家山駅の景色を撮りに、ホームへと向かいました。この駅の夜の景色もなかなか良い風情がありました。こういうのもNゲージのジオラマで再現出来たら面白いだろうな、と思いました。

 

 側線に駐機されていたホキ800形貨車。車体が黒く塗られているので、夜中に見ると輪郭もおぼろげで、ホームの電灯に淡く照らされた範囲だけが白っぽく浮き上がって見えました。

 

 ホームから駅舎をみたとこです。昭和の鄙びた町の駅の夜、という表現そのままの雰囲気でした。こういう景色を見るとシャイでナーバスでロゥンサムな気分になってしまうのは私だけでしょうか。

 

 18時25分発の列車に乗って家山を出発しました。終点の金谷駅には19時1分に着き、JR線に乗り換えて19時20分に発ち、19時34分に掛川駅に着いて新幹線に乗り換えました。京都駅に帰り着いたのは21時15分でした。

 これで、大井川鐡道の全ての範囲にて、見るべきものを見て、把握すべき事柄はみんな把握した、と思います。資料やネット上の記載からは得られない、現地に行かないと見えてこない情報が沢山ありました。
 例えば、大井川鐡道の車輌のなかには、廃車になって書類上は消滅しているにもかかわらず、いまも側線などに留め置かれている車輛が幾つかあったりしました。それらの確認と見学は、Nゲージジオラマ作成に向けての見学取材も兼ねましたから、記録メモは70ページ余り、写真画像は約4500枚にものぼりました。特に井川線は細かく観察していたので、色々な学びや発見があって面白かったです。

 ゆるキャンに登場して聖地が数多く生まれた大井川鐡道エリアですが、昔から行楽地として親しまれてきただけあって、普通に観光に行っても充分に楽しめるところだと思います。今後も機会があれば遊びに行きたいです。

  以上、「ゆるキャン△」に登場しない大井川鐡道を巡る旅のレポートを終わります。  (了)

 


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